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2007/02/28

『悪名』

シリーズ化された勝新主演の『悪名』(全16作)の中で、見たことがあるのは16作目の『賭場荒らし』(1974年)だけでした。すでに大映は倒産していたので、勝プロ製作の東宝映画でしたが、増村保造監督はじめ、カメラの宮川一夫、美術の太田誠一、照明の中岡源権と旧大映のスタッフが作り上げた「中身は大映」の力作。スカパーで放送していたのを何とはなしに見始めて、気が付いたら最後までしっかり見てしまいました。面白かった。
主人公、朝吉(勝新)の弟分がモートルの貞。『賭場荒らし』では貞を北大路欣也が演じていました。それはそれでとてもよかったのだけれど、ちょっと貫禄ありすぎ。もちっと軽いイメージなんだけどなぁ・・・。

んで、第1作目となる『悪名』(1961年)を見ました。文句なしに面白い。河内のやんちゃくれ朝吉が、持ち前の男気を発揮して、モートルの貞と共に因島の遊郭に売られてしまったお女郎を助けに行くというはなし。まぁ、そこに至るまでにもいろいろお話しはあるわけですが。
場面がどんどん変わっていくけれど、演出も脚本もシンプルなのでわかりやすいし、何と言っても朝吉と貞の二人が魅力的でたまらない。特に貞を演じた田宮二郎がものすごーくいいのだ。筋肉質でひょろっとした体に角刈り。よく通る声でのべつ間もなくしゃべりながら朝吉にまとわりつく様子はもう、愛さずにはいられないですよ。この映画は貞がいないと成り立たないし、もし貞が田宮二郎でなかったら、面白い映画になったのかどうか。
登場する女性もこれまた揃って魅力的。朝吉と駆け落ちする中田康子は嫌みがないし、朝吉の妻となる玉緒ちゃんは、当時、実際に勝新と婚約中だったそうですが、ピチピチしていてその可愛らしさがたまらないし、朝吉を追いかけて足抜けしたあげく追っ手につかまって因島の遊郭に売られてしまう女郎役の水谷良重のうつむき加減、朝吉と貞を手助けする阿井美千子の妙な貫禄、因島の女親分の浪花千栄子の不思議な怖さ。
ものすごい大スターがいるわけではないけれど(勝新はやっと本領を発揮し始めた頃。田宮二郎はこれが出世作)、全員がうまくキュッとまとまった感じで、こういう映画、私は大好きです。

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2月の映画メモ

大映と東映時代劇ばっかり見ているよーな気がする。
『青空娘』のさわやかさが気持ちよかった。『妻は告白する』も久しぶりに見たけど、若尾文子、いいなー。今でいうとストーカー。怖さはあるけど嫌らしさがないのが若尾文子のいいところ。


(日本映画専門チャンネル)
「荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻」1952年・東宝 監督: 森一生 出演:三船敏郎、志村喬。加東大介
「妻は告白する」1961年・大映 監督:増村保造 出演:若尾文子、川口浩、小沢栄太郎
「女の勲章」1961年・大映 監督:吉村公三郎 出演:京マチ子 、若尾文子、叶順子、中村玉緒、田宮二郎
「悪名」1961年・大映 監督:田中徳三 出演:勝新太郎、田宮二郎、中村玉緒、水谷良重

(衛星劇場)
「をぢさん」1943年・松竹 監督:渋谷実、原研吉 出演:河村黎吉、桑野道子、坂本武、飯田蝶子
「丹下左膳余話 百万両の壺」1935年・日活 監督:山中貞雄 出演:大河内伝次郎、喜代三、宗春太郎、沢村国太郎
「青空娘」1957年・大映 監督:増村保造 出演:若尾文子、菅原謙二、川崎敬三、ミヤコ蝶々
「巨人と玩具」1958年・大映 監督:増村保造 出演:川口浩、野添ひとみ、高松英郎、小野道子、伊藤雄之助、山茶花究

(東映チャンネル)
「丹下左膳 乾雲坤龍の巻」1962年・東映 監督:加藤泰 出演: 大友柳太朗、久保菜穂子、東千代之介、近衛十四郎、桜町弘子
「十三人の刺客」1963年・東映 監督:工藤栄一 出演: 片岡千恵蔵、嵐寛寿郎、西村晃、内田良平、里見浩太郎、丹波哲郎、月形龍之介
「千両獅子」1958年・東映 監督:内田吐夢 出演: 市川右太衛門、千原しのぶ、大河内傳次郎、進藤英太郎、山形勲

(チャンネルNECO)
「散歩する霊柩車」1964年・東映 監督:佐藤肇 出演:西村晃、春川ますみ、渥美清、金子信雄
「脱獄者」1967年・大映 監督:池広一夫 出演:丹波哲郎、藤巻潤、金子信雄

(時代劇専門チャンネル)
「地獄谷の花嫁」1955年・大映 監督:荒井良平 出演:黒川彌太郎、長谷川裕見子、杉山昌三九
「投げ唄左門三番手柄 覆面髑髏隊」1954年・大映 監督:加戸敏 出演:黒川彌太郎、長谷川裕見子、阿井美千子
「銭形平次捕物控 幽霊大名」1954年・大映 監督:弘津三男 出演:長谷川一夫、市川雷蔵、長谷川裕見子、中村玉緒
「銭形平次捕物控 人肌蜘蛛」1956年・大映 監督:森一生 出演:長谷川一夫、市川雷蔵、山本富士子、堺駿二

(NHK-BS)
「新撰組始末記」1963年・大映 監督:三隅研次 出演:市川雷蔵、城健三朗、天知茂、藤村志保

(フィルムセンター)
「鳳城の花嫁」1958年・東映 監督:松田定次 出演:大友柳太朗、長谷川裕見子、中原ひとみ、志村喬、薄田研二、田崎潤、進藤英太郎

(新文芸坐)
「夜の河」1956年・大映 監督:吉村公三郎 出演:山本富士子、上原謙、東野英治郎、小沢栄、川崎敬三
「偽れる盛装」1951年・大映 監督:吉村公三郎 出演:京マチ子、藤田泰子、小林桂樹、進藤栄太郎、菅井一郎

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2007/02/27

青春18のびのびきっぷ

この春、JRの「18きっぷ」は、JR発足20周年記念とかで、発売開始当時の金額、8千円で販売されるそーな。
最近は鈍行列車で延々と旅する事もないので(疲れる)長い間使っていなかったのだけれど、いまや、18きっぷで湘南新宿ラインのG車だって乗れるし、久々に買ってみるか~と夫と話しています。沢渡温泉にも湯ヶ島温泉にもこれを使えばお得。

いまは第二の青春を謳歌しているリタイヤ組に人気の18きっぷ(実家の母もお友達と、これを使ってあちこち旅行しているらしい)、1982年に発売された当時は「青春18のびのびきっぷ」といって、1日件3枚、2日券1枚の4枚綴りだったのだ。ワッペンもついていた。
私はこれで、高校の卒業旅行に出かけました。友人6人と長崎へ。
初日は大阪から山陰本線を下り、途中、倉敷に寄ったりして、門司から長崎・佐世保行きの夜行に乗って、長崎に着いたのは翌日の早朝でした。帰りはその逆。
当時は普通列車の夜行もバンバン走っていたので、使いでがありました。あぁ、楽しかったなぁ。

そのとき一緒に行った友人が、最近になって18きっぷを使っての家族旅行を計画。ご主人に「みどりの窓口行って買ってきて。1日券が3枚、2日券が1枚の4枚綴りになっている切符だからね」と念を押して頼んだところ、JRではそんな切符は扱っておらず(笑)。そうだよ、0ちゃん、時代は移り変わるのよ。


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2007/02/25

2月最後の日曜日。

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←夫がバレンタインデーにもらってきたチョコレート。

本日もお仕事。5時過ぎに会社を出るとまだ外は明るくて、季節の移り変わりを感じてしまいます。日曜日の都心は閑散としていて、この雰囲気、私は結構好きなのだ。ちょっと怖いけど。
夕食は寄せ鍋で簡単にすませました。また鍋かー。そのあと映画を3本見る(笑)。
『銭形平次捕物控 幽霊大名』(1954年・大映)、『脱獄者』(1967年・大映)、『幕末太陽傳』(1957年・日活)。
今、松竹、日活の美術監督だった中村公彦さんの本を読んでいて(『映画美術に賭けた男』)、日活時代の川島雄三の美術を担当した時の話しを読んでいたら、急に『幕末太陽傳』が見たくなったのでした。
『脱獄者』はヤクザの親分の罠にはまって無実の罪で刑務所行きとなった刑事(丹波哲郎)が脱獄して・・・っていう話しなのだけれど、その脱獄方法が丹波哲郎らしい、丹波哲郎でしかできない方法でした。オープニングの音楽がめちゃくちゃかっこいいのでびっくり。
・・・ということで、2月最後の日曜日は終わりました。今日は1日寒かったー。

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2007/02/24

モンゴル鍋@亀戸

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今日は夫婦そろってお仕事。同じくお仕事のN氏と3人で晩ごはんは亀戸のモンゴル料理店『大蒙古』へ行ってきました。ここ

セロリとピーナッツのサラダ、羊肉のうま煮、焼き餃子、蒸し餃子、モンゴル鍋を頼みました。お肉は少し臭みがあるけれど気になりません。やわらかくておいしかった。出汁に味がついているので、そのままいただきます。〆はモンゴルうどん。伸ばした板状の麺を鍋の中につまみ入れ、火を通してできあがり。散々食べて飲んでお腹一杯になって12000円とちょっと。安い!
私はお腹が弱いのでエスニック料理は苦手なのですが、ここは大丈夫でした。何人かまとまった人数で行くと楽しそうです。・・・てなわけで、今度はもうちょっと人を集めて行こうと考えているわたし。モンゴルのお酒やヨーグルトも少し試してみたいのだけれど、一杯を全部飲む自信はないので、誰かに頼んでもらって一口飲んでみたいし。
今日はとても寒かったけれど、帰りは体がほくほくでした。

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久しぶりの日本酒。

昨夜は今年最初の『玉椿』。どうしても行きたくなって友人を誘ってでかけました。
新たけのこや、ふきのとうといった春のメニューを見ながら、もうすぐ3月なんだなぁ、春なんだなあとしみじみ。
久しぶりということで、お酒は控えめに、鳳凰美田の梅酒から初めて、鳳凰美田の生酒、喜久酔の特別純米、最後は黒糖梅酒で〆ました。それでも少しふらふら。
友人たちと少しつっこんだ話をしながら、おいしいお料理に日本酒を合わせる楽しみ。ううっ。日本人に生まれてよかったぁ。

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2007/02/22

歌舞伎座に行きました。

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今日は有休を取って朝から歌舞伎座(ここ)へ。東京で歌舞伎を見るのは初めてです。歌舞伎も20年ぶりくらいだなぁ。ほとんど初心者なので、歌舞伎好きのH嬢に連れていってもらいました。同僚に「行くんだー」と話したり、ちょっとした旅行きぶん。わくわく。
出し物は『仮名手本忠臣蔵』通し狂言です。

主な配役は・・・

 桃井若狭之助・大星由良之助 吉右衛門
 高師直 富十郎
 塩冶判官・早野勘平 菊五郎
 大星由良之助(四段目) 幸四郎
 寺岡平右衛門 仁左衛門
 お軽 玉三郎

という豪華版。お芝居については詳しい方のHPがいっぱいあるので、初心者の私は感じた事なぞを。

・歌舞伎見物は忙しい。
開場は開演30分前。開演までの間にお土産(小物やお菓子、お寿司や軽食なぞいっぱいある)を見たり、食事の予約をしたり、お手洗いにも行かねばなりません。食事は座席で食べてもいいし、食堂で食べる事もできます。その時は開演前に予約をします。食事は幕間に食べますが30分しか時間がないので忙しいこと!ここ
今回はお昼は売店で販売しているお弁当、夜はお蕎麦を食べました。

・一人の人が多い。
芝居見物というと何人かで連れ立って・・・というイメージがあったのですが、一人で来ている人が多かったです。本当に好きなんだろうなぁ。今日は平日って事もあったのでしょうけれど、着物姿の人は意外や少なかった。

・イヤホンガイドがある。
650円で貸してもらえます。リアルタイムで説明してくれるのでとっても便利。これがあるとないとでは大違いですが、芝居が佳境に入ってくると、その説明がわずらわしくなってくるし、両耳で聴いた方が芝居全体の雰囲気がつかめるし、浄瑠璃にもだんだんと慣れてきて何を言っているのかだいたいわかるようになってもくるので、夜の部はほとんど耳からはずしていたような(^^)。

・生のお芝居は面白い。
TVで見るよりやっぱり生で見た方が断然面白いですね。芝居見物は、全体の雰囲気を楽しむものなんだなぁということを実感しました。様式美というのか長い歴史の中で練りに練られた日本の「美」「型」に魅力を感じました。

・中村仲蔵
「五段目 山崎街道鉄砲渡しの場」に出てくる斧定九郎って、初代中村仲蔵が型をつくったやつだよねーと後で気が付いた。これは落語の噺になっていて、数年前に小朝で聴いたことがあるのだ。

・気持ちいっぱい。
松の間での刃傷、塩冶判官の切腹と城明け渡し、お軽・勘平の別れと勘平切腹、祇園一力茶屋の場と、どれも2時間近い、とにかく思い入れたっぷりのシーンの連続でありました。泣けます。
よかったのは、四段目、塩冶判官がいよいよ切腹という場面。「由良之助はまだか?」「まだみえませぬ」と大星力弥(梅枝)が気もそぞろに花道をうかがうシーンと、六段目、勘平とお軽の別れのシーン。そして七段目、祇園一力茶屋の場は華があって見応えがありました。由良之助の吉右衛門、寺岡平右衛門の仁左衛門、お軽の玉三郎。歌舞伎を見ましたって感じです。

・玉三郎はきれい。
お軽は玉三郎でした。あの美しさは神懸かりです。姿形がまったく崩れていなくて、後ろ姿のこれまた美しいこと。

・・・てなわけで、11時から夜の9時過ぎまで、長丁場でしたが大いに楽しめました。これで様子がわかったので、これからは一人でも来られるな。一幕見席(ここ)というのもあるそーです。

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髪に歴史あり。

昨夜は会社帰りに美容院へ。いままでの担当者が辞めちゃったので今月から新しい人。私はベリーショートなので、初めてカットしてくれる人はおっかなびっくりです。
カットしてもらいながら今までの髪型についてあれこれお話し。

私の髪はくせ毛で、幼い頃はクルクル。キューピーちゃんと呼ばれておちました。今は少し直ったけれど伸びるとクセが出てきて、それも大きなウェーブなので「あー!我慢できん!」と美容院に行く日々。それでも一生の内で一度はおかっぱ頭にしてみたいと、結婚前は二ヶ月に一度ストレートパーマをあてて(パーマを「あてる」という言い方は関西弁ですね)肩のあたりまで伸ばしていたことがあります。
今は白髪が目立つので二ヶ月ごとにマニキュアをかけていて、髪も少し細くなったかなー・・・なんて事を話していたら、あぁたかだか髪の毛でも歴史があるなぁと我ながら感心してしまいました。

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2007/02/21

春節オフ@湯ヶ島温泉

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中国に単身赴任中の友人が春節に一時帰国するのに合わせて毎年友人達で出かけるのが恒例となっています。
一昨年は三浦半島で鮪料理&温泉、去年は北茨城でアンコウ鍋&温泉、そして今年は伊豆湯ヶ島となりました。

今回の参加者は総勢11名。修善寺駅に集合してバスで湯ヶ島温泉へ。お昼は『大増』に行きました。お造り、太刀魚の塩焼き・・・。わさびの新芽と花を甘酢でつけたものが美味。お造りについてくるワサビがこれまたおいしい。これだけで一合飲めます(^^)。お酒は『呂』で。『正雪』を造っている由比の蔵元のお酒で、主に地元で流通しているときいたことがあります。お造りに合うのだ。いつもは煮付けで出てくるカサゴが今回はカラッと唐揚げ。ホロホロした身が甘いです。

食後は温泉。最近通っている『湯本館』へ。ポツポツと雨が降りだしてきました。今のうちにと露天風呂。川沿いの露天風呂は開放感満点です。気持ちよろし。
日帰りの友人達とはここでお別れして、私たち夫婦を含めて6名はそのまま湯本館にお泊まりしました。ここまで来たらねー。
湯本館と隣の公衆浴場『河鹿の湯』は同じ源泉です(河鹿の湯も雰囲気があっていいのだ)。湯量が豊富で「もったいないなぁ」と思うくらいドクドクとお湯が出ています。湯船に入ればお湯がザッバーンとあふれるし、湯船から出て減った分も見る間に一杯になって、気が付くとお湯があふれています。これだけ湯量があると、いつ入ってもお湯が新鮮。

宿の夕食は猪鍋でした(冬季のみ)。臭いんじゃないか、筋張っているんじゃないかと少し心配していたのですが、そんな事は全然なくておいしかったです。豚肉よりいいかも。大満足。
夜になって雨足がひどくなってきました。

翌朝も雨。午前中はH氏の車に乗せてもらって近くを観光しました。浄蓮の滝、天城隧道、天城の太郎杉と、湯ヶ島に来るたびに回っているコースですが、何度来ても飽きないなー。雨も上がってきて、雲が山を駆け上がっていきます。『伊豆の踊子』の書き出しのシーンのように。

天城隧道は真っ暗で、もやがかかっているせいかいつも見えるトンネルの出口が全然見えません。トンネルに入ってしばらく行くと薄ぼんやりと見えてきましたが、それが何とも言えない雰囲気で、真っ暗闇の中を歩いていると平衡感覚が狂ってくるし、トンネルを出たら違う世界になっていたらどうしよう、何十年も時間がたっていたらどうしようときゃぁきゃぁ言っていたのですが、それも現実となりそうな。
天城の太郎杉』は2回目ですが、ここは本当にすばらしい。ガイドブックにもあまり載っていなくて、残念だなー、もっと沢山の人に見てもらいたいなーと思う反面、観光客が増えて根元が踏み荒らされればこれまた木にとってはいい事ではないのかも。

H氏には修善寺駅で降ろしてもらいました。遅めの昼食は三島『櫻屋』でうなぎ。三島駅までは小川沿いの遊歩道をてくてく歩いて行きました(写真)。三島は義父母の実家が近いこともあって、法事や墓参でよく来る町なのですが、こんなにいい遊歩道が出来ているとは知りませんでした。

・・・てなわけで、楽しい二日間となりました。たくさんお金も使いました。またがんばって仕事するぞー。

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2007/02/20

ホッピー

ホッピー
会社近くでホッピーのトラック発見。ホッピーといえば、飲み屋で現場帰りのおじさんが飲む安いお酒というイメージがあるのだけれど、いまどきのホッピーは随分とおしゃれ。後ろのトラックには『プレミアムホッピー』の文字が。

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2007/02/17

ししなべ

ししなべ
伊豆の温泉にきています。夕食は猪鍋でした。野生の猪だそうです。やわらかくてとてもおいしかったです。体も温まります。

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2007/02/15

最近見た映画。

今日は仕事帰りにフィルムセンターに寄って『六人の暗殺者』を見るつもりだったのだけれど、体調イマイチなので定時にあがってさっさと帰宅。久しぶりに早く帰ると、いつもしまっているパン屋さん(けっこうおいしい)で買い物ができてうれしい。

・・・てなわけで、映画を見に行けなかった腹いせに最近TVで見た映画のことをいくつか。

・十三人の刺客(1963年・東映)
工藤栄一監督の名作。将軍の弟というだけで近々老中になることになっている明石藩十万石の藩主。これがとんでもない大バカ者で、こんなのを老中にするとえらいことになると、筆頭老中(丹波哲郎。片岡知恵蔵に対して偉そうな態度がステキ)が旗本島田新左衛門(片岡千恵蔵)に藩主の暗殺を命じます。狙うは参勤交代で国元に戻る道中。映画は、刺客を集める→策をめぐらし藩主たちをおびきよせる→大ちゃんばらシーンとすすんでいきます。
主役の片岡千恵蔵はもちろん、刺客のアラカン、西村晃、里見浩太朗、明石藩士内田良平と脇役もいいんだけれど、この映画で私が一番目を奪われたのが、大バカ藩主に息子夫婦を殺された尾張家藩士役の月形龍之介!
藩主をおびき寄せるため、片岡千恵蔵の依頼で、尾張藩の領土に入ることならじと参勤交代の列を追い返すシーンがあるのですが、毅然とした態度で大バカ藩主に立ち向かう月形龍之介の立ち姿の美しいこと!ぐっとかみ殺した表情だけで、この老人の悔しさ、無念さが伝わってきます。言葉なんて追いつかない。すごいぞ、月形龍之介!この人の当たり役、水戸黄門を見たいですー。

・丹下左膳 乾雲坤竜の巻(1962年・東映)
加藤泰監督による丹下左膳。左膳は大友柳太朗です。それまでの大友左膳の明るいめちゃくちゃぶりとはうって変わって重い雰囲気の映画。左膳がなぜ片目片腕になったのかというのが筋です。左膳に同情して、彼を助ける東千代之介、久保菜穂子もいいけれど、印象的なのは貧乏旗本役の山茶花究。
興行的にはあたらなかったらしいですが、左膳の苦しみ、悔しさがつたわってきて、私は好きです。ラストシーンがさわやかでいいんだな。
この映画をみていたら、加藤泰監督による雷蔵の「眠狂四郎」が猛烈に見たくなってきました。モノクロ画面で、今までにはない凄惨な狂四郎になったと思います。

・丹下左膳余話 百万両の壺(1935年・日活京都)
何度みてもいつみても、面白い。日本映画、最高の1本。脚本、構成、カットのつなぎ方。映画の全てがこの一本の中に詰め込まれています。今から70年前に、すでに映画は完成されていたのでありますね。
最近、いろんな人がものすごく簡単に映画監督になる気がするのだけれど、単にカメラをまわせば映画はできるってものじゃないと思います。「映画監督」の肩書きを持つのなら、せめてこの映画くらいは見て・・・いるはずだよねぇ。

・雷蔵の眠狂四郎3本
同僚の彼氏が最近、時代劇に興味があるときいたので、雷蔵映画のDVDを数本押しつけました。それが弾みになって狂四郎のDVDを買っちゃいました。『勝負』『無頼剣』『女地獄』の3本。『勝負』は文句なしに面白いし、『無頼剣』は天知茂がいいし、雷蔵もイヤんなるくらい美しいし(屋根の上の立ち回りシーンのすばらしいこと)、『女地獄』は共演の田村高廣、伊藤雄之助が楽しく、雪の中のラストシーンも時代劇らしくて大好きなのだ。次は『円月斬り』と『魔性の肌』を買おうかなー。

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2007/02/14

傘がない。

朝から天気予報で雨が降る嵐になると騒いでいたので、濡れてもいいように遊びに行く・・・というか家にいるような格好でご出勤。夫には「本当に会社に行くのか?」と疑われてしまいました。わはは。

出かける段になって気が付いたのだけれど、この間、傘をなくしたのだ。昼休みに銀行に行って、そこに傘を忘れたのです。気が付いたのが夜だったので、翌日、銀行に行ってきいたら、そんな忘れ物は届いていないと。ありゃー。取られてしまったか。まぁ、そろそろ新しい傘が欲しいなぁと思っていたところだったので、いい機会といえばそうなんだけれど、買いに行くのを忘れてしまいました。仕方がないのでビニール傘を持って行く。不本意だなぁ。

予報では午後から雨といっていたのに、結局降り出したのは8時近くになってから。ちょうど会社から帰る時で、雨仕様で出かけてよかった。


織田作の『夫婦善哉』の続編が発見されたそうな。ここ。わー。織田作は大好きで『夫婦善哉』も好きな一編。大阪弁には独特のテンポとイントネーションがあるのですが、織田作の文章の中には、見た目は普通でも底辺に大阪弁があって、それにスパッと切れたような文体が混じって、独特のリズムをかもしだしています。『競馬』なんて好きだなぁ。織田作の小説は書き始めが好き。
とにかくこの続編、早く読みたいです。

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2007/02/13

ビーフシチュー

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←中之条の「とうみや」で食べた海老天そば。これで850円。おいしかったー。

日曜日の朝、ごろごろしながらみんなで『所さんの目がテン』を見ました。テーマはビーフシチュー。それがとてもおいしそうで、見ているうちに、どーしても、どーしてもビーフシチューが食べたくなってしまいました。あぁビーフシチュー。「食べたい食べたい」と夫があまりにうるさいので、昨日の晩ご飯はビーフシチューにしました。

ビーフシチューを作るには2時間くらいコトコト火にかけないといけません。お肉が柔らかくならないのだ。番組では、それがたった30分でOK!の秘訣を紹介していました。それはあらかじめお肉を30分ほど酢につけておくのです。そのあと5分程度ゆでます。これだけの手間で、30分でもお肉が柔らかくおいしくできあがるそうな。さっそく試してみました。これが・・・なかなかいけるのですよ。すね肉を使ったのですが、ふんわり柔らかくて、うまみもしっかり残ってるし。これなら時々ビーフシチューを作ってもいいなー。

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2007/02/12

冬の湯治@沢渡温泉

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毎年この季節になると連休を利用して温泉でぐうたらします。いつもは酸ヶ湯温泉や大沢温泉といった雪深い東北の温泉へ行くのだけれど、今年はなんとなく遠出するのが面倒になってきたので、いつも行く沢渡温泉『まるほん旅館』で二泊しました。ここ

湘南新宿ライン、吾妻線と乗り継いで中之条からタクシー。2時には旅館に着いてしまった。さっそく温泉に入って一眠りしてから遅れてくる友人達と合流すべくふたたび中之条へ。
『まるほん旅館』に泊まるときはいつも朝食だけをたのんで夜は中之条へ食べに行きます。これまたいつも行くお蕎麦屋さん『吾妻路』がなんと休みだということで、駅近くの食堂『とうみや』(ここ)へ。ここがよかった。おしゃべり好きのおばちゃんとお話ししながら出てくるのは煮込み、おでん、アジフライといったごく普通のものばかり。それがあまりにも普通すぎておいしいのだ。お酒はもちろん地酒の本醸造を冷やのコップ酒で。5人で結構食べて飲んで1万円ちょっとですよ。これからは中之条に着いたら昼食は『とうみや』で夜は『吾妻路』だな。

二日目はタクシーで四万温泉へ。足がないのでタクシーに乗らざるを得ないのですが、4,5人で割かんすればバス代と大して変わらないのです。運転手さんにいろいろ教えてもらえるし、私はタクシー大好き。

四万温泉では、以前から一度入ってみたかった積善館(ここ)で立ち寄り湯をしました。元禄の湯は建物が登録文化財になっているそうです。和洋折衷のなんともいえない古くさい佇まいもさることながら、お湯がよかった。お湯が生きていて、ピチピチ跳ねているのがわかります。あぁ、シアワセ。いい温泉でした。
昼食はタクシーの運転手さんに教えてもらったお蕎麦屋さん『なが井』へ。お客さんが多くてかなり待たされましたが、出てきたお蕎麦はレベル高かったです。おいしかった。このあたり、どこに入ってもお蕎麦はおいしいと思います。『とうみや』のお蕎麦もおいしかったしなぁ。

3時前には宿に戻って、またお風呂に入って本を読みつつ昼寝。あぁ寝てばかり。午後の日ざしが部屋の中に射し込んで気持ちがいいです。極楽です。
今日はチェックアウト後、すたこらさっさと帰ってきました。眠気が抜けなくて、このままずーっといつまでも寝ていられそう。明日から社会復帰できるか不安だー。

写真は『なが井』で食べた、とろろ蕎麦です。

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おはようございます。

おはようございます。
山の夜明けです。まだ薄暗い中から温泉に入ってきました。体の芯が熱いです。温泉のバワーは入った後、お布団の中でごろごろしている時に発揮されるようです。は〜。体に力が入らない〜。

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2007/02/11

温泉ごろごろ

温泉ごろごろ
昨日から友人たちと温泉にきています。連泊なので昼間は四万温泉に行って積善館で立ち寄り湯、おいしいお蕎麦を食べてきました。
今は旅館に戻ってぐうたらしているところ。外は小雪が舞っていますが青空で、午後のやわらかい光が気持ちいいです。お昼寝中の人、本を読んでいる人、夫はテレビでラグビー観戦中。私はこれから温泉に入ってこようかなー。

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2007/02/08

本日の寄り道

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←関係ないけど、下田で食べた海鮮丼

・・・・んで、結局会社帰りに京橋のブリヂストン美術館へ。疲れたらいつも行くのだ。『じっと見る』なるコレクション展か開催中。常設展でいつも見ている作品も、テーマごとに並べ替えられているので見方が変わって新鮮です。

ここに来るといつも思うのだけれど、好きな時に気楽に来られる(会社から近いのだ)美術館があるというのはシアワセな事です。ブリヂストン美術館のコレクションは本当に私好みで、好きな作品をあげたらキリがない。最近は「自宅に置く場所がないから好きな絵をココに預けてある」と思うようにしています。夜は人も少ないし、椅子もあるし、あとはおいしい珈琲が出てきたらいうことなし(笑)。

20年以上前に京都で開催された「ブリヂストン美術館展」で初めて見てからずーっと心を奪われたままのピカソ『腕を組んですわるサルタンバンク』、子供の頃に図鑑で見て以来好きな岡鹿之助『雪の発電所』、大好きな小出楢重の名作『帽子をかぶった自画像』、ルノワール、モネの作品群の質の高さには毎度のことながらうっとりするし、エジプトやローマ、アッティカの古代美術の数々も目の保養になります。最近はザオ・ウーキーも好き。
それに今回は出品されていませんが、ブリヂストン美術館にはゲオルゲ・グロスの『プロムナード』があるのだ。1920年代ドイツの風刺画家で、図版でしか見たことがなかったグロスの絵をここで初めてみた時は「なんで東京に、それもブリヂストン美術館にこの絵があるんじゃ!」としばし呆然。それがまたいい絵なんだな。

今日の収穫は牛島憲之の『タンクの道』。一目で気に入りました。牛島憲之は今後の要注目作家です(もう亡くなっていますが)。

・・・てなわけで、いい気分転換になりました。

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会社行きたくない病

今朝起きたら、会社に行きたくなくなりました。おふとんの中で、あれこれ考えました。

今月は28日しかないところに連休があるし、1日有給をとるし、週末はすでに予定が入っているし、今日まわってくる仕事もたくさんあるって言ってたなーとゴロゴロ。
午前中だけでも休もうかなと思い、夫に休んでもいいかときいたら、「だめだめだめー!ぜったいだめっ。みんな忙しいんだぞ。働いているんだぞ。働かなきゃだめだっ!」と、死ぬほど忙しい自分に言い聞かせるようにいうので、やっぱり会社にいこ・・・と結局仕事しています(笑)。
いまは昼休み。
今日は残業もせずにさっさと帰って寄り道するぞー。

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2007/02/06

春眠暁を覚えず

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・・・と言いたいほどの陽気。2月と言えば多少温かくても吹く風に刺すような鋭さを感じるものだけれど、今日はもう空気がぬるい。コートもいらないなぁ・・・と思いつつも、夜になって寒くなっても困るしと結局分厚いコートをはおって出勤。汗をかいちゃいました。
陽気のせいってわけじゃないけれど眠いです。
ずーっと気になっていた仕事がやっと片づいて一安心。

小学館文庫の新刊『女人』を読みました。縄田一男編の時代小説アンソロジー。第二巻の今回は女性が主人公の短編ばかり。何となくナヨナヨした話しばかりではなかろうかとあまり食指が動かなかったのだけれど、しょっぱなが滝口康彦の『拝領妻始末』だったので、それだけで買ってしまいました。映画『上意討ち拝領妻始末』の原作であります。

物頭、禄三百石の笹原家嫡男(与五郎)の嫁に、お殿さまの側室(いち)が下げ渡されます。お殿さまのご不興をかった側室を押しつけられたわけですが、与五郎、いちの夫婦は仲むつまじく娘も生まれます。ところが、藩のお世継ぎ急逝のため、いちが生んだ男子が世継ぎとなり、今度は世子のご母堂様となったいちを返せと言ってきます。そんな勝手な言いぐさがあるものか。妻は(嫁は)絶対返さん!・・・・と映画ではここからちゃんばらシーンになるわけですが、小説はちと違います。どっちにしても「意地」がテーマ。何のための意地なのか、守るべきものは何なのか。私は小説の顛末の方が地味だけどいいです。

この調子で、収録された九つの短編は、どれも骨があって芯があって読みごたえのあるお話しばかりでした。
海音寺潮五郎の『奥方切腹』、白石一郎『ナポレオン芸者』、澤田ふじ子『無明の宿』は本当に泣けるし、古川薫『春雪の門』は映画になるよなぁ。

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2007/02/04

『夜の河』・・・よかったぁ。

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昨日は池袋の新文芸座で始まった『名匠・吉村公三郎の世界』の初日。『夜の河』(1956年・大映)と『偽れる盛装』(1951年・大映)の二本立てを見てきました。15:45からの回に行ったのだけれど、館内はほぼ満員。座れないのでは・・・と少々焦りました。年輩の方が多いのは仕方ないか。でもなー。こういう映画、もっと若い人もみればいいのになぁ。私が大阪の自主上映にせっせと通っていたとき(20年前)は、古い映画でも私と同年輩の学生風の人が結構いたんだけど。

さてさて。今回は京マチ子主演の『偽れる盛装』がお目当てで、山本富士子主演の『夜の河』はおまけだったのです。が!『夜の河』がよかった。すばらしかった。山本富士子がすんごーくよかった。彼女の出世作になったというの、わかります。

京都で父親と小さな染め物屋をしている染色作家(という地位は当時まだなかったでしょうけれど)舟木きわは、もうすぐ30歳だというのに結婚する気がないのか仕事に打ち込む日々。取材先の法隆寺で、きわは、大学教授・竹村(上原謙)と彼の娘に出会います。惹かれ合った二人は、やがて深い付き合いになっていきます。ある日、竹村の娘から、彼には長患いの妻がいる事を知らされ、きわは衝撃を受けます。だけど別れられない。切ない。
お忍びで出かけた白浜温泉で、竹村は妻の事をきわに話します。彼女はもう長くはないという事を・・・。妻の死をまるで待っているような竹村の言葉に違和感を覚えるきわ。やがて竹村の妻は亡くなり、最初は竹村との付き合いを反対していた家族は、これできちんと結婚ができると言い始めます。竹村も・・・。「それは違う」と、きわは、竹村と初めて結ばれた宿の一室で彼に別れを告げるのでした・・・

いやぁもう、少々気が強くて、自分をしっかり持った京女を演じる山本富士子がもうすばらしい。ガンガン仕事をするのだ!とがんばる姿、竹村を知って女に変わっていく姿、彼の妻の存在を知り、だけど別れられないと泣く姿、そして妻の死を待つような竹村の言葉に心が離れていく姿。竹村は、なぜ別れ話を切り出されたのはわからないと思う。たぶん、一生わからんでしょう。きわの家族にしてもそう。普通に考えれば、障害(竹村の妻)がなくなったのだから大手を振ってお付き合いできるのだ。結婚もできるのだ。「でも、それは違う。私はそんな女じゃない」っていう女の気持ち。意地ではなくて自分で自分が許せるかどうか。「あ、違う」とどこかで違和感を持ってしまえば、その恋はその時点で終わりなのよ。

吉村公三郎は『足摺岬』の印象が強くて(暗い映画であった)、なんとなく暗い映画を撮る人ってイメージがあったのだけれど、女性映画の大家と呼ばれるのがわかりました。それも気持ちの揺れを言葉ではなく映像で表現するところなんてしびれました。例えば赤は染めないと言っていたのに、急に赤を染めはじめるとか。
初めての情事のあとで、きわがお風呂に入るシーンがあるのですが、これがもう「おいおい、いいのかー。そんな所まで追っかけて」と思わずつっこみそうになりました。いやぁ、裸がババーンのベッドシーンより、よっぽど生々しいシーンでした。こういうの、なかなか撮れないよ。
他にも、山本富士子が着る着物がどれもモダンですてきだし、小物も結構気が利いていて、風俗映画として見てもおしゃれ。
美術監督は、先日亡くなった内藤昭。彼の対談本『映画美術の情念』に、この映画の事があって、それを読んだ後だったので、ますます興味深く見る事ができました。
脚本は田中澄江(さすが!)。カメラは宮川一夫。

もちろん、併映の『偽れる盛装』もいい映画でした。泣ける。
リメイク流行りの昨今。どうせリメイクするなら、こういう映画をリメイクしてみぃ!と言いたくなりますが、一歩間違えばしょうもない不倫ドラマになってしまう。簡単そうで難しい映画だと思うよ。

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2007/02/03

そんなこんなでもう2月。

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←熱川バナナワニ園にて。


気が付いたら1月が終わって2月になってしまいました。いやはや。仕事はできるだけでシアワセと考えているので、あまり文句は言いたくはないけれど、でもフッと、こんな事でいいのかなぁ・・・とぢっと手を見てしまう今日この頃なのでありました。はぁ・・・

昨夜は久しぶりに・・・というか、今年初めての飲み会。それも誘ってもらって、残業しての遅刻参加でありました。ビールがおいしいぞー。今月は『玉椿』にも行きたい。
久しぶりに会ったA氏が車で帰るというので(A氏は下戸。念のため)自宅まで送ってもらう。恵比寿からの帰り道はちょっとした東京散歩でありました。
帰宅してTVをつけたら「タモリ倶楽部」は、YAHOO!のサイト、古地図で東京めぐり(ここ)を参考にした、市中引き回しのコースをたどる旅。東京も見方を変えるととても面白い街です。みながら「そういえば・・・」と本箱から宮部みゆきの『平成お徒歩日記』を探し出しました。あとで読み直してみようっと。

小学館文庫の新刊、時代小説のアンソロジー『女人』がすごく面白くて泣けて(通勤電車の中で何度、涙ぐんでしまったことか)、こういう小説を書く人が今の日本にいるのだ(いたのだ)と変な感動。

今日はもう仕事したくないので、これからシャワーあびて映画でも見に行こう。家の中は散らかり放題だけど、もういいのだ(泣)。

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1月の映画メモ

成瀬巳喜男が大映で撮った2本、「稲妻」と「あにいもうと」が想像以上によかったです。特に「あにいもうと」は、これぞドラマだと思いました。成瀬巳喜男って今まであまり好きではなかったのだけれど、ちょっと見直した。
大友柳太朗の「丹下左膳」は、相変わらずのめちゃくちゃぶりが楽しい。
「兵隊やくざ」ではげらげら笑い、「かげろう侍」の雷蔵の男ぶりにうっとり。


(日本映画専門チャンネル)
「天国と地獄」1963年・東宝 監督:黒沢明 出演:三船敏郎、仲代達矢、山崎努、香川京子
「稲妻」1952年・大映 監督:成瀬巳喜男 出演:高峰秀子、浦辺粂子、三浦光子、村田知英子
「股旅」1973年・ATG 監督:市川崑 出演:萩原健一、小倉一郎、尾藤イサオ、井上れい子
「華麗なる一族」1974年・東宝 監督:山本薩夫 出演:佐分利信、仲代達矢、月丘夢路、京マチ子
「天晴れ一番手柄 青春銭形平次」1953年・東宝 監督:市川崑 出演:大谷友右衛門、杉葉子、伊藤雄之助
「雪之丞変化」1963年・大映 監督:市川崑 出演:長谷川一夫、山本富士子、若尾文子、中村雁治郎
「あにいもうと」1953年・大映 監督:成瀬巳喜男 出演:京マチ子、森雅之、久我美子、浦辺粂子、堀雄二
「兵隊やくざ」1965年・大映 監督:増村保造 出演:勝新太郎、田村高廣、淡路恵子
「十一人の越冬隊 日本南極地域観測 第一次越冬隊の記録」1958年 

(衛星劇場)
「鴛鴦歌合戦」1936年・日活京都 監督:マキノ正博 出演:片岡千恵蔵、志村喬、ディック・ミネ、市川春代、遠山満、深水藤子
「カルメン故郷に帰る」1951年・松竹 監督:木下惠介 出演:高峰秀子、佐野周二、笠智衆、小林トシ子

(東映チャンネル)
「丹下左膳 濡れ燕一刀流」1961年・東映 監督: 松田定次 出演: 大友柳太朗、大川橋蔵、長谷川裕見子、丘さとみ、桜町弘子、平幹二朗、多々良純
「大江戸評判記 美男の顔役」1962年・東映 監督:沢島忠 出演: 大川橋蔵、山形勲、渥美清、里見浩太郎、月形龍之介、浪花千栄子
「次郎長血笑記 秋葉の対決」1960年・東映 監督:工藤栄一 出演: 黒川弥太郎、千原しのぶ、品川隆二
「旗本退屈男 謎の幽霊島」1960年・東映 監督:佐々木康 出演: 市川右太衛門、北大路欣也、丘さとみ、木暮実千代、月形龍之介、進藤英太郎、山形勲

(チャンネルNECO)
「こころ」1955年・日活 監督:市川崑 出演:森雅之、新珠三千代 三橋達也 安井昌二
「蝶々・雄二の 夫婦善哉」1965年・東映 監督:マキノ雅弘 出演:ミヤコ蝶々 南都雄二 丘さとみ

(時代劇専門チャンネル)
「第三の影武者」1963年・大映 監督:井上梅次 出演:市川雷蔵、金子信雄、万里昌代、天知茂
「月形半平太 花の巻 嵐の巻」1956年・大映 監督:衣笠貞之助 出演:長谷川一夫、市川雷蔵、山本富士子、
「かげろう侍」1961年・大映 監督:池広一夫 出演:市川雷蔵、中村玉緒、浦路洋子、近藤美恵子

(フィルムセンター)
「初春狸御殿」1959年・大映 監督:木村恵吾 出演:市川雷蔵、若尾文子、勝新太郎、菅井一郎

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