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2007/03/11

『大番』全シリーズを見てしまった・・・

雨の音で目が覚めました。昼前には雨も上がって日が射してきたけれど、夕方になるとグッと冷え込んで・・・と目まぐるしいお天気。夕方からいつも行く床屋で顔剃り&マッサージをしてもらってすっきりしました。

金曜日の夜から夫が体の調子が悪いというので、この週末はおうちで休息日。昨日はスカパーで加東大介主演の『大番』(1957年・東宝)シリーズ全4作を一挙放送していて、何とはなしに見始めたら止まらなくなってしまい、結局夫婦で全作見てしまいました。

『大番』は週刊朝日に連載された獅子文六の同名の小説の映画化。連載と同時進行だったそーです。昭和2年、宇和島から上京してきた赤羽丑之助(加東大介)が、たまたま兜町の小さな株屋の小僧になったのをきっかけに、相場師として成功していくおはなし。酒好き女好き大食いで愛嬌があって、みんなにギューちゃんと呼ばれ親しまれながらも、時には相場で大失敗して夜逃げすることも一度ではなく、もう株はやらないと闇屋になることも。紆余曲折を経て、最後は兜町に戻っていきます。ギューちゃんをしっかり支える、おまき(淡島千景)がいいんだなー。最後まで飽きずにしっかりと見せてしまうのは、加東大介&淡島千景の安心して見ていられる腰のすわった演技と、適当に緊張感のある脚本と構成の力でしょうか。おもしろかったー。

ギューちゃんのモデルは佐藤和三郎。ここ。映画では、昔の株屋さんの様子なども出てきて興味深かったです。
獅子文六の小説もかなり面白いようで、機会があったら読んでみたいなぁ。私が高校生くらいの時はまだ獅子文六の本を文庫本などで読む事ができましたが、今では忘れられた作家の一人かもしれません。でも一昔前の映画を見ていると、獅子文六原作の映画って結構あるのです。それだけ、話しとして面白いって事なんでしょう。

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コメント

はじめまして。
私もチャンネルNECOのシリーズを録画していまして、
昨日で完結編まで見終わりました。
おまき(淡島千景)がホントにいいですねー。

あと、昭和初期からの日本の社会や文化など現代史の
リアルな資料として見るのも楽しかったです。

獅子文六原作の映画というと、「自由学校」もなかなか
面白いと思います。

あっ、そういえば「てんやわんや」も録画してたことを今、
思い出しました。( ^ ^ )ゞ

早速また見てみたいと思いました。

投稿: nono1 | 2007/03/24 05:05

nono1さま、はじめまして。
『大番』は加東大介の代表作ときいていましたが、今回通して見て納得。最後まで飽きずにワクワクしながら見てしまうものね。
あと、インサイダー取引に架空名義と「おいおい・・・」と思わずTV画面に向かってつっこみを入れてしまう事も(^^)。

来月からチャンネルNECOで鈴木英夫の特集が始まります。鈴木英夫の映画はあまり見た事がないので、楽しみにしていまーす。

投稿: あやこ | 2007/03/26 02:09

情報ありがとうございます。

鈴木英夫の特集
おもしろそうですね♪

投稿: nono1 | 2007/03/26 20:32

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