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2006/12/07

夫、風邪をひく。

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火曜日から今日まで、ココログはメンテナンス中でした。でも作業中の問題が解決できず、結局メンテナンス前の状態のまま再開したそーな。うーむ・・・

夫が風邪ひいたので、昨日、今日と、定時にさっさと帰宅して『夫のために』夕ご飯を作りました。今日はクリームシチューにしました。出来上がるまで時間がかかるので、それまで出来合いの、おでんを食べちゃったり、ビール片手に台所に立ちながら横目でチラチラ、スカパーで放送中だった『黒い十人の女』を見たり。

『黒い十人の女』(1961年・大映)は好きな映画。市川崑と脚本の和田夏十(わだ・なっと)のモダンさが際だった1本だと思います。山本富士子、岸恵子、中村玉緒、宮城まりこ、岸田今日子と、一昔前の女優がいかに美しく、おまけに迫力があったか。山本富士子なんて見ているだけで頭の中がぐつぐつ沸騰してくるよう。

先日、図書館で『和田夏十の本』(谷川俊太郎・編)を借りてきました。エッセイや詩、評論に加えて、『炎上』『黒い十人の女』のシナリオが掲載されています。これが抜群に面白い。この2本を書いた当時、和田夏十は40歳前後。何をどう見ていれば、こういう視線で、こういう表現ができるんだろう。的確に映像化する市川崑もスゴイと思いますが。
『黒い十人の女』は、ちょいと前、シネマヴェーラにかかったんだけれど結局行けず。シネスコの画面を効果的に使った、この光と影の美しさは映画館でないと実感できないだろうなぁ・・・と思いつつテレビ見てました。

食後、夫が寝てしまったので、する事がないと(一緒に寝ると風邪がうつりそうなので)、録画しておいた雷蔵主演の『婦系図』を見ました。うー。原作を読みたくなりました。明日、図書館に行って借りてこよう。


杉本苑子の『永代橋崩落』は図書館から全集を借りてきて読みました。この本の中には他に初期の短編がいくつか掲載されているので、ついでに読みました。どれも面白いけれど、特によかったのが『珠の段』。匂い立つような美しさの少年と、彼に惑わされてしまった武士のおはなし。
最近は時代小説ばかり読んでいます。時代小説は終わり方がさっぱりしているのが多いような気がして、それがまたよろしい。「おはなし」だから、山場に向かって盛り上げていく部分が醍醐味で、最後はストンと崖から落ちて終わってしまうような感じ。『珠の段』もそういう小説でした。その終わり方も少しピリっとしているのですが。

そうそう。ココログがメンテナンスの間に、『間諜』(1964年・東映)を見ました。松方弘樹、内田良平、緒形拳の3人が主演のアクション・スパイ時代劇(笑)。東映らしい映画で面白かったです。

※写真は先月、弟の結婚式で行った神戸の夜景@六甲山

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