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2006/12/12

F・スコット・フィッツジェラルド

昼休みにネットサーフィンしていたら、村上春樹がフィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』を翻訳して、それが結構話題になっていることを知りました。これ
少し前なら発売と同時に文句なしに買ったなー。

F・スコット・フィッツジェラルドは大好きな作家で、一時(20年前)はもう夢中になって読んだのだ。当時手に入る本はほとんど買って読んだけれど、唯一読んでいないのがこの『グレート・ギャツビー』。新潮文庫版が手元にありますが、読むとつらくなりそーなんだもん。
フィッツジェラルドの小説は哀しい。読んでると本当につらくなる。でも好きだなー。『バビロン再訪』『メイ・デイ』なんていいですよー。長編では『夜はやさし』もいいけれど、私はフィッツジェラルドは短編が最高だと思います。お金のために書き散らした短編の中に輝くダイヤモンド。文庫本で短編集が出ているのでぜひどうぞ。

F・スコット・フィッツジェラルド(1896年-1940年)はミネソタ生まれ。第一次世界大戦従軍後、アラバマ州モントゴメリーで出会ったゼルダと1920年に結婚。処女作『楽園のこちら側』がベストセラーとなり一躍人気作家となります。
二人はニューヨークの社交界でジャズ・エイジそのものの生活に明け暮れ、ゼルダはフラッパーの代名詞のようになります。スコットは生活のため短編を書きまくりますが、いくら儲けても奔放な二人の生活を潤すにはいたらず、借金を重ねるうちに1929年の世界恐慌にみまわれ、1930年にはゼルダが発狂。時代はいつのまにか彼を必要としなくなっていました。借金と生活苦のため、スコットはシナリオライターとしてハリウッドに向かいますが、そこでの生活も約束されたものではなく、お金のために脚本をかきつつアルコールにひたる生活の中、愛人のアパートで心臓発作で亡くなりました。
ゼルダは1948年、精神病院の火災で焼死しました。

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コメント

先日新聞にこの事が載っていてぜひ読んでみたいと思っています。もう出版されているのでしょうか?

実は村上春樹は「最高だから」と薦める人がいたにもかかわらずいまだに読んだことがなく、フィッツジェラルドもグレート・ギャツビー(Rレッドフォードの)の映画に感銘受けたぐらいなのですが気になる人です。
映画の後に本も読んだはずですが当時はいまいちピンときていませんでしたが、今読んでおかなければと思う作家です。

春樹さん他にも何か翻訳した(する?)と書いてましたが何でしたっけ?

投稿: せんめい | 2006/12/13 14:07

せんめいさま

村上春樹訳の「グレート・ギャツビー」はもう書店に並んでいます。愛憎版も出ているようですよ。版元は中央公論新社でーす。

村上春樹は、昔、好きでした(笑)。「ノルウェイの森」から「なんかヘンだなー(私とは合わないなー)」と思い出して、それからはほとんど読んでいません。でも初期の短編は、今でもすばらしいと思っています。

フィッツジェラルドの短編は、今までにもいくつか訳していて、文庫本でも出ています。
中公文庫の「バビロンに帰る―ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック〈2〉」なんていかがでしょ。私の好きな「バビロンに帰る(バビロン再訪)」も掲載されています。
村上春樹の訳は、とても読みやすいです。

ふふふ。これでフィッツジェラルドファンが増えてくれるとウレシイ。

投稿: あやこ@かいしゃ | 2006/12/15 12:58

実はもうかなり読み進んでしまいました。
まだ完了していませんが昨日はDVDも買ってきてしまいましたよ。
新書版も同時に出ていたのですね知らずに愛蔵版を買ってしまいました。うーん、DVDより高かった!

投稿: せんめい | 2006/12/19 11:35

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