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2007/03/31

お花見@東博

お花見@東博
上野の東京国立博物館にきています。桜は今日がまさに満開。特別開放中の庭園の桜もとてもきれいです。いいきぶん。

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最近のできごと。

今週もお仕事が忙しくて、アッと言う間に一週間が過ぎてしまいました。気が付けば3月もおしまいです。うわー。おうちに帰ったらヘロヘロで、ごはんを食べたらばたんきゅ。こんな事でいいのかなーと思わず遠い目をしてしまいます。

注文していたスプリングコートができあがってきました。丈など自分好みで作ってもらえるのでいいです。いろいろ探して歩き回るのが面倒くさくなってきたのだ。値段も既製品と大してかわらないし。
今度は冬のコートを誂える事にしました。ぶふふ。

美容院で女性週刊誌を見ていたら、最近話題のCMの裏話云々という記事が出ていました。読みながら、取り上げられているCMのほとんどを知らない事にちとびっくり。地上波、見てないもんなー。出勤前に時計変わりにつけているぐらいです。最近話題のCMは知らないけれど、機械を装着してお肉をブルブルさせるダイエット器具とか、コエンザイムやらセサミンやらの健康食品にはやたら詳しくなってしまいました(笑)。

植木等さんが亡くなりました。テレビ東京で追悼番組として映画を放送していました。チラッと見たんだけれど、テレビ画面に合わせてシネスコの両脇を切っているから、バランスが悪くて気持ち悪い。ちょうど帰宅した夫に話しをしたら「昔はみんなそうしていたんだよ」と。そう言えば子供の頃、シネスコを切らずに無理矢理テレビ画面に押し込めたので、上下に伸びきった画面の映画を見た記憶があります。これも気持ち悪かった。

図書館で山本周五郎の短編集を少しずつ借りて読み始めました。今まで何となく手を出すのをためらっていたのです。教科書的なにおいがして。でも、読むととても面白いです。どんな話しにも大なり小なり盛り上がりがあって、それが心地よい読後感につながっているのかも。それに映像的。山本周五郎の話が映画やTVドラマに取り上げられる理由がわかりました。はめ込みやすいんだと思います。

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2007/03/29

今日もお花見。

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今日は同僚を誘ってお昼ごはんはまた日比谷公園。昨日、今日の陽気で一気に桜が咲いて満開一歩手前。広場はもうすごい人出で、12時をまわるとお弁当を手にした人がどんどんやってきます。ビニールシートやゴザはもちろんコピー用紙の箱をばらして下に敷いている人たちがいるのも場所柄というのでしょうか。一人分にはちょうどいい大きさなんだよね。
私たちはうまいぐあいにきれいに咲いている桜の下に陣取る事ができました。日ざしが強くて暖かいというよりは暑いです。
お弁当を食べ終わったあとは、みんなで公園内を少しお散歩。ちらほら若葉が芽吹いていて、たんぽぽも咲いていて、一ヶ月ぐらい季節が早くきている感じ。池にはオタマジャクシがいっぱいいました。いっぱいどころが、水面が真っ黒になるくらい。オタマジャクシを見たのは何年ぶりでしょう。いやいや、それより都心にオタマジャクシというのが少し意外でした。・・・ということは、カエルもいるってことだよね。梅雨時になればゲコゲコ鳴き声が聞こえるのかなぁ。このオタマジャクシが全部カエルになって、いっせいに鳴き出したらどんでもない事になると思いますが。

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2007/03/28

本日のお昼ごはん@日比谷公園

本日のお昼ごはん@日比谷公園
今日は暑いくらいの陽気です。おにぎりを買って日比谷公園に行きました。桜も一気に咲いた感じ。とてもきれいです。広場の一角で薬害エイズの被害者の方々が座り込みをしていました。テレビカメラが回っていたので、大口あけておにぎりを食べている私の姿が写っているかも。

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2007/03/27

ヤセの断崖といえば「ゼロの焦点」

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日曜日に能登半島の地震がおきたときは夫とTVを見ていて、突然、津波注意報の臨時ニュースがでたから「また地震かなぁ。大きいのかなぁ」と話していたところにフラフラと家が揺れました。船に乗っているような感じ。新潟の地震の時も同じような揺れ方でした。そのあとすぐに能登半島で大地震のニュースがでました。

TVニュースで被害にあった町や避難所の様子を見ていると、驚くほど高齢者ばかり。これが、これからの日本の姿なのかと思うと、いろいろ考えさせられました。例えば、自宅で介護している寝たきりの家族がいた場合はどうなるんだろうとか。まさか介護ベットを避難所に持ち込むわけにはいかないだろうし、病院だってすぐに対応してくれるかわからない。おしめを変えるのだって大勢の中じゃ難しい(大人のうんちは臭いのだ)。

能登半島は観光も重要な産業の一つだと思いますが、輪島塗の工房が被害を受けたり、温泉旅館の設備が壊れたり、交通が遮断されたりと、せっかく能登空港も出来て「これから」って意気込んでいたところだろうに、打撃はどれほどでしょう。

能登金剛のヤセの断崖も崩れてしまったそうです。
ヤセの断崖と言えば松本清張の「ゼロの焦点」。犯人が犯行を告白する重要な場所です。犯人が最後に危ない所に行くというのは、この小説から始まったのではないでしょうか。

新婚早々、夫が突然失踪してしまう・・・という謎から始まるこのドラマは、映画にもTVドラマにもなっていますが、やっぱり野村芳太郎監督の映画が一番面白いです(1961年・松竹 脚本:橋本忍 カメラ:川又昂)。冬の北陸のきびしい自然と生活の描写がすばらしく、特に妻(久我美子)が犯人を追いつめていく、ヤセの断崖でのクライマックスシーンは、一歩踏み出せば奈落の底という恐ろしい風景と犯人の心情が重なって、息詰まる名場面でした。川又昂のカメラがいいんだなー。
ヤセの断崖はもう映像の中でしか見られないのですね。

写真は、数年前に行ったヤセの断崖。

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2007/03/25

SL奥利根号に乗りました。

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・・・てなわけで、昨日は友人達と「EL&SL奥利根号」に乗りました。子供達もふくめて総勢10名とにぎやかな旅になりました。これは上野から水上までの臨時列車で、毎年何回か走っています。上野から高崎までは電気機関車が牽引して、高崎から水上までがSL。こちらは客車にのりながらのんびり汽車旅ってわけです。いやはや、本当にのんびり。朝の8時に上野を出発した列車が水上に着くのは12時過ぎです。おまけに高崎線って車窓の風景に変化がなくてつまらないんだよね(^^)。それでも今や貴重になってしまった客車の旅は懐かしく、また趣のあるものでもあります。特に停車した時の静けさ、車内がシンと物音ひとつしなくなる一瞬は何物にも代え難いです。
SLは乗ってしまえば他の列車と変わらない・・・といえばそうなんですが、時々聞こえてくる汽笛は旅情をかきたてるし、ピストンの動きに合わせて体が軽く前後する独特の乗り心地はSLならでは。また、山間部に入ると、汽笛がこだまするのです。これに黄昏時などが加わると、そりゃぁもうゾクゾクします。
駅での停車時間を利用して子供達には運転席から顔を出しての記念撮影タイムも設けられました。もちろん友人の子供達も参加しました。中にはSLの大きさに驚いたのか泣き叫ぶ子供も多数。どちらかというと、子供をダシに大人が楽しんでいるって感じですね(笑)。春休みのいい思い出になったかな。

水上からも上りの「EL&SL奥利根号」に乗車します。3時間ほど時間があるので、湯桧曽にある「湯の陣」なる温泉旅館に行きました。ここ。友人が予約してくれたのです。水上からは少し離れていますが、人数が多いので送迎バスを出してくれました。温泉と座敷での昼食がついて3500円。想像していた以上に(失礼!)いいお湯で、旅館の雰囲気もよく、お料理も季節のものを中心にボリュームもあってとてもおいしく、大満足でした。特にお子さまランチが、ミートソースがかかったオムライスに巨大海老フライ、汁物、ケーキと、私たちの普段の昼食より豪華。大人の視線が集まります(笑)。

上野に着いたのは19時19分でした。久々に「列車に乗った」気がするなー。楽しかったです。
ここんとこ夫婦そろって、仕事が忙しくて(今日も二人ともお仕事でした・泣)ヘロヘロ。たまにはこうして汽車旅らしい旅を楽しんで、エネルギーを補給せねばなりませぬ。

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2007/03/24

パンの缶づめ

パンの缶づめ
上野駅で見つけたパンの缶づめ。スイカペンギンの缶バッチ付き。かわいいです。

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水上にて。

水上にて。
温泉に入ってお昼ごはんを食べたあと、再び水上駅へ。給水のためお休み中の、SL奥利根号です。これから高崎に向かって出発です。

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これは何でせう。

これは何でせう。
汽笛を聞きながら、車内で一杯やってます。シアワセ〜
子供より大人が喜んでいます。

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2007/03/23

今夜は新橋。

今夜は新橋。
出張で上京した友人を囲んで新橋で一杯。久しぶりに蛇の新にいきました。普通の居酒屋メニューだけど、どれもおいしいし、〆のお寿司もいいのだ。鉄火巻が好き。新橋プライスなのもうれしい。気のおけない仲間との時間はあっという間に過ぎていきます。

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2007/03/22

最近我が家で流行るもの♪

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←ひこにゃん。
彦根上築城400年祭(ここ)なるイベントのイメージキャラクターです。イラストもですが、何と言っても着ぐるみのひこにゃんが、愛らしいのです。YouTubeで動くひこにゃんを見ながら「かわいー」と盛り上がる夫婦(笑)。彦根上築城400年祭はつい先日始まったばかりで、ひこにゃんは期間中、彦根城にいて愛想を振りまくそうです。「よしっ。彦根に行ってひこにゃんに会おう!」という事になってしまいました。キャラクターグッズもいっぱい出てるし。

彦根城は維新後、壊されなかったので、天守は昔のまま。城郭もきれいに残っています。時代劇のロケといえば彦根城。数年前に行った時も感心しましたが、今回はもっと感心できると思います・・・てなわけで、急に彦根行きたい度がアップしてしまいました。行きたい行きたい。暑くなる前に行きたいなー。

ひこにゃんの活躍ぶりはブログで見られます。ここ。新技「正座」がかわいー。でも一人で立ち上がれない(笑)。

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2007/03/21

今日のあれこれ。

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今日は夫婦そろってお仕事。夕方に同じく休日出勤しているというN氏からメールがあって一緒に晩ご飯を食べる事にしました。先日、満席で入れなかった亀戸の『久、(きゅうてん)』へ。ここ。〆の冷や汁を食べたかったのだ。ぶっかけ飯の好きなわたし。

東京は、昨日桜の開花宣言がなされましたが、霞が関近辺ではすでに桜がちらほら。外務省角、汐見坂沿いの桜並木は結構咲き始めています。一本だけ気の早い桜があって、道行く人の目を楽しませていました。

霞が関といえば、地下鉄サリン事件から12年になるのですね。後遺症に悩まされている人、苦しんでいる人が大勢いらっしゃる事に心が痛みます。その日、私はサリンをぶちまけられた電車の少し後の電車に乗っていました。薬物事故がおきたという案内で、霞が関駅を通過したんだよねー。誰もいないホームに立っている駅員さんがいました。今なら考えられない処置だけれど、まさか満員電車であんな事をするヤツがいるとは。私たちの生活は社会に対するお互いの信頼のうえに成り立っているわけで、それを脅かすテロは本当に許せない。上祐がオウムを脱退したとかいうニュースがあったけれど、脱退してまた何かの団体を作るっていうのが私には解せないのです。なんでそう群れる?

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霞ヶ関の桜咲く

霞ヶ関の桜咲く
今日も仕事です。会社に行く途中ではや咲いている桜を発見!外務省角の桜です。ちらほらどころか満開手前。他にも咲き始めている桜がありました。日比谷公園の桜はもうすぐ咲きそうです。

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2007/03/19

船越英二、亡くなる。

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予想はしていたといえ、今日は忙しかったー。どしどし積み上がっていくファイルの山を背にお仕事。疲れました・・・。

夕方、ひと休みしながらwebのニュースを見てみたら、なんと船越英二さんが亡くなったと。
芸能界を引退されてしばらくたつし、もうお歳だから、仕方がないといえばそうなんだろうけれど、好きな俳優が亡くなるというのは本当に残念です。
大映映画に出ている船越英二は、TVでの「ひとのいいおじさん(じいさん)」という雰囲気とは一味も二味も違って、個性的という言葉には収まらない役者さんです。じっと誰かを見つめるときの舐めるような視線がゾクッとします。でも、ねっちっこいんだけど、どこか乾いていて、いつも体のまわりにひょうひょうと風が吹いているような感じ。

今まで見た映画の中では『満員電車』の主人公・川口浩の隣に住む同僚役(小指を立ててお茶を飲むシーンが好き)、『花実のない森』の自分の妻をストーカーする夫役(これは怖かった!)が印象的です。他にも『黒い十人の女』『黒の試走車』『しとやかな獣』などなど。
高松英郎も亡くなったし、さみしいです。川崎敬三はご存命だよね?(大映時代の川崎敬三もいいのだ。大好き)

てなわけで写真は『黒の試走車』。

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2007/03/18

3月の歌舞伎座

・・・は通し狂言『義経千本桜』です。劇評がいいので、仕事が一段落したのを機に行ってきました・・・というか、たぶん大丈夫と思っていた16日が意外や忙しくなってしまい、かといって「歌舞伎座に行くから早退する」とは言えなくて、むにゃむにゃ言いながら急ぎの仕事だけ片づけて会社を出てきてしまいました(笑)。月曜日がコワイ。

今回は同じ一等席でも二階席の一番前を指定しました。どういう感じなのか一度見てみたかったので。一階の妙な場所よりは見やすくていいのかも。花道は途中からしか見えませんが、舞台は隅々まで見渡せるし。でも迫力は一階席ですかねー。
歌舞伎座は数千円の差でも一等で見た方がいいんだなーと思います。見慣れた方はともかくビギナーはいい席で見て歌舞伎のよさを実感しないと。

夜の部の演目は『木の実』『小金吾討死』『すし屋』『川連法眼館』『奥庭』でした。義経千本桜といっても、義経が主役ってわけではなく、義経の逃避行にかかわる人たちのサイドストーリーを集めたものって感じです。

『木の実』から『すし屋』が一つのおはなしで、ならず者の「いがみの権太(仁左衛門)」が、勘当された実家のすし屋に三位中将維盛がかくまわれているのを知って、自分の妻子を維盛の妻子として、追っ手の梶原平三景時に差し出すというのが大まかな筋ですが、その前後に様々なエピソードが散りばめられていて、最後にぐっと一つにまとまるってところがよかったです。
仁左衛門の権太は上方風の演じ方だそう。調子がよくて嫌なヤツではあるんだけれど、どこかに愛嬌があって憎めない、最後は父親に斬られてしまうのですが、そこがもう泣かせるのです。根っからの悪人ではない権太。よかったなー。『小金吾討死』での、縄を使った捕り物場面も面白かったです。よくこんがらがらないもんだ。絵画的な美しさを感じました。

『川連法眼館』は、静御前をかくまった佐藤忠信が実は狐で、それはなぜかというと、静御前が持っている鼓が狐の両親の皮を張ったもので、親恋しさに、いつもその鼓の近くにいたいがために忠信の化けていた・・・というおはなし。狐を菊五郎が演じます。
忠信狐が観念して事情をうち明ける場面が見どころ。今回は五世菊五郎が完成させた音羽屋型の演出だそう。早変わりなどケレン味がある中に狐の悲しさ、切なさが胸をうって、ジーンときました。

歌舞伎というのは、タイミングの演技なんだなーと思いました。息のつぎかたというのか。それと姿の美しさ。こんなの見始めたらお金と時間がいくらあっても足りないぞー。(といいつつ、次は何を見に行こうかと考えているわたし)

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2007/03/16

これから歌舞伎座。

これから歌舞伎座。
今日はこれから歌舞伎座です。義経千本桜の夜の部です。一人で来ました。こうして芝居にもはまっていくのでありましょうか。あ〜楽しみ。

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2007/03/15

『たそがれ酒場』@内田吐夢

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スカパーで『たそがれ酒場』(1955年・新東宝)を見ました。私の知らないいい映画が、まだまだいっぱいあるんだなーとちょっと感動。内田吐夢監督の戦後復帰第二作目です。

渋谷か新宿か新橋か、東京のとある盛り場にある100人くらいは入れそうな酒場。この酒場の開店から閉店までの半日がこの映画の舞台です。芯になるストーリーは、専属ピアニスト江藤さん(小野比呂志)と、彼について声楽の勉強をしている専属歌手のケンちゃんにまつわるおはなし。それに酒場にやってきたお客や店員の短いエピソードがからんでいきます。

競馬好きの常連(加東大介)は偶然にも、今はさえない不動産ブローカーをしている元上官(東野英治郎)と出会い、酒を酌み交わします。ただ酒にありつこうと、店内をうろうろしてまわる男(多々良純)、恩師の壮行会らしい学生グループ、サルトル論を交わす男女のグループ、旦那とお妾さん、店員のユキちゃん(野添ひとみ)を取り合っている愚連隊のボス(丹波哲郎)とユキちゃんの恋人(宇津井健)。店の呼び物ストリップのダンサー(津島恵子)が、何かしら事情のあったらしい男性に刺されるという事件もおきます。エピソードの一つ一つは、この酒場だけの話しなので、深く語られることはありません。会計をすませて店を出ていけばそれでその人たちはこの世にいなかったように消えていきます。

その中で最初から最後までいるのが常連の「先生」(小杉勇)。先生はカウンターの端に座ってお酒を飲みながら、この酒場に来ては去っていく人たちをただ一人見つめています。先生の視線は観客の視線でもあります。

映画のもつ雰囲気が洒落ていて、まるで戦前のフランス映画をみているような感じ。酒場のセットが実によくできているし、その狭い空間を上下左右に流れるように動くカメラもすばらしい。そして何より次から次へとやってきては消えていくお客、店員の雰囲気がいいのです。学生、工員、サラリーマン、傷痍軍人、家族連れ、新聞記者。一人一人の背中に生活を感じるのですよ。内田吐夢の演出が細部にまで気を配っているのがよくわかります。俳優ではない素人も何人かいるんじゃないかな。場面の切り替えにケンちゃんの歌(本物の声楽家らしいです)が効果的に使われているのもよかった。放っておくと、とりとめがなくなってしまいそうなお話しを、最後までだれることなくまとめた脚本も見事。

江藤さんの足下で常にじゃれている子犬がいいんだなー。映画の前半で店内を駆け抜けていくだけの「追われる男」が天知茂というおまけ付き。

戦後10年たっても、戦争で受けた傷を背負って生きている人たち。そしてそんな事はまるでなかったように新しい時代に顔を向けている若者たち。チャンスを得て酒場を出ていくケンちゃん。恋人と別れて国へ帰るというユキちゃん。そしてこの酒場に残るしかない江藤さんと先生。
ユキちゃんの背中を抱きながら酒場を出ていく先生の背中にかぶさるようなケンちゃんの歌声が心にしみるラストシーンでありました。本当にいい映画であります。ハイ。

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本日のお昼ごはん。

本日のお昼ごはん。
焼きサバと中落ちの定食。小鉢(茄子の煮びたし)追加、ごはん少なめ。950円。正しいビジネス街のお昼ごはん。

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2007/03/14

ここはどこでせう。

ここはどこでせう。
久しぶりにビールを飲みにきました。やっぱりここのビールは最高ざます。メンチカツもおいしいよん。

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『大空港』←映画

昨日の胴体着陸を見ていたら(素人の私が見てもきれいな着陸でした。飛行機を上から映した映像を見ると、滑走路の真ん中に引かれた線の上に機首が乗ってるんだもん。少しもブレなかったということですね)、『大空港』なる映画を思い出しました。(1970年・ユニバーサル)

毎日のように午後9時からは、どこかのチャンネルで映画(洋画)を放送していたころ、1年に一回くらいはオンエアされた映画です。
飛行中のボーイング707の機内で爆発事故がおこり、緊急着陸する事になった空港は大雪で天候最悪のうえに、脱輪したジャンボ機が滑走路をふさいでいて・・・さぁどうなる!
・・・というおはなし。
この飛行機の乗務員、乗客、そして空港関係者それぞれに、様々な事情とドラマがあって、飛行機事故に人間ドラマをからませた、ハリウッドらしい娯楽映画です。おもしろいよー。
出演者も、バート・ランカスター、ディーン・マーティン、ジーン・セバーグに、なんといってもいいのが、空港の整備員のジョージ・ケネディと、無賃乗車(飛行機でもそういうのか?)の常習者役、ヘレン・ヘイズです。

あー。思い出していたら急に見たくなってきた~。

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2007/03/13

つれづれ日記。

ここ数日、また急に寒くなってきて、日本海側では大荒れとか。20年ほど前、お彼岸のお休みを利用して、大阪から友人と東京へ遊びにきたところ、東京では何十年ぶりかの大雪で交通網はマヒ。大阪に帰るのに一苦労した事を思い出しました。
夜、帰る頃は風が冷たいので、冬のコートの出番はまだ続きそうです。あぁ、春物の服を買いにいきたい。

そろそろGWの予定もたてないと。夫婦そろって平日に休むのが難しいので、GWは貴重なお休みなのだ。
いつも行く温泉旅館は、年々宿泊費を上げていて、今年はなんとGW料金で一泊2万円!ひぇぇ!!てなわけで、今年は新規開拓といきましょう。
遠出するのも面倒なので、比較的近場の温泉でぐうたらします。

歌舞伎座の3月公演も結構好評のようで、先月見に行って様子もわかったし、チケットもまだ残っているようなので、見に行こうかと思案中。

高知空港では全日空機が胴体着陸したとか。こういうニュースをみると、私たちは一度飛行機に乗ってしまえば、パイロットに命を預けているのだなーと実感いたします。パイロットえらい。

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2007/03/11

『大番』全シリーズを見てしまった・・・

雨の音で目が覚めました。昼前には雨も上がって日が射してきたけれど、夕方になるとグッと冷え込んで・・・と目まぐるしいお天気。夕方からいつも行く床屋で顔剃り&マッサージをしてもらってすっきりしました。

金曜日の夜から夫が体の調子が悪いというので、この週末はおうちで休息日。昨日はスカパーで加東大介主演の『大番』(1957年・東宝)シリーズ全4作を一挙放送していて、何とはなしに見始めたら止まらなくなってしまい、結局夫婦で全作見てしまいました。

『大番』は週刊朝日に連載された獅子文六の同名の小説の映画化。連載と同時進行だったそーです。昭和2年、宇和島から上京してきた赤羽丑之助(加東大介)が、たまたま兜町の小さな株屋の小僧になったのをきっかけに、相場師として成功していくおはなし。酒好き女好き大食いで愛嬌があって、みんなにギューちゃんと呼ばれ親しまれながらも、時には相場で大失敗して夜逃げすることも一度ではなく、もう株はやらないと闇屋になることも。紆余曲折を経て、最後は兜町に戻っていきます。ギューちゃんをしっかり支える、おまき(淡島千景)がいいんだなー。最後まで飽きずにしっかりと見せてしまうのは、加東大介&淡島千景の安心して見ていられる腰のすわった演技と、適当に緊張感のある脚本と構成の力でしょうか。おもしろかったー。

ギューちゃんのモデルは佐藤和三郎。ここ。映画では、昔の株屋さんの様子なども出てきて興味深かったです。
獅子文六の小説もかなり面白いようで、機会があったら読んでみたいなぁ。私が高校生くらいの時はまだ獅子文六の本を文庫本などで読む事ができましたが、今では忘れられた作家の一人かもしれません。でも一昔前の映画を見ていると、獅子文六原作の映画って結構あるのです。それだけ、話しとして面白いって事なんでしょう。

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2007/03/10

『狐の呉れた赤ん坊』@阪妻

フィルムセンターで『狐の呉れた赤ん坊』(1945年・大映)を見てきました。戦後、GHQのお達しでチャンバラや仇討ちものの時代劇映画が撮れなくなりました。そういう中で撮られた阪東妻三郎主演の人情時代劇。喧嘩のシーンはあってもチャンバラはございませぬ。

喧嘩と酒とサイコロを取ったら何も残らないという金谷宿の川越え人足「張り子の寅」(阪妻)が、街道筋に出るという狐退治に出かけたところで拾ってきてしまった赤ん坊。捨てることもできず、結局寅が育てる事になりました。最初は嫌がっていたのが、だんだんと情が湧いてきて、そのかわいがることといったら(子役は当時6歳の津川雅彦!)。ところが、その子供がさる藩のお殿さまのご落胤だということがわかって・・・

・・・と筋は単純。先が読めてしまうといったらそうなんだけれど、登場人物の一人一人が実に魅力的なのと演出のテンポのよさでぐいぐい引き込まれていきます。人情ものでもベタベタしていないところがよかったです。粘着質でないところといったらいいかな。全編ユーモアにあふれ(寅が何かあると相談に行く質屋にかかっている額の文句が『質々始終苦』)、実にいい映画でした。ラストシーンもよかった。観客の大部分が急に花粉症になってしまいました(泣)。

こういう映画を見たあとはいつも、人の心を打つっていうのはどういう事なのかな?と思います。最近「泣ける映画(はなし)」という言葉がもてはやされているようだけれど、最初から泣くのが目的なんていうのはつまらない。「泣く=感動」っていう図式も気にくわない。与えられたものでしか、自分の心を揺り動かせられないっていうのは、自分で自分が面白くないだろうなって思うんだけどなー。

阪妻もよかったです。ぶきっちょだけど愛情だけはたっぷりある父親の姿は『泥の河』の田村高廣に重なりました。

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2007/03/08

映画館の思い出なぞ。

池袋の新文芸坐は閉館した名画座、文芸坐が装いも新たに復活した映画館だそうな。文芸坐といえば東京の映画好きには馴染みの深い映画館だったとか。

大阪にも名画座はいくつかありました。有名なのは大毎地下だけど、私がよく行っていたのは三越劇場と、サンケイホールだったか毎日ホールだっかたか、肥後橋から地下道をずーっと歩いて行くホールで定期的にやっていた自主上映。両方とも「映画館」ではないけどね。
ミナミの道具屋筋にあったセントラル。ここは昔ながらの映画館の雰囲気がありました。『戎橋劇場』っていう名画座もありました。

封切館ではミナミの南街劇場、千日前にあった東宝系の映画館(そこで『マルサの女』を見ました)、キタの北野劇場、シネラマだったOS劇場などなど。『地獄の黙示録』を見たのはOS劇場ではなかったかな。

去年、本当に久しぶりにロードショウで映画館に行って(『犬神家の一族』)、映画館といってもシネコンでしたが、座席指定やら完全入れ替え制やらシステムが昔と全く違っているのにびっくらぎょうてん。10年以上映画館で映画を見ていなかったので浦島太郎状態です。私が知ってる映画館はですね、映画の途中でも出入り自由、入れ替えなんてなかったから続けて二回見るなんてしょっちゅうだったし、ラストシーンになると座席を求めてワーっと人が押し寄せてくるからエンドロールなんて見たことなかった。見るどころか、エンドロールの途中で灯りがついちゃうこともありました(笑)。映画なんて猥雑なものだったですよ。映画を見に行くなんていうと、母はいい顔しなかったし。

今は随分とお行儀がよくなったなーと思います。真剣に真面目に映画を見ているって感じ。いい悪いではなくね。でも、映画がもっと大衆の娯楽だった時代の映画館っていうのは、今の映画館とはまったく違うものだったんじゃないかな。

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2007/03/07

新文芸坐で市川雷蔵特集!

4月28日から5月18日まで、池袋の新文芸坐で市川雷蔵の映画がどーんと34本かかりますっ!ここ
新文芸坐のHPにはまだプログラムがアップされていないけれど、雷蔵ファンサイトの情報では以下の通り。

 4/28、29  ぼんち、炎上
 4/30、5/1  切られ与三郎、弁天小僧
 5/2、3    剣鬼、斬る
 5/4、5    破戒、剣
 5/6     大菩薩峠、大菩薩峠 竜神の巻
 5/7     大菩薩峠 完結篇、薄桜記
 5/8     江戸へ百七十里、影を斬る
 5/9     忍びの者、続・忍びの者
 5/10     おけさ唄えば、女と三悪人
 5/11     大殺陣 雄呂血、赤い手裏剣
 5/12     婦系図、歌行燈
 5/13     ある殺し屋、ある殺し屋の鍵
 5/14     陽気な殿様、桃太郎侍
 5/15     眠狂四郎勝負、眠狂四郎円月斬り
 5/16     中山七里、ひとり狼
 5/17     濡れ髪剣法、濡れ髪三度笠
 5/18     眠狂四郎炎情剣、眠狂四郎無頼剣

市川雷蔵って役者は、大映京都撮影所でひたすら映画に出続けた人なんですよねぇ・・・。今回上映される映画の監督は、伊藤大輔、市川崑、衣笠貞之助、三隅研次、森一生、田中徳三、池広一夫・・・。雷蔵映画の特集でありながら『大映京都祭り』の趣もあります。

三隅研次監督の映画を大画面で見られるのもうれしい。『剣鬼』『斬る』『勝負』『炎情剣』『無頼剣』はDVDを持っているし、TV画面で何度も見ている映画だけれど、これは大画面で見るように撮られた映画だなぁと毎回感じるのでありますよ。特に『斬る』のオープニング、藤村志保がアップで登場するシーンなどは絶対大画面で見ないと・・・と思い続けていたので、やっと見られると思うとうれしさ倍増。

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2007/03/06

これから読む本。

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私はやっぱり書店で本を選んで買うのが好き。どうしても見つからない時はネット書店で購入する事もあるけれど。背表紙みるのと、「どんな本かなー」と手に取るのが好きなんだ・・・と思います。思わぬ出会いも期待できるしね。「おや?」と思える本は、パッと見たとき何かを感じます。不思議だー。

・・・てなわけで最近買った本が戸板康二『團十郎切腹事件』(創元推理文庫)。戸板康二といえば演劇評論家。今まで一冊も読んだことはありません。私とは無縁の人かなーと思っていたのですが、なんと推理小説も書いていらしたのですね。中村雅楽なる老歌舞伎俳優が難事件を解決するって筋書きの雅楽探偵もので直木賞もとっているそうな。創元推理文庫では、この雅楽探偵ものを全5巻に完全収録、刊行が始まったところ・・・というのは案内の受け売り。第1巻の『團十郎切腹事件』が書店に平積みになっているのを見たとき、探偵小説のオーラをプンプンと感じてしまって、即座に購入してしまいました(この手の本は目にしたときに買わないと、後で後悔すること多し)。それもそのはず、戸板康二は江戸川乱歩にすすめられて推理小説を書きはじめ、その掲載誌が旧『宝石』っていうんだから。

縄田一男編、小学館文庫の時代小説アンソロジー第3巻は『武士道』。パラパラと掲載されている作品を見てみると、すでに読んだことのある小説がいくつかありました。だけど買ってしまいました。縄田一男編のアンソロジーって、ポイントを外さないというのか、読者の求めているものがよくわかっているので、安心して読めます。

宮本昌孝『夕立太平記』は図書館で借りてきました。今読んでいるところ。読んで爽快っていうのが今まで読んだ宮本昌孝の小説の印象で、これもそういう感じです。
そういえば、宮本昌孝の『夏雲あがれ』がNHKの木曜時代劇になるそーな。

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2007/03/05

本日のお昼ごはん。

本日のお昼ごはん。
同僚と西新橋『びふかつみその』のビフカツ定食1500円。お肉がやわらかくて衣がサクサクでおいしいよ。

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2007/03/04

たそがれどき

たそがれどき
東京に戻ってきました。今日は三月のはじめとは思えない陽気でした。夕方になってもコートがいらないくらいです。ぼやぼやとした空気は春の初めというよりは初夏の趣。大森付近の線路ばたは菜の花がきれいだったし、変なの。
☆あやこ☆

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これがシキでーす。

これがシキでーす。
発電機とか重いものを運ぶ貨車だそーです。あまりみかけない貨車なのでホームで喜んでいる鉄ちゃんがいました。JRの社員も写真を撮っていました。私はヨの方に興味津々。ヨは車掌車のことです。

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これは何でせう。

これは中でせう。
今日は義母の一周忌の法要で三島にいます。三島駅で珍しいもの発見!喪服姿で『あ〜!ヨだ!』とホームをかける夫婦(笑)。夫はその前につながっていたシキにも興味があるようです。この編成、昨日は静岡にいたそうな。これからどこに行くのだ?

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