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2006/11/15

ぼんち

20061115_
←浅草にて。

今朝はいい天気。自宅の最寄り駅のホームからは小さく富士山が見えていたのに、駅前にビルが建って見えなくなってしまいました。義母が入院をしたのは去年の11月で、朝のお天気の空気を吸うと、何となくその時の事を思いだしてしまいます。義母の病室からは富士山がよく見えたのだ。

夜中だというのに録画しておいた『ぼんち』を見てしまいました。初めてみたのはこれまたスカパーで、去年の年末だったかな。DVDにダビングしてあるので見ようと思えばいつでも見られるんだけれど、放送されるとなるとまた録画してそれを見てしまう。うーむ。

久しぶりに見ました。1960年・大映。主演の雷蔵が企画をして市川崑に監督を依頼。市川崑は同じく雷蔵が主演した『炎上』のお返しの意味も込めて引き受けたそうな。監督個人としてはあまり気に入っていないというインタビューを読んだ記憶があるけれど、私は好きな映画です。だって面白いもんなー。

船場の大店の旦那、喜久治(雷蔵)の女道楽のおはなし。いびり倒されて離縁される妻が中村玉緒。そのあとお妾さんになるのが、1番・若尾文子、2番・草笛光子、3番・越路吹雪、4番・京マチ子で、喜久治の母親が山田五十鈴。祖母が毛利菊枝。大映の女優総出演(+東宝)。
いろいろ見どころはあるけれど(若尾文子、京マチ子、越路吹雪3人の入浴シーンとか)、今回は合間合間に雷蔵が見せる、遠くを見つめる恐ろしく孤独な視線が印象に残りました。演技じゃなくて地じゃないのかと思うような。若旦那の時の喜久治は爪を噛む癖があるのも気が付いた。雷蔵は現代劇には数えるくらいしか出ていないけれど、役者・市川雷蔵の本当の怖さってうのは現代劇で発揮されるんじゃなかろーか・・・と思いました。
雷蔵は珍しく老け役(57歳)もやってます。

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