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2007/01/30

あんたには言われたくない。

地位のある人がレベルの低い事を言って世の中を騒がしてしまう事が私はたまらなく嫌だ。こっちの頭が悪くなりそーなんだもの。

柳沢厚生労働相が女性を「子供を産む機械(装置)云々」と発言したことも、そもそもこの人は、そういう考え方の人で本音がついポロッと出てしまったってだけのはなし。で、何が頭にくるかというと、こういうセクハラおやじが厚生労働省の親分だってことです。小子化云々なんて、あんたには言われたくない。
「あやまったからいいでしょ」という態度も気にくわない。あやまられてますます頭にきた。

それにしても、なんだか本当に全体がレベル低くないか?>安倍内閣。何でもひらがなで書いてしまう人たちのような気がする。少しは漢字を使って物事を考えなさい。

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2007/01/29

古地図で東京めぐり

世の中、時代劇ブームらしいです。私だけじゃないんだ。そのせいかどうか知りませんが、期間限定で、『古地図で東京めぐり』なる楽しいサイトが開設中です。ここ

地図を見るのは本当に楽しいです。ぼーっと眺めているだけで時間が過ぎちゃう。『古地図で東京めぐり』では、自分の見たい所を検索も出来るので、ついつい遊んでしまって、ますます時間が過ぎてしまいます。イカンイカン。

私の今の勤務先は江戸時代、二万五千石の殿様のお屋敷でした。これがなんと、母方の出生の殿様なのだ。祖父は分家で、若い頃に大阪に出てきたのですが、本家は今でもその土地にあるし、私も子供の頃は祖父母に連れられてよく行っていました。これも縁って事ですかねぇ。

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2007/01/28

バナナワニ園に行ったのだ。

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・・・てなわけで、昨日は熱川のバナナワニ園に行ってきました。ここ。夫婦そろって仕事が忙しくてプリプリしているので気分転換。東京9:00発の特急「踊り子」で行きました。
ここにはその名の通り、ワニがいっぱいいるのだ。レッサーパンダもいます。数が随分増えていました。フラミンゴもゾウガメもいます。ゾウガメは夫が子供の頃からいるらしいです。
「バナナワニ園」のバナナは、温泉の地熱を利用した熱帯植物園のこと(敷地内に源泉のやぐらもあり)。睡蓮の温室がとてもきれいなのだ。オオオニバスも食虫植物もあります。バナナも植わっていて、そこでとれた完熟朝取りバナナをフルーツパーラーで食べることができます。生クリームがいっぱいかかっていて、それはちょっと邪魔なんじゃないかと思いましたが、バナナは普段食べているバナナより柔らかいんだけれど固いって感じで、おいしかったです。

電車で蓮台寺まで行って、駅近くの金谷旅館で立ち寄り湯。途中でたまたま手にした地元の立ち寄り湯を紹介したチラシに出ていたのです。広い檜のお風呂が名物らしく(混浴)、女湯も同じような木造の造りで、こちらも広々として気持ちよかったです。弱アルカリ性の少しぬるめのお湯が湯船からあふれていて、傾いた日の光が窓から射し込んで湯気を反射させる様子などをボヤボヤしながら眺めているだけで極楽。ここはおすすめです。

昼食を食べ損なっていたので、下田でやっとごはん。海鮮丼を食べたらこれまた美味。海に近いから当たり前かもしれないけれど、期待通りでうれしい。心もお腹も満腹になったところで、17:30発の「スーパービュー踊り子」で東京へ。あー。楽しかった。おかげで今日のお仕事は気分よくできました。たまには遠出しないといけませんねー。

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2007/01/27

温泉に入りました。

温泉に入りました。
せっかく伊豆まで来たので温泉に入りました。ここはヒノキの広い湯舟が名物。少しぬるいお湯につかってボーっとしました。いいお湯でした。湯上がりにビールを飲んだらいい気分になりました。

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ここはどこでせう。

ここはどこでせう。
久しぶりに遠出をしました。冬の日差しのなか、ワニがぐうたらしています。私もワニになりたい・・・。
今、とれたてのバナナが出てくるのを待ってます。

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2007/01/26

『初春狸御殿』を見たよん。

ものすごい勢いで仕事をすませて早めに切り上げ(週末にやることにして)京橋のフィルムセンターへ!『初春狸御殿』(1959年・大映)を見てきました!あぁ、このくらいの楽しみがないとやってられん。

「狸もの」と呼ばれるオペレッタ映画で、雷蔵、若尾文子、勝新の若手スターを中心としたお祭り映画。
狸御殿に住むわがままお姫様・きぬた姫(若尾文子)が「私は狸のお嫁さんになんてならないわ!」と家出をしてしまいます。お見合い相手の若殿狸、狸吉郎(雷蔵)が今か今かと待っているのに困った家老は、もとカチカチ山の狸だった博徒狸・泥右衛門(菅井一郎)の娘、お黒(若尾文子の二役)を身代わりに仕立てます。狸吉郎は、きぬた姫(実はお黒)の美しさにぞっこん。泥右衛門は、お黒がうまく狸吉郎のお嫁さんになってくれれば・・ウッシッシと悪知恵を働かせ・・・と、まぁ、どうでもいい話なんですが。若尾文子のかわいさもさることながら、雷蔵の男ぶりには腰が抜けそうになりました(笑)。

映画館で雷蔵の映画を見るのはこれが2本目。1本目は『炎上』だったので、雷蔵お得意の若殿様(これが実によく似合う)を大画面で見るのは初めてだったのですよ。特にこの頃(1960年前後)の雷蔵はTV画面でみても、どんな役でも匂い立つような男ぶりですが、映画館だとそれが50倍くらい増幅される感じで、こんなの週変わりで見ていたら、そりゃ夢中になるお嬢さんも出てくるわな・・・というか夢中にならない方がおかしいと思いました。それにものすごく知的だし。
市川雷蔵はやっぱりいい男って事を再認識いたしました。ハイ。

それと、想像以上に色っぽいシーンが満載でびっくりしました。ほとんどトップレスのカッパ娘とか、腰元役の水谷良重がびっくりするほど体格がいいとか、太股もあらわなダンサーが踊りまくるとか、家族総出で見に行ったとき、お父さんも楽しめるようになっています。
中村鴈治郎の古狸ぶりもケッサクだし、お正月らしい楽しい映画でした。歌はやっぱり時代を感じさせますけど。

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2007/01/25

たまには本屋さんにも行かないと。

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←東博・表慶館にて。

毎朝、布団から体をべりべりとはがすような感じ。
今日はお天気がとてもよかったし、お昼は同僚を誘って外でゆっくりしました。風は冷たいけれど、真冬の厳しさが感じられないなぁ。1時間でもいい気分転換になりました。

連続して仕事に集中できるのは1日8時間が限度だと思う(私のばあい)。7時をまわるとミスタイプが多くなってきてどうにもならんので、さっさと切り上げて帰宅。久しぶりに本屋に寄りました。新刊の棚に『眠狂四郎異端状』(新潮文庫)の新装版を発見。わーい。『黒沢明と「天国と地獄」』もあったので買ってしまいました。
これは映画「天国と地獄」の撮影ドキュメント。誘拐犯人に身代金を渡す、特急第二こだまのシーンのところが読みたかったのです。東京から熱海まで、実際に「こだま」を一編成走らせて撮影されたそうなんですが、繰り返しリハーサルしているとはいえ撮影は一発勝負。東宝のベテランスタッフ、三船敏郎、仲代達矢といった俳優陣が吐きそうになるほどの極度の緊張の中に追い込まれていきます。このシーン、映画の中でも大好きなシーンなんだよね。こういうのを読むと、映画は撮っている時が一番面白いんじゃないかと思えてきます。

宮本昌孝『尼首二十万石』読了。これは図書館で借りてきた。宮本昌孝は、最近ちょいと気になっている作家で、読後感が非常にさわやかなのです。

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2007/01/23

おともだち。

↑高野文子の名作マンガの事ではありません。

甥っ子が無事に高校に合格したそーな。
義妹の希望としては都立に行ってほしかったそうなんだけど、結局、推薦で私立一本にしたのだとか。それでも希望の高校だし、「ホッとした」と義妹はとても喜んでいました。私もうれしい。亀戸天神に初詣に行ったかいがあったというものだ。

高校生のときに、どれだけいい友人に巡り会えるかって事は、とても大切な事だと思います。友達なんていつでもできるさ・・・といっても、10代後半の短い期間に、濃密な時間を共に過ごせる仲間を持つということは、その後の人生に大きな影響を与えるのではないかしらん。まだ人間ができていない頭がふにゃふにゃの時に、ふにゃふにゃ同士が刺激を与えあいながら頭を固めていく。それは頭がガチガチに固まった大人になってから知り合う友人とは、また別の友人だと、私は思うのでありました。

甥っ子には勉強もだけれど、いい友人に沢山巡り会ってほしいなと思います。それができれば、少々のつらい事も乗りこえていけるんじゃないかな。

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2007/01/22

「十時半睡事件帖 東海道をゆく」

白石一郎の『十時半睡事件帖 東海道をゆく』を読みました。「とときはんすい」と読みます。
十時半睡は福岡藩の元総目付。嫡男に家督を譲って隠居するところ、藩内の改革のため、乞われて非常勤の総目付となります。今は福岡から連れてきた若党と江戸住まい。そこでさまざまな事件に遭遇するっていうお話で、何冊か本が出ていますが、どれもとってもおもしろい。今回は、病に伏せっている息子の様子を見に、福岡まで、まずは東海道を上っていきます。

白石一郎は2006年に亡くなったので、この本が絶筆だとか。なるほどお話は大井川を超えたところで終わっているし、体調も悪かったのか、大きな事件がおきるわけでもなく、淡々と旅が続いていきます。でもそこに、年老いた十時半睡(著者の分身か)の人生観がかいま見られるのです。今までの十時半睡とは少し変わった感じだけれど、道中記として読むと、これがおもしろくて、旅の様子をあれこれ想像しながら読みました。

だいぶ前、NHKの時代劇ドラマにもなりました。十時半睡を演じたのは島田正吾。「ほっとけ、ほっとけ」と鷹揚にかまえている所がよかったです。

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2007/01/20

髪の毛切ったので頭が寒い。

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←世の中は受験シーズン。がんばってくだされ。

私の髪型はベリーショートで(夫は中坊なぞと言いますが)、結婚するときは少し伸ばしていたんだけれど、ここ16年、ずーっと同じ髪型。普段は自分の髪が短いとは思っていないのですが、たまに友人が撮った写真に私の後ろ姿が写っているのを見て「この髪の毛の短い女はだれ?」とびっくりすることもあります(笑)。
髪が短いと、少し伸びただけでも気になって仕方がない。25日くらいの間隔で美容院に行きます。数えているわけではないけれど、朝起きると急に髪が伸びていて「ぐわー。美容院へ行かなきゃ!」と思うのが25日くらいなのだ。今月は忙しくて美容院へ行くのは一ヶ月過ぎていました。あー。よく我慢した。ガンガン切ってもらってすっきり、頭が軽いです。いつも担当してくれる女性が今月いっぱいで辞めてしまうので残念。違う人に変わるのだけれど、しっくりするようになるまで少し時間がかかるからなー。

録画しておいた『雪之丞変化』(1963年・大映)を見ました。長谷川一夫300本記念映画で、監督は市川崑。様式化されたすっきりしたセットにスポットライトのような照明が印象的。
元は長崎の大店の息子で今は人気絶頂の歌舞伎の女形、雪之丞(長谷川一夫)が、父を陥れ、両親を死に至らしめた長崎奉行(中村雁治郎)たちに復讐をするおはなし。長谷川一夫が影で雪之丞を助ける闇太郎の二役、他に若尾文子、山本富士子、雷蔵に勝新、船越英二と大映オールスターが脇を固めます。
この映画、戦前に同じ長谷川一夫主演(当時は林長二郎)、衣笠貞之助監督で製作された映画のリメイクで、その映画の長谷川一夫は本当に美しかったそうな。今日見た映画の長谷川一夫は、お顔にお肉がついてタプっとした感じですが、女形姿は時々見惚れるほどだし、何にしても所作が美しい。小刀を手に刺客とやりあう場面などはさすがです。1950年代から60年代にかけての大映京都の映画を見ていると、必ずといっていいほど出てくる脇役・伊達三郎が、敵役の一人として出演。熱演でした。なんだかうれしい。

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2007/01/19

本日のお昼ごはん。

本日のお昼ごはん。
風が冷たいですぅ。虎ノ門『花たろう』で金曜日限定お弁当。千円。ごはん少なめ。今日のお肉は鳥の照り焼きでした。ごちそうさま。

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2007/01/18

『複眼の映像』@橋本忍

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なんかもー。毎日忙しくて、おうちに帰ったらへろへろ。眼がしょぼしょぼするのはパソコンの見過ぎか(泣)。髪の毛がボサボサで気持ちが悪い。早く美容院に行ってすっきりしたい。ブツブツ。

図書館で橋本忍の『複眼の映像』を借りてきました。
伊丹万作の弟子とはいえ脚本家としては素人だった橋本忍は、黒沢明との共同執筆を経てプロの脚本家として一本立ちしていきます。その橋本忍が見た黒沢明を通じて、映画における脚本とは何か?ということを書いた本。面白かった。一気に読んじゃいました。
体の芯から絞り出すようにシナリオを作り上げていく過程は、実際に経験した人でないと書けない事で、特に『七人の侍』が誕生するところは、わくわくしながら読みました。そして後年の黒沢映画のつまらなさについてもきちんとふれていて、私は黒沢明は出来不出来の差がはっきりしているとずーっと思っていたので、この部分を読んでその謎の答えを一つ出してもらえたように思えました。

私が映画を見るようになった時、黒沢明はもう巨匠というか、誰も文句を言えない神様みたいな存在で、それが私にはよくわかりませんでした。だって黒沢明の昔の映画なんて見る機会がないし(レンタルビデオなんてまだありません)、鳴り物入りで封切られた『影武者』や『乱』なんて辛気くさいだけの映画のようで、見る気にもなれなかった(いまだに見てない)。私の中で黒沢明の映画は何となく避けるところがあって(外国人の映画監督がやたらとほめるのも気にくわない)、『七人の侍』をきちんと見たの、最近です。分別のついた大人になってから見てよかったです。

映画の事をきちんと語れる映画人っていう人が、だんだんいなくなっていくような。
先日亡くなられた美術監督・内藤昭さんの本『映画美術の情念』がアマゾンから届いたので、さっそく読み始めました。これがまた面白いんだわ。
おかげで昨日は夜中から『大菩薩峠』を見て、今夜は『斬る』を見ました。あー、寝不足。2本とも『映画美術の情念』で詳しく述べられているのです。
『斬る』は久しぶりに見たけど、すっごくシンプルでいい映画です。感心した。雷蔵の代表作といわれるの、わかります。三隅研次の代表作でもありますね。

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2007/01/15

新年会@みその

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金曜日の夜は同僚と4人で「みその」で新年会。ここ。二ヶ月前にランチで「みその」に行ったとき、午後から仕事で飲めないのはくやしいから、夜にゆっくりこよう!という話になったのだ。夜はお高いので気合がいるんですよん。

係の人が目の前で焼いてくれます。ランチの時に担当してくれたYさんが、お話しが楽しくて感じのいい人だったのでご指名。一番安い8千円のコースに追加で焼いてもらった牡蠣が大粒のプリプリで大満足。野菜も甘くて美味。お肉はいわずもがなですが(一緒に焼くニンニクがカリカリ一歩手前でおいしいのだ。焼くというよりは揚げる感じ)、最後のガーリックライスが抜群のおいしさ。みじん切りのニンニクをよくいためてから、ご飯といためて塩胡椒の簡単な味付け。要はニンニク焼きめしなんですが、これとお漬け物とお味噌汁だけでもいいかも(笑)。家で真似しようと思いました。
Yさんによると、女性だけのグループというのは珍しいそうです。場所柄もあって(新橋)接待が多いみたい。ワインを2本あけて一人\13600でした。まんぞくまんぞく。

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2007/01/14

東博で「チゴイネルワイゼン」を聴く。

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昨日は午後から国立競技場でラグビー大学選手権決勝、早稲田対関東学院の試合を見に行きました。残念ながら早稲田は三連覇ならず。関東学院の優勝で終わりました。早稲田は自分たちの試合をする事ができませんでした。

夜はさっさと帰宅して録画してある今日の試合を見ながら反省をするという夫と別れて、私は東京国立博物館へ。平成館のラウンジで行われるニューイヤーコンサートに行きました。

東博ではクラシックコンサートをはじめ、いろんなイベントを行っています。特にクラシックコンサートは、手頃な料金でトップクラスの演奏家の質の高い演奏を少人数で楽しめるのでかなりお得。クラシック音楽は興味はあるけれど、どうも敷居が高くて・・・という私にはぴったり。昨夜の演奏は、バイオリニストの千葉純子さんで、伴奏はピアノの浦壁信二さんでした。
千葉純子さんという方がどういう演奏家なのか全然知らずに行ったのですが、これがまたキュートな女性なのでびっくり。クラシック音楽の演奏家といえば、目つきの鋭い迫力のある人をイメージしていたので。演奏は「私の音楽を聴いて!」という強引なところが全然なく、自然に音楽の世界に引き込まれてしまうという感じでした。すばらしかった。演目は以下の通り。

 クライスラー テンポ・ディ・メヌエット
 クライスラー 真夜中の鐘
 クライスラー ウィーン奇想曲
 クライスラー ロンドンデリーの歌
 ヴァニアフスキー 華麗なるポロネーズ1番
 ヴァニアフスキー モスクワの思い出
 サラサーテ チゴイネルワイゼン

「ウィーン奇想曲」は馬車の蹄の音が響くウィーンの石畳みの町並み(行った事ないけど)が目に浮かんできたし、「チゴイネルワイゼン」ではジプシーたちがたき火を囲んで踊る場面、彼らの心の奥底にある深い寂しさを感じることができました。特に「チゴイネルワイゼン」の演奏は圧巻。鳥肌が立ちました。目の前で演奏を見られるので、指が弦を滑り、弓が跳ね(本当に跳ねるのだ)、指で弦を弾いてまるでギターの様に使い、様々な音色が一個のバイオリンの中から出てくる様子を間近に見られて呆気にとられてしまいました(今お使いのバイオリンはストラディヴァリウスの「ジュピター」という名器だそう)。
音楽の生み出す世界に浸った1時間半でした。いやぁ、よかった。シアワセだわ。
会場で販売されていたCDも買ってさっそく聴いておりまする。

ところで、この手のイベントに行くたびに思うのだけれど、とにかくお年を召した方が多い。昨夜なんて私は若手です(笑)。それがいいとか悪いとか、高齢化社会だからとかいうのではなく、若い人がこういう事に興味がないのかなーと不思議というか不安になったのだ。音楽を勉強している人はともかく、私のように「ちょっと興味があるから覗いてみたい」というような人には絶好の機会だと思うのに。

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2007/01/12

『股旅』@市川崑

一昨日はあまりの眠さに、ごろりとリビングの床の上に横になって気がついたら朝でした(笑)。腰が痛い。
昨日は仕事を終えてからあわてて図書館に走り、本を3冊借りてきました。おうちに帰ってごはん食べたら10時過ぎ。録画しておいた市川崑監督の『股旅』(1973年・ATG)を見ました。見るのは2度目。
萩原健一、小倉一郎、尾藤イサオのダメダメ渡世人のおはなし。ロードムービーですね。
映画の合間合間に、渡世人の仁義の切り方、作法、当時の(天保時代)の社会のしくみや人々の考え方などが語られるのも楽しい。
市川崑は上映当時の社会風潮、若者の姿を、3人の渡世人に重ね合わせようとしたのではないかな。そういう点では、時代劇らしからぬ時代劇だと思いました。「木枯し紋次郎」の後に撮られたので、画面の持つ雰囲気はよく似ています。舗装されていない道、電信柱もアンテナもなく、そのまま時代劇に使える風景が、30年前の日本にはあったというのが驚きです。そんなに大昔のことではないのに。
西岡善信の美術もすばらしいです。
3人についていくお汲役の井上れい子の表情がよかったな。
好きな映画の一本であります。

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2007/01/09

内藤昭さん、亡くなる。

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大映京都の美術監督だった内藤昭さんが亡くなりました。1950年代後半から60年代にかけての大映映画をみていると、本当によく目にするお名前です。手がけられた映画のリストをみていると(ここ)、「あぁ、これも、あれも」と映画のワンシーンが浮かんできます。
ドイツ表現主義の映画『ジークフリード』に触発されたという『大菩薩峠』、ちょっとした小物にまで神経が行き届いていた『座頭市物語』、現実と夢うつつの狭間にあったような『斬る』、現地ロケなしで中国の街を作りだした『陸軍中野学校 竜三号指令』、これぞ時代劇というような『眠狂四郎女地獄』の雪のシーン・・・。端正という言葉がぴったりの空間を作る方でした。

今夜は内藤昭さんが美術を担当した『眠狂四郎勝負』を見ています。監督は三隅研次、カメラは牧浦地志。狂四郎はもちろん市川雷蔵。しびれます。この映画は何度見ても面白い。いいシーンはたくさんあるけれど、5人の刺客を狂四郎が諭す寺の境内のシーンは、うっとりするほど美しい。名場面です。雪の舞う中での決闘シーンもいいぞ。
(というわけで、写真は『眠狂四郎』の市川雷蔵)

ご冥福をお祈りします。

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2007/01/08

たまには東博へ。

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←午後5時の上野公園。少し前まで5時になるともう真っ暗だったのに、少し日が長くなってきたようです。

お天気に誘われて午後から東京国立博物館へ。なんだか休日っていう気がしなくて会社サボって遊んでいるような気分。
お目当ては国宝室の長谷川等伯『松林図屏風』。去年は見逃したからなー。どこかで目にした事のある有名な屏風だけれど、実物は違います。絵の中で、ひょうひょう風が吹いているような。日本の薄暗い室内で目にしたら、松林がぼんやりと浮かび上がってきて、それは幻想的だろうなぁ。

本館をぶらぶら見学。ちょっとした博物館ならメインの展示になるような国宝や重要文化財が何気なく展示してあるのが、この博物館のスゴイところです。600円で目の保養。
最近は時代小説をよく読むので刀剣にも興味津々。

アッと言う間に時間が過ぎてしまった。ミュージアムショップで絵はがきを買って、大修理が終わったばかりの表慶館へ!
以前、ココは考古展示室になっていて、国宝も重要文化財も学校の理科室にあるようなガラスケースに入れられていたのです。さすがにこれじゃマズかろう・・・と思っていたら立派な平成館ができて、考古展示室はあちらに行ってしまいました。薄暗かった館内は壁もきれいに塗り替えられて、それは美しく生まれ変わりました。今はイベントに使われるだけのようですが、希望者に開放して結婚式とか出来るようにしたらいいのになー。
ホールのドーム天井、床のモザイクもステキですが、私は階段室の意匠が最高に好き。ぞくぞくします。館内は写真撮影OKなので、バチバチ撮りまくってしまいました。

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本日のお昼ごはん。

本日のお昼ごはん。

お天気がいいので東博へ。その前に鶯谷駅前の公望荘で鴨せいろ。おいしゅうございます。ここは卵焼きもおいしいのだよ。
何だか休日という気がしないので会社さぼってる気分。

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2007/01/07

三連休の中休み。

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←NHK教育テレビで毎週火曜日放送の『知るを楽しむ・私のこだわり人物伝』。今月は何と宮嶋茂樹さんが南極探検の白瀬中尉を講義なさいます。テキストも発売中(おもしろい)。必見でございます。

今日は午後から夫と近くの健康ランドへ初温泉。サウナで汗を流して休憩室でビールを飲んでいたら、ちょうど夕日が沈む頃で、窓から富士山のシルエットが大きく見えました。あたりに高い建物がないので、空も広く気持ちよかったです(ビールの飲み過ぎかもしれんが)。
仮眠室で1時間ほどウトウトして帰宅。ほどよい疲労感がたまりません。今年も一生懸命働いて、一生懸命遊ぼうと思うのでありました。

おうちでごろごろしながら『大江戸評判記 美男の顔役』(1962年・東映)を見ました。主演の大川橋蔵に脇を固めるのが、山形勲、渥美清、月形龍之介、浪花千栄子の芸達者。里見浩太郎が血気盛んなアンちゃん役。あまり期待していなかったのだけれど、とってもくだけた時代劇で面白かった。山形勲、浪花千栄子がいいなぁ。月形龍之介のむっつり顔もよかったです。
この頃の大川橋蔵は好きで、威勢よく啖呵をきるお武家様って役どころが最高によく似合う。
雷蔵もそうだけれど、大川橋蔵も生きていれば70代後半。今こその役、いろいろできたのになぁ。惜しい。鬼平犯科帖でおちぶれた元盗賊のお頭役とか、陰謀の黒幕とか。
今の時代劇って同じような役者が同じような役ばっかりやってるんだもの。

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下町の夕焼け

下町の夕焼け

夫と健康ランドでごろごろしています。子供が走り回り、素人のカラオケが響き渡る中でビールのんでます。夕焼けがきれいで富士山も見えてます。

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2007/01/06

うさんくさい。

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←今年一番最初に買った本

会社も始まって、いよいよ活動開始って感じです。
仕事始めには毎年夕方から会議室に簡単なおつまみや飲み物を用意して新年会をします。昨日も5時から始まりました。空きっ腹にビールとワインを入れたらふらふらしちゃって、そのまま残業したら頭の芯がおかしくなってしまった。適当に切り上げて帰宅。

ホワイトカラーエグゼンプションというのがあって(こういうの)、そもそも横文字でよくわからなくしているのが嫌なんだけど、要は安い賃金で働かせたいっていう会社側の考え方じゃーんと、何だかとても気にくわない。胡散臭い。そもそも私が残業しているのはお金のためじゃないぞ。仕事が終わらんからじゃ。会社に迷惑かけられないからだ。それに年収400万でホワイトカラーっていわれたって(笑)。
おまけに安倍首相はホワイトカラーエグゼンプションが導入されたら、さっさと家に帰るから出生率増加にもつながると言ったらしくここ、わはは。バカにするなー。日本には昔から「貧乏人の子沢山」という言葉がございます。
ほんと、想像力が貧困。

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2007/01/04

行けるかどうかは別だけど。

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←初詣に行った亀戸天神。

お正月休みも今日でおしまい。なーんにもしなかったなぁ(笑)。よく寝た。明日からちゃんと社会復帰できるのかどうか不安だ。また三連休で気が付いたら1月も月半ばです。なんで1月の第二月曜日を祝日にしたのか、その感覚がわからん。15日は小正月っていう意味があるんだし、どうしても三連休にしたいっていうのならせめて第三月曜日にすればいいのに。休暇明けの三連休ってありがたみないじゃん。

京橋のフィルムセンターでは『歌謡・ミュージカル映画名作選』が始まりました。ここ。先日見た『鴛鴦歌合戦』、雷蔵の『初春狸御殿』が上映されます。見に行きたい。
江戸博では『江戸城展』ここ。これも見逃せませぬ。
東博は新春ならではの企画展『博物館に初もうで』ここ。国宝室の長谷川等伯『松林図屏風』も気になる。

他にも太田記念美術館の『ギメ東洋美術館浮世絵名品展』とか、近代美術館の横山大観『生々流転』一挙公開とか(すごいです)、気になる展覧会はいろいろあるですよ。行けるかどうかは別にして。

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2007/01/03

年末年始はだらだら映画。

好きな時に寝て好きな時に起きるっていう生活は改めないといかん。社会復帰できなくなるぅ・・・と思いつつも今日は徹底的にぐうたらしました。あぁ、寝すぎで腰がいたい。お正月休みは明日まで。少し外に出てリハビリしようっと。

夜はスカパーで『天国と地獄』(1963年・東宝)を見ました。何度か見ているけれどやっぱり面白い。誘拐事件を軸に、被害者が巻き込まれている社内抗争、犯人の心情、刑事達の地道な捜査と、複雑な話を違和感なくすんなりわからせて観客を映画に引き込ませるのは、脚本と演出の力だろうなぁ。黄金町をはじめとする当時の風俗も描き出されていて、いい映画は歴史を物語る資料ともなりまする。いろんな俳優が沢山出ているのも楽しかった。伊藤雄之助はイヤな役やらせるとうまい。今回もイヤラシサ爆発でよかったです。
それにしても、最近、昭和30年代がやたらともてはやされているけれど、本当にみんな昔に戻りたいのかぁ?だって貧乏だし、不便だし、物はないし、夏は熱いし、冬は寒いし。人の心もそんなに豊かだったようにも思えない。世の中の不満は、今よりもっと目に見えるものであったようには思うけど。

私が中高生の頃、お正月になると、NHKの名作映画劇場が放送されて、それでこの手の映画をよく見ました。それぐらいしか「ぜひとも見ておきたい映画」を見る機会はなかったのだ。ビデオもないから、放送時間に合わせてTVの前にすわらないといけないわけだし。大掃除の最中に見たい映画が放送されると大変でした。母親に怒鳴られながら無理矢理見た。お正月には父親とお餅を焼きながら見ました。『駅馬車』や『真昼の決闘』、『嘆きの天使』『制服の処女』ヒッチコックの映画。年末年始の思い出ですな。

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2007/01/02

ラグビー大学選手権準決勝@国立競技場

毎年1月2日は国立競技場へ、ラグビーの大学選手権準決勝を見に行きます。よく「年末年始はどこかへお出かけですか?」と聞かれるんだけれど、2日の予定が決まっているので、どこにも行けないのだ。
で、今年も行ってきました。第一試合は関東学院対大阪体育大学、第二試合は早稲田対京都産業大学。どちらも総合力では、関東勢の関東学院、早稲田が上ですが、そこに関西の2二チームがどこまで食い下がるかに注目でした。結果は関東勢2校の圧勝に終わったわけですが。

大体大は歯が立たずって感じ。ラグビーは、ボールに対してどれだけ選手が素早く集まれるかっていう事が大切なのですが、大体大はそれが出来てなくて(体がついていけなかったんだと思う)結局、ボールを持った選手が孤立してしまい、相手にボールを奪われたり、そこからピンチになったりと、見ていて歯がゆい場面が多かったです。自分たちが何をどうすればわからなくなってしまったようでした。競技場の7割方は大体大の応援してたのになぁ。その中で韓国からの留学生、SHの金くんのファイトが印象的でした。最後、本当に悔しがっていて、だからなおさら大体大にはもっと力をつけてほしい。

早稲田と京産の試合は面白かった。京産はキックオフから積極的なプレーの連続で、早稲田も足が地に着かず、自分たちのプレーが出来ない感じで、見ていてハラハラしてました。フォワードにこだわった試合運び、ディフェンスもよかったし、最後まで切れなかったし、全員走っていたし、点差はつきましたが、中身のある好ゲームでした。京産は何で自分たちが負けたのか、負けた気がしないようなゲームだったんじゃないかな。

関西のラグビーは、どうも古いように思えるのです。今は、15人全員が80分間走りきるフィットネスと、ボールへの集まり、ポジションに関係ないボールへの反応、頭で考えるラグビーが必要なわけで。(でないと世界と闘えない)
ラグビー全体のレベルがもっとあがらないと、ラグビーが面白くなくなります。

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2007/01/01

『鴛鴦歌合戦』

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お正月らしく今年始めてみる映画は『鴛鴦歌合戦』(1939年・日活京都)にしました。マキノ雅弘監督がわずか一週間で撮ったという時代劇オペレッタであります。
主演は片岡千恵蔵になってますが、事実上の主役は志村喬とディック・ミネだと思う。特に若(バカ)殿役ディック・ミネがスゴイ(笑)。ちょんまげ姿で♪ぼくはおしゃれな殿様ぁ♪とスウィング。志村喬は歌うますぎ。

貧乏浪人の片岡千恵蔵と隣りに住む傘張り浪人の娘(市川春代)はお互い気になる間柄。そこに、千恵蔵に横恋慕する大店のわがまま娘(服部富子)や許嫁(深水藤子)、市川春代を妾にしようとする若殿(ディック・ミネ)が現れて・・・というストレートで単純なお話しと登場人物たち。服部富子を追いかけ回す男の子たち、若殿の家来たちも楽しい。もちろん最後はハッピーエンド。

たぶん、ものすごくあわてて撮った映画なんだと思う。役名は芸名をもじったものだし(例えば志村喬の役名は「志村狂斎」)、歌だってなんつーか、何のひねりもなくセリフをそのまま歌にしちゃいましたって感じで、「とりあえずそれでええわ。これでいこ」っていう現場の声が聞こえてきそう。でも手抜きって印象は全然ない・・・・っていうのは、当時の撮影所の(映画の)若さの現れなんじゃないかな。それとレベルの高さ。いつも思うことだけれど、映画は時代が下れば下るほど面白さが増すわけじゃない。新しくなるわけじゃない。ならば映画の進歩っていうのは何なんだろう。技術の進歩は映画の面白さに比例するわけじゃない。

とにかくこの映画は、見ていて心底楽しくシアワセになれる映画です。出てくる人に悪者は一人もいないし、それにみんながとてもチャーミング。70年前も今も、喜怒哀楽、人が心で受けとめるものは何も変わっていないのね。

映画の中に出てくる傘の意匠が恐ろしくモダンなのに目を奪われました。志村喬はずーっと老け役だったんだなぁとしみじみ。片岡千恵蔵はいい男ですが、どうも東映時代劇のお顔が目に浮かんできて妙な違和感。
この映画のカメラは宮川一夫で助撮影が牧浦地志。牧浦地志は後に大映京都で三隅研次とのコンビで雷蔵のいい映画をたくさん撮りました。そんな事もうれしいです。

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これは何でせう。

これは何でせう。

午後から夫と亀戸天神に初詣に行きました。今年は甥っ子が高校入試なのでその合格祈願を兼ねてです。合格祈願のお守りが二千円もしました。
天神さん近くのパン屋さんで亀のパンを発見!親亀小亀孫亀の三匹セットなのですが(背中に乗ってるところが最高!店頭に飾ってあった。)孫亀しか残っていませんでした。
カレー亀もいたので買いました(奥)。

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