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2007/01/03

年末年始はだらだら映画。

好きな時に寝て好きな時に起きるっていう生活は改めないといかん。社会復帰できなくなるぅ・・・と思いつつも今日は徹底的にぐうたらしました。あぁ、寝すぎで腰がいたい。お正月休みは明日まで。少し外に出てリハビリしようっと。

夜はスカパーで『天国と地獄』(1963年・東宝)を見ました。何度か見ているけれどやっぱり面白い。誘拐事件を軸に、被害者が巻き込まれている社内抗争、犯人の心情、刑事達の地道な捜査と、複雑な話を違和感なくすんなりわからせて観客を映画に引き込ませるのは、脚本と演出の力だろうなぁ。黄金町をはじめとする当時の風俗も描き出されていて、いい映画は歴史を物語る資料ともなりまする。いろんな俳優が沢山出ているのも楽しかった。伊藤雄之助はイヤな役やらせるとうまい。今回もイヤラシサ爆発でよかったです。
それにしても、最近、昭和30年代がやたらともてはやされているけれど、本当にみんな昔に戻りたいのかぁ?だって貧乏だし、不便だし、物はないし、夏は熱いし、冬は寒いし。人の心もそんなに豊かだったようにも思えない。世の中の不満は、今よりもっと目に見えるものであったようには思うけど。

私が中高生の頃、お正月になると、NHKの名作映画劇場が放送されて、それでこの手の映画をよく見ました。それぐらいしか「ぜひとも見ておきたい映画」を見る機会はなかったのだ。ビデオもないから、放送時間に合わせてTVの前にすわらないといけないわけだし。大掃除の最中に見たい映画が放送されると大変でした。母親に怒鳴られながら無理矢理見た。お正月には父親とお餅を焼きながら見ました。『駅馬車』や『真昼の決闘』、『嘆きの天使』『制服の処女』ヒッチコックの映画。年末年始の思い出ですな。

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コメント

昭和30年代持ち上げムードには私も反発してます。
「三丁目の夕日」なんて映画に感動なんかしないでくれよ・・・・と思ってしまいます。原作の漫画も、ネットカフェでまとめ読みしたら、もームカムカして・・・・。なにが嫌だといって、とにかく「価値観が狭い」。それに「ジジイやオヤジなど古い世代がやたらにエバル」「物質的にも精神的にも貧しいのにそれを妙に美化する」のがガマンならない・・・・。
でも、映画をはじめとしたエンターティメントの世界に「プロ」「目利き」がいたことは確かでしたね。

『天国と地獄』の助監督の一人だった松江氏と一時交流がありました(特急シーンでは運転席、客車、車掌室と3箇所同時にカメラを回し、運転席担当だったらしい)。東大法学部出身で日劇ダンシングチームの演出部から映画界へ、後年は世界を股にかけたプロデューサーと異色の人生で、実直・温良そのものの紳士でしたが謎の多い人でしたっけ。

投稿: Ryo | 2007/01/04 21:48

そうそう。単に自分が子供の頃を懐かしむだけなら、なーんともないのですが、それが美化するのは気に入りません。「天国と地獄」の中の貧民窟を見て「こういう生活に戻りたいか?」と言いたいです。

>>でも、映画をはじめとしたエンターティメントの世界に「プロ」「目利き」がいたことは確かでしたね。

いいものは時代を超えていいものだし、それをきちんと見分けて認める視線を大切にしたいです。

「天国と地獄」の特急シーンは、撮影のためにわざわざ臨時列車を走らせたと何かで読みました。一発勝負だったらしいです。
この時代の映画界の裏話って本当に面白くて図書館で面白そうな本を見つけるたびに借りて読んでいます。魅力的な人も多いですよね。

投稿: あやこ | 2007/01/06 16:57

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