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2006/12/29

『新撰組始末記』@子母澤寛

20061229_
←今ごろこんな本を読んでます。

幕末の話はどうもわからん。第一に登場人物が多い。話の舞台も多すぎる。誰と誰が味方で、誰と誰が仲が悪いのかもわからん。
高校生の時に『竜馬が行く』が流行って友人達は文庫本を回し読みしていて、卒業旅行には桂浜に行きたいなぞと言っていましたが、私はその頃北杜夫に夢中だったので読もうという気もおこりませんでした。何しろ坂本竜馬は司馬遼太郎が創作した人物だと思っていたぐらいなのだ。

『新撰組始末記』は聞き書きや資料を基に書かれたもので、読んでいるうちに新撰組の姿が霧の中からぼんやりと浮かび上がってくるような気がします。面白かった。
それにしても随分と血なまぐさい時代。天下太平の江戸時代には、武士といっても刀を抜くことはめったになく、人を斬ることなく一生を終える武士がほとんどだったといいますから。世の中の騒然とした雰囲気が伝わってきます。
今も昔もダメダメな人間はいっぱいいるし、人としての善し悪しは自分できちんと落とし前をつけられるかどうか(責任をとれるかどうか)ってことだよなぁと思いながら読んでました。

この本の中に祐天仙之助が出てきます。祐天仙之助といえば、森一生監督の『博徒ざむらい』(1964年・大映)で雷蔵が演じた人物ですな。

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