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2007/04/30

4月の歌舞伎座。

20070421_a_
20日に行ってきました。簡単に感想なぞ。

4月の歌舞伎座は二代目中村錦之助襲名公演です。
夜の部の演目は以下の通り。

・実盛物語
・口上
・角力場
・魚屋宗五郎

「実盛物語」は、仁左衛門の実盛がとてもよくて、まさしく眼福。孫の千之助との共演もあって、他の時とは少し違う、みていて心に迫るものがありました。
千之助は、葵御前をかくまっている庄屋の孫、太郎吉の役。見せ場が多く、しっかり足をふんばって見得を切るところなぞ、おじいさま直々の指導があったんだろうと、あれこれ想像してしまいました。太郎吉は今は庄屋の孫ですが、実は実盛と共に葵御前を詮議にきた瀬尾十郎兼氏の孫。それを知った瀬尾は、その幼い子供に手柄を立てさせるため、自分の首をゴリゴリ切り落とさせます。それが、まぁリアルで、今の時代だったら(子供にこんな事をやらせるなんて!と)どこぞから文句が出てきそうな。こういうダイナミックな表現も歌舞伎の面白いところだと思います。
実盛は最後、お馬に乗ってパカパカ花道を駆け抜けていきます(本当に駆け抜ける)。その姿が清々しく、やっぱ仁左衛門はいいなーと惚れなおしてしまいました。馬役の人も上手でした。感心しました。

「角力場」は二代目錦之助が、放駒長吉と山崎屋与五郎の二役。長吉は元米屋の丁稚で素人角力上がり。その気質が抜けないながらも、当代随一の関取・濡髪に勝ったと虚栄をはるところの雰囲気があってとてもよかった。対する濡髪役は、二代目錦之助の父親代わりという富十郎。貫禄あります。富十郎の後見には、幼い息子が務めていたようです。

「魚屋宗五郎」では、勘三郎、勘太郎、七之助の親子共演でした。こういう世話物って、落語と同じで、演じ方によって、いろいろ変わってくるんだろうなぁと思いました。いい、悪いっていうのはわからないけれど、勘三郎が出てくると、フッと場の空気が止まるような気がしました。お酒を呑んでだんだん人が変わってくるところが面白かったです。

・・・てなわけで、5月は團菊祭。行くぞー。

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コメント

あやこさんこんにちは~!

私も行きました!!襲名披露公演は華やかで独特の雰囲気があって、いいですね。
勘三郎も久々に見られて嬉しかったし(好きなので)。
おっしゃるように、世話物は演じる方によって雰囲気が変わりますね。以前幸四郎で宗五郎を見た時とはまたちょっと違う雰囲気でした(善し悪しは好みもあると思いますので私も言及致しませぬ)。

団菊祭、楽しみですねぇぇ。
そういえば「オペラ座の団十郎」、NHKBSかな?放送がありましたね。ノーカットで「劇場への招待」かなんかでもやるみたいです。よろしければチェキしてみて下さい。
5月は相撲に歌舞伎と色々お誘いしましてすみません(笑)。
忙しくなっちゃいますけど(私もデス・・・)頑張りましょぉ。
(連休明けにチケットお送りしますのでよろしくです。)

投稿: hikaru | 2007/05/01 13:42

hikaruさん、どーも!
NHKで放送された「オペラ座の団十郎」見ましたよー。花道のないオペラ座で、どういう風に六方を踏むか、団十郎、海老蔵それぞれが意見をたたかわすところなど、舞台裏がかいま見られて面白かったです。「勧進帳」のノーカット版、4日に放送されるみたいですね。忘れずに録画しないと。

4月の歌舞伎座は何と言っても仁左衛門の実盛でした。よかったなぁ。二代目錦之助丈の角力場もよかったですね。

>>5月は相撲に歌舞伎と色々お誘いしましてすみません(笑)。

いえいえ、こちらこそ。楽しみにしています!

投稿: あやこ | 2007/05/02 01:40

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