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2007/01/09

内藤昭さん、亡くなる。

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大映京都の美術監督だった内藤昭さんが亡くなりました。1950年代後半から60年代にかけての大映映画をみていると、本当によく目にするお名前です。手がけられた映画のリストをみていると(ここ)、「あぁ、これも、あれも」と映画のワンシーンが浮かんできます。
ドイツ表現主義の映画『ジークフリード』に触発されたという『大菩薩峠』、ちょっとした小物にまで神経が行き届いていた『座頭市物語』、現実と夢うつつの狭間にあったような『斬る』、現地ロケなしで中国の街を作りだした『陸軍中野学校 竜三号指令』、これぞ時代劇というような『眠狂四郎女地獄』の雪のシーン・・・。端正という言葉がぴったりの空間を作る方でした。

今夜は内藤昭さんが美術を担当した『眠狂四郎勝負』を見ています。監督は三隅研次、カメラは牧浦地志。狂四郎はもちろん市川雷蔵。しびれます。この映画は何度見ても面白い。いいシーンはたくさんあるけれど、5人の刺客を狂四郎が諭す寺の境内のシーンは、うっとりするほど美しい。名場面です。雪の舞う中での決闘シーンもいいぞ。
(というわけで、写真は『眠狂四郎』の市川雷蔵)

ご冥福をお祈りします。

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コメント

はじめまして。ここにも大映映画を愛して下さる人がいらっしゃる。嬉しいですね。
市川雷蔵、美しいですね。
内藤さんは本当に残念でした。ご冥福をお祈りします。

投稿: SESIRIA | 2007/02/26 19:47

SESIRIAさま、はじめまして。
大映映画、いいですねー。東映の時代劇とか、東宝の特撮ものとか、いいなーと思う事も多いですが、私はやっぱり『映画は大映』です。

これからもよろしくお願いします。

投稿: あやこ | 2007/02/28 00:56

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