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2006/09/30

この二日間、バタバタして少々疲れました。

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木曜日はアメリカ人と結婚して渡米した元同僚H嬢がご主人と帰国中というので、新橋で一杯。昨日の夜からは会社の創立20周年記念パーティでホテルオークラ東京ベイ。社員旅行と合わせてって事で、パーティのあと、そのままホテルに宿泊っていうプランなのです。
今年の幹事+20周年記念パーティ幹事の4人の奮闘もあって、とてもいい会でした。お食事もおいしかったし。会社は現在のK顧問、S顧問の二人が独立してつくった会社。二人とも60歳を越えてからの独立でありました(そこには独立せねばならない事情があったようなんだけど)。もう引退して悠々自適・・・って事を考えてもおかしくない年齢だよね。いやぁ、いろいろ考えさせられる事の多いひとときでもありました。
23時過ぎまで二次会に参加して、そのあとは同室となったT嬢とベラベラお話しして寝たのは2時頃か。
8時すぎに、朝ご飯を一緒に食べようねと話していたH嬢からの「もうレストランにいるよ」という電話で目覚める(笑)。「いま起きた」という私の寝ぼけた声に「起こして悪かった?」というH嬢。いやいや、電話してもらわなかったら昼まで寝てたかも。

ディズニーリゾートに来たのは(ほぼ)20年ぶり。当時はディズニーリゾートなんてなかったけど。久しぶりに来て、人気があるのもわかるよーな気がしました。よく出来てるもの。揃って人をだましているというか、みんな喜んでだまされているというか(悪口ではないですよん)。
私は子供の頃、ディズニーの映画しか見せてもらえなかったので、初めてディズニーランドに行ってシンデレラ城を見たときは、子供の頃からのイメージだけの世界が現実になったと、少々感動いたしました。
20周年記念の記念品として、オープンチケットを2枚もらったので、夫とディズニーシーに、だまされに行く予定。うー。楽しみじゃー。

写真はディズニーリゾート内を走っているモノレールの車内。窓も吊革もミッキーです(リゾート内を走っているバスもミッキーだった)。ここまで徹底すると楽しいですな。

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2006/09/28

疲れてごろ寝。

おうちに帰ったらヘロヘロで、同じくヘロヘロの夫ともども早々に寝てしまい(リビングでごろ寝)、気が付いたら夜中でした。ただいま午前・・・3時半です。明日(今日か)も忙しくなりそーなのに、こんな事でいいのか。いい歳した夫婦が子供みたいな寝方をしていいのか?という気もするが(笑)。
目が冴えちゃったので、つれづれなるままに。

日本ハムが優勝したそうで、おめでとうございます。地方密着でがんばってきた球団が優勝したっていうのが私はうれしい。地方都市を本拠地にするっていうのが、もっと普通に、個性やカラーの一つになればいいなと思います。

奈良の女児殺害事件で死刑判決が出たけれど、私は当然だと思います。被害者が一人だから云々という報道をみてると、一人殺そうが二人殺そうが、大切な人を亡くした家族やまわりの人たちの悲しみや苦しみに違いがあるわけではなく、なんか「量」で判断されるっていうのがすっごい違和感。今回のように自分の欲望を満たすために、抵抗できない幼い子供をなぶりものにして殺害するというのは許せない。
そして犯人は本当に反省しているのなら、なんでそんな事をしたのか自省して、家族や社会にたいしてきちんと話すべきだし、その責任があるはず。それができないなら、もうどうしようもないわよ。

丹波哲郎さんが亡くなりました。
ニュースではやっぱり映画なら『007』か『砂の器』、TVなら『Gメン75』、そして「霊界」って事になっちゃうのでしょうが、若かりしころの映画に出まくっていた頃の(こういうかんじ)丹波哲郎もいいのだ。才気溢れていて。
先月スカパーで放送した『東京アンタッチャブル 脱走』(1963年・東映)の犯人役もよかったなー。丹波哲郎を追う刑事が三國連太郎、その部下が高倉健で、彼の恋人が三田佳子(今みるとゴージャス!)。三國連太郎も今と変わらず個性的な演技で、丹波哲郎&三國連太郎の濃さに高倉健が、とっても普通に見えました。
映画人がまた一人亡くなってしまったなぁという思いが強いです。合掌。
10月3日にNHKBS(BS2)で追悼番組として『三匹の侍』を放送するそうです。見なきゃ。

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2006/09/26

風神雷神

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青森は田舎館村の田んぼアート、稲刈りが始まったそーです。ここ
写真は8月中旬に見に行った時のもの。写真でみるよりずーっと大きくて迫力があって本当にすばらしいです。来年はどんな図柄になるのかしらん。毎年夏休みは青森で過ごすので、来年もまた行きたいです。(弘南鉄道黒石駅からタクシーで1600円くらい)

田んぼアートのテーマにもなった俵屋宗達の「風神雷神」はいま、東京でも見ることができます。出光美術館で。ここ
なんと、俵屋宗達の風神雷神図と、それを模写した尾形光琳の風神雷神、そして光琳写本を模写した酒井抱一の風神雷神、三点が揃い踏みなのだ。
別々にみれば、それはそれで感心しちゃうんだろうけれど、三点同時に見る事ができるっていうのは、不思議な感動がありました。模写といっても微妙に何かが違うのだ。光琳写本は、宗達のものとほぼ完璧に重なるようなんですが、受けるモノが全然違う。宗達の風神雷神は空の上にいるヒトだけれど、光琳写本の風神雷神はもっと地面に近づいているような。抱一写本は、これまた違う。もっと人間的。抱一は光琳写本に感動して模写したそうで、彼は宗達の絵の存在は知らなかったそうです。

私が行ったのは平日の午後、おまけに雨の日だったのですが、館内はかなりの人出でした。それでもそれぞれの絵の前でじっくり鑑賞する事はできました。休日だったらそれどころじゃないかも。でもめったにない機会ですからお近くの方はぜひぜひ。

今日は天気予報通り午後から雨。夜になってひどくなってきた。遠くで雷も鳴ってるぞ。
アマゾンに注文していた雷蔵主演の『好色一代男』のDVDが届きました。うれしー。さっそく見ました。
この映画、ダメな人は徹底的にダメだろうけれど、私は大好き。なんだか元気になっちゃうのだ。

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2006/09/25

おぬしも悪よのう・・・

夢のような(笑)お菓子を発見。

ここ↓
『山吹色のお菓子』

我が家のお歳暮はこれで決まりじゃ!

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2006/09/24

どてら狙い

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関東周辺にお住まいの人以外にはカンケーないことですが、またまたお楽しみの「Suicaキャンペーン」が始まりました!ここ
100円以上の買い物をスイカでするとシールが1枚もらえるので、それを集めて応募すると今回はなんと!どてらがもらえるのです!(当たるともいう)
夫はブランケット狙いのようですが、私は断然どてら。どてらどてら♪
必要のないペットボトルのお茶やのどあめを買ってせっせとシールを集める毎日です。(これを思うつぼともいう)

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2006/09/23

『陸軍中野学校』@市川雷蔵

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夫は朝から義妹と去年亡くなったおばさんの一周忌。私は休養日(^^)。

ごろごろしながら『陸軍中野学校』を2本見ました。これで届いたDVD-BOXの中身は全部見ました。面白かったー。

『陸軍中野学校』は市川雷蔵主演のスパイ映画で、1966年から68年にかけて、全部で5本作られました。第一作は増村保造監督で、大映の東京撮影所で撮られ、第二作目からは、雷蔵の本拠地である大映京都撮影所で撮られました。監督も、森一生→田中徳三→井上昭(2本)と、おなじみの面々。脇役、スタッフの皆様方もおなじみの方々。

第一作目は、陸軍少尉の三好次郎(雷蔵)が、否応なしに『陸軍中野学校』第一期生となり、名前も椎名次郎と変え、立派なスパイ(というのも変だけど)になるお話しです。行方不明となった次郎の消息を追っていた婚約者の雪子(小川真由美)は、やがて英国のスパイとなり、それを知った次郎は雪子を殺すために彼女の前に姿を現すのでした・・・。

雷蔵がもうはまり役!人間くささを感じない雷蔵の演技が任務第一のスパイにぴったり。またシリーズ全編を通じての、雷蔵の抑揚のないナレーションが雰囲気を盛り上げるし、話の組み立て、メリハリのある画面など、とーっても面白い映画です。よくできた娯楽映画。
5作品を通して出ているのは次郎の上官、草薙中佐を演じる加東大介のみ。この加東大介がいいんだわ。このシリーズが破綻しないのは、加東大介の存在にあるんじゃないかと思えるくらい。

第二作からは、陸軍中野学校を卒業した椎名次郎が、与えられた任務を遂行していくはなし。妖しい中国人にもなるし、有閑マダムを色仕掛けで籠絡もします。まぁ雷蔵だから激しいシーンはありませんけど(^^)。映画は前作の続きになっていて、前作の最後のシーンが次作の最初のシーンにつながります。で、シリーズは昭和16年12月8日、開戦のニュースで終わります。これから次郎たちを待ち受けているであろう過酷な運命に向かって消えていく椎名次郎。
くー。いいなぁ。雷蔵のスーツ姿もしびれますー。

海外ロケなしで、上海や北京、中国辺境の地を、それらしく見せるのも面白いです。
第一作は別格として、私は第4作の『陸軍中野学校 密命』が好きだなー。

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2006/09/22

酸ヶ湯石けん

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←夏休みに1年ぶりに酸ヶ湯温泉へ行ったら、新しいお土産ができていました。『酸ヶ湯石けん』。
酸ヶ湯エキスが入っているそーな。だからといって酸ヶ湯くさい(行った事がある人ならわかる)というわけではありません。無香料のあっさりした石けん。ためしに使っていますが、すっきりするわりにはある程度潤いが残っていい感じ。

夫が新しいブログを始めました。その名も『ALL"アバウト"酸ヶ湯温泉』。ここ

今週は火曜日から始まったせいもあって、アッと言う間に終わってしまいました。忙しかった。

忙しい→結局残業→へろへろ→おうちに帰っても何もする気にならない→『陸軍中野学校』を見る→真夜中ねむい

の繰り返し。
火曜日に届いた『陸軍中野学校』のDVD-BOXには全シリーズ5本のDVDが入っているので、毎日1本ずつ見ています。寝不足になるからやめようと思いつつも我慢ができないわたし。

今日は朝からエンジンがかからず。6時から京橋のフィルムセンターで『いのち・ぼうにふろう』がかかるので、少し早めに会社を出て見に行こうと思っていたのに、午後になったらそれどころではなくなってしまいました。くそー。

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2006/09/19

豪雨の墓参り

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昨日は上京してきた母を連れて義母の墓参。台風の影響か、伊豆地方は雨が降ったりやんだり日が射したり風が舞ったりと忙しいお天気。駅から墓地までタクシーに乗ろうとしたところで雨が降りだして、それがとんでもない豪雨になってきて、車のワイパーがあってもなくても同じような状態に。すれ違う車の姿もはっきり見えない。それでも、このためにわざわざきたんだから取りやめるわけにもいかず。墓地についたらついたで、雨水が坂道を滝のように流れているし、夫は水たまりにはまるし、もう危険!掃除もせず、水もかけず、お線香もたてず(それどころではない)、手だけ合わせて待たせておいたタクシーに戻る。お参り時間5分(笑)は今までの最短記録だ。雨女だった義母のパワー、恐るべし。で、タクシーに乗ったとたんに雨がやむんだからなぁ。

写真は三島駅近くの公園。池の水は全部湧き水。夫が子供の頃は、あちこちで水が湧いていたそうな。

今日は忙しかった。久々にみっちり残業しました。疲れました。
おうちに帰ったらアマゾンから注文していた『陸軍中野学校』のDVD-BOXが届いていた。
来月、新文芸坐では、増村保造の特集があって、雷蔵主演の映画も3本上映予定で、特に22日は『陸軍中野学校』がかかるので、「ぜったい行くぞー」と張り切っていたら、夫が勝手に東北旅行の予定をたててしまった。ぶー。くやしいのでDVDを買っちゃったのだ。
今夜はもう遅いので見るのはやめようと思ったんだけど、我慢できなくなったので見てしまいました。見終わったら夜中もいいとこ(泣)。もうすぐ3時です。夜が明けちゃうよー。でも面白かった。雷蔵のスーツ姿はシビれます。サングラスも似合うんだよなぁ。

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今朝の空

今朝の空

台風一過ってわけじゃないけど、今朝の東京はいい天気。少し暑いですが、空を見上げると秋の雲。もうすぐお彼岸だもんねー。

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2006/09/17

大相撲はおすすめ。

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今日は初大相撲。相撲好きのhikaruさんご夫妻に連れて行ってもらいました。
両国駅に2時に集合して国技館へ向かうと、ちょうど中入り後の力士がやってくる時間帯らしく、その姿を一目見ようというファンで通用口付近はいっぱい。宝塚みたいですね。
きっぷのもぎり屋さんは元力士で、私たちが通ったゲートは元麒麟児関だったそーです。夫のはなし。
お茶屋さんがずらりと並んだ「お茶屋通り」の雰囲気にちとびっくり。初めてなのでうれしくなっちゃいます。私たちは「19番」のお茶屋さんでした。熱いお茶が入った土瓶を持った、たっつけ袴姿の「出方さん」に案内されて枡席へ。ウワサには聞いていましたが確かに枡席は狭い。少し体格のいい人ばかりだとかなりつらいですねー。
「出方さん」にビールやおつまみの焼き鳥を頼んでさっそく一杯。「C席なので少し遠いけれど・・・」というお話しでしたが、なんの取り組みはよく見えます。当たり前だけれどTVで見ているのとは迫力が全然違う。次から次へとお相撲さんが出てくるし、まわりで動き回っている人の姿を見ているだけでも面白いです。
合間をみて通路にずらりと並んでいる売店でお土産を買いました。ジャンクな物もいっぱいで目移りしちゃう(笑)。私たちは、小さな力士が散りばめられた絵柄のバスタオルとフェイスタオル、巾着袋、Tシャツ(千代大海の)、甥っ子たちにボールペンを買いました。もちろんお弁当も。私は高見盛のお弁当を買いました。おいしかったですよん。

大相撲観戦が他のスポーツと違うのは、最初から最後までずーっとザワザワしているって事じゃないでしょーか。常に人が立ったり座ったり動き回っていて、物は食べるわ、あれこれしゃべるわ、勝手に応援しているわ、他のスポーツだったら「うるさい!」「動くな!」と怒られちゃうところ。
それに、とにかく働いている人が多い!出方さんも多いけれど、土俵付近を見ていても、関取の座布団を運ぶ人(取り組みを待つ関取にはしこ名を染め抜いた大きな自分用の座布団があります)、土俵をきれいに掃く人・・・何だかわからないけど人が多い。今の感覚でいうと、いくらでも合理化できるような(笑)。いや、昔は観劇でも何でもこうだったんでしょうね。

私が感心したのは、まわりはザワザワしていても、土俵の上には、厳かな空気が流れていることでした。特に立行司になると装束も立派だし、立ち姿も威厳があります。
TVだとほとんど見られない取組後の弓取式も最後まできちんと見られたのもよかったです。外に出ると跳ね太鼓が鳴り響いていて、これまたいい雰囲気。

もちろんお相撲も楽しいです。声援で人気や注目の取り組みがわかるし(一番盛り上がったのは高見盛関のような・・・。勝ってよかった)上位の関取は貫禄あるし。やっぱ横綱はスゴイですよ。気合というか、オーラが他の関取とは全然違う。

いやー。とーっても楽しかったです。ちとお高い娯楽ですが、いようと思えば午前中からも行けるしね(なんと朝の8時半からやっているのだ)。いかにも日本的な(ザワザワしていて、やたら人が多くて、どことなく厳粛な雰囲気もあって、昔からの慣例を守っていて)場所に行くのはいいもの。
また行くぞー。

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ここはどこでせう。

ここはどこでせう。

やっぱ本物はちがいます!

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2006/09/16

そしてまた映画(笑)。必見!山中貞雄!

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今日は新文芸坐で山中貞雄二本立て!『丹下左膳餘話 百万両の壷』(1935・日活)と『河内山宗俊』(1936年・日活)。
山中貞雄は戦前に活躍した映画監督で、5年間の監督生活の中で26本の映画を残し、昭和13年、29歳で戦病死しました。そのどれもが傑作といわれていますが、現在見られるのは上記の2本と『人情紙風船』の3本だけ。
日本映画を語る上では必ずといっていいほど出てくる名前で、見ておかないとお話しにならないなーと半分お勉強のつもりで行ったのですが・・・

これが面白かった!

特に『丹下左膳餘話 百万両の壷』の面白さといったらありません。こんな映画、初めて見た。
百万両を埋めた地図を塗り込めたという汚い壺をめぐる喜劇。とにかくお話しがおもしろくて、テンポがよくて、演出が絶妙で、登場人物が魅力的で、ウィットに富んでいて、時代劇の体裁ながら本当に洒落たモダンな映画です。終わり方も楽しい。日本版フランク・キャプラってところでしょーか。この映画を撮ったとき、山中貞雄は26歳。すごい・・・

『河内山宗俊』もよかった。河内山宗俊と素浪人・金子市之丞が三百両の借金を抱えた姉弟のために一肌脱ぐというおはなし。当時16歳の原節子が可憐で可憐で・・・。見ているだけで胸がキュンとしますです。長屋と長屋の裏に流れるどぶ川での立ち回りは『第三の男』の下水道のシーンと双璧だと思います。

共に70年前の映画ですが・・・。映画というのは時代が下がれば下がるほど、よくなっていくものではないのだなーとしみじみ。確かに技術はものすごく進歩して、それは悪い事ではないけれど、だからといって映画が新しくなっていくわけではない。今、映画がやっていることは、70年前にすでにやっていたわけで(だから今見ても新しい)。じゃ、映画の面白さっていうのは何かというと、結局「おはなし」「テンポ」「センス」に尽きるんじゃないかと、古くさい映画ばかり見ていて思います。だ・か・ら。センスのない人が映画監督やってもダメなのだ。

こうなると、かなわぬ事ながら、山中貞雄の他の映画も見てみたいです。『盤嶽の一生』も撮ってたんだー。みたいみたい。
DVD買っちゃおうかなー。

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2006/09/15

座頭市物語

1962年・大映。
これから延々と作られてTVシリーズにまでなった座頭市の第一作目。でも最初からシリーズ化しようという気があったのかなぁ。「下心」が感じられないんだよね。
やっと当たり役をつかんだ若かりし勝新の気迫のこもった演技に、脇を固めるのは毎度おなじみの大映京都撮影所の俳優とスタッフのみなさま。
座頭市と心を通わせながら最後は斬り合うことになる平手造酒に天知茂。この天知茂が最高によくて、名代の剣の使い手ながらやくざの用心棒になり労咳を病む自身のやるせなさを、その痩躯に漂わせています。本当に労咳なんじゃないかー?
勝新の殺陣もすばらしい。仕込み杖で居合い斬り。それをロングのワンカットで撮るのですから、今どきのカットでつなげてCGも使っちゃう殺陣とは迫力が違いますですよ。
座頭市と平手造酒が、ため池の釣り場で出会い、並んで釣り糸をたれる場面のすばらしさ。静けさ。殺伐とした渡世の中でふと訪れる静かな時間。でもそれは長くは続かないことをお互いわかっているのです。

映画は、飯岡助五郎一家と笹川繁蔵一家との「大利根河原の血闘」(ほんとうにあったはなし)に、助五郎親分にわらじをぬいだ座頭市と、笹川繁蔵の用心棒だった平手造酒(ほんとうにいた人)の友情をからめたおはなし。

飯岡助五郎役の柳永次郎がいいです。一筋縄ではいかないやくざの親分。この人、東映の時代劇にもよく顔をみるし、雷蔵主演の「歌行燈」で、雷蔵の父親役をやってたような。
座頭市を慕う、おたね役の万里昌代も、なんかいい雰囲気。
「大利根河原の血闘」シーンは、やくざのめちゃくちゃさかげんがよく出てて、名場面ではないでしょーか。

子母澤寛の同名の随筆を犬塚稔が脚本。監督は三隅研次。カメラはコンビの牧浦地志。
セットがまたすばらしくて、ちょっとした小物にも気を配っているのが映画館の大画面で見るとよくわかります。他の撮影所からきた監督や俳優がまずびっくりするのは、大映京都撮影所のセットの美しさだった・・・っていうのもわかるなぁ。美術は内藤昭です。

ストーリーも無駄なく、きゅっとしまった感じ。こういう「映画」が当たり前に作られていた・・・・って事のすごさを感じました。名作であります。でもこれ、最初に大画面でみちゃうと、もう二度とおうちのTV画面で見られないかも。

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2006/09/14

風神 雷神 座頭市

昨日はテキパキ仕事を終わらせて午後から有給。しとしと降る雨の中、会社からてくてく歩いて、出光美術館で開催中の「国宝 風神雷神図屏風」を見に行きました。よかったー。

そのあと地下鉄で池袋へ向かい、新文芸坐へ。映画の「座頭市」「続・座頭市物語」を見ました。これまたよかったー。
映画館で初めて見る「大映株式会社」のタイトル、監督の三隅研次の名前に思わず涙。←バカ
映画自体もすんごーくよかったです。特に「座頭市物語」で勝新の座頭市と対決する事になる平手酒造役の天知茂。役作りで本当に労咳になったのかと思いました。時代劇の天知茂ってかっちょいいんだよねー。

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2006/09/12

120石です、120石!

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えー、いきなり訂正。
昨日の日記で『木屋正酒造は12,000石』と書きましたが120石の間違いです。「違うぞぉぉ」「突然巨大化したのか」「12,000石はでかすぎる」というメールをいくつかいただきました。みなさん、するどい。←本人は全然気が付いていなかった。
今は少し増えて150石らしいんですが、それでも小さな蔵にはかわりありません。
いやぁ、なんで12,000石なんて書いちゃったのかなー。わはは。
ご指摘感謝。

少しは秋らしくなってきて、いよいよこれからお酒の楽しい季節です。
私の大好きな蔵、大阪の大門酒造さんでは、この週末、「秋の呑み切りの会」という催しをされるそーです。ここ。近かったら行くのになぁ。ここのお酒は本当においしいですよ。お近くの方はぜひどーぞ。

※写真は土曜日に「玉椿」で出たお酒。全部飲んだわけではないけど、結構飲んだ(笑)。

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2006/09/11

おいしいお酒。

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今夜は同僚と仕事帰りに『美の』。ここ。なかなかいい店でした。
んで、すすめられて飲んだ名張のお酒『而今』が、すんごーくおいしかった。気取ったところがない、口に馴染む感じ。
調べてみると蔵元の木屋正酒造は12,000石という小さな蔵。貴重なお酒であるのですね。もう一杯いただけばよかった。杜氏はまだ30歳そこそこというし、今後に注目です。いやはや、おいしいお酒でした。

写真はお造りについてきた塩がおいしかったので(ちびちび舐めながらお酒飲んでました・笑)、どこの塩かきいたら、ヨーロッパはアルプスの岩塩なんだとか。ごつごつした塊を、すり下ろして使うそうです。ちょっと見た目はチーズみたい。

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2006/09/10

『血槍富士』@内田吐夢

うー。昨夜はちと飲みすぎました。久しぶりの友人ともども7人で、この間行き損ねた『玉椿』へ。楽しい時間についつい飲みすぎてしまい、帰りの電車ではうまく座れたのはいいけれど、つい寝過ごしてしまい、あやうくタクシー代に○万円使うはめになるところ。危なかったー。

おかげで今日は一日ごろごろ寝てすごしました。ゴロゴロ。

昨日は池袋の新文芸坐へ。『血槍富士』『十兵衛暗殺剣』を見に行きました。『血槍富士』(1955年・東映)は内田吐夢監督、片岡千恵蔵主演の名作といわれている一本。内田吐夢が13年のブランクを経て撮った復帰第一作で、クレジットに協力者として、小津安二郎や伊藤大輔なんていう名前が出ているのを見ると、内田吐夢の復帰に多くの仲間の力添えがあったことがわかります。評判通りのいい映画でした。

槍持ちの権八(片岡千恵蔵)は忠義一筋の男。中間の源太(加東大介)と共に、お役目で江戸へ向かう主人のお供をしています。旅の途中で様々な出会いと別れがあります。時代劇版ロードムービーといったところ。それで終われば「あぁ、よかったね」だけの映画なんですが、主人が、源太と共に入った居酒屋で、女を連れてやってきた酔っぱらいの武士たちに斬り殺された事でにわかに緊張感を帯びてきます。権八は主人と源太の亡骸を前に憤怒の形相となり、自分がここまで大切に持ってきた槍を手に一人、また一人と武士をつき殺していくのです。この場面がすごい。伊藤大輔が撮った大川橋蔵主演の『下郎の首』を思い出しました(こっちも最後は堪忍袋の緒が切れた下郎が槍をふりまわす大ちゃんばら)。

『血槍富士』も『下郎の首』も戦争に行った監督の「人間らしい生き方とはは何か」という問いかけが強く出た映画だと思います。
『血槍富士』では、人はいいけれど酒乱の気がある主人が、旅の途中で身分は低いけれど人間らしい生き方をしている人たちと出会い、また威張るばかりで人の気持ちなど全然考えていない武士の姿を目の当たりにして、「身分の違いとは何だろう」という事を強く感じていきます。そして居酒屋で、中間の源太と共に飲んでいるところを武士達になじられ、主人は刀を抜くことになるのです。

映画は、おとがめなしとなった権八が、主人と源太の遺骨を首からかけ、旅立つシーンで終わります。自分も槍持ちになりたいと、今まで権八についてきた少年を、権八は追い返します。少年に権八の気持ちが分かるはずがありません。「行っちゃったよぉ」と泣く少年の後ろ姿。何かが終わったあとの、人が生きていく虚しさを感じさせるラストシーンでした。

関係ないけど、『十兵衛暗殺剣』の前に予告編があって、いきなり「映画は大映」の文字がババーン!と出てきてびっくらぎょうてん。13日に上映予定の『座頭市物語』の予告編でした。きくところによると、この予告編には本編になり場面がいっぱいで貴重版なんだとか。ちょこちょこっと出てくる天知茂がゾッとするほとかっこよくて、しびれました。天知茂はいいなぁ。雷蔵の次にいい男。

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2006/09/08

モダンパラダイス

モダンパラダイス

仕事帰りに国立近代美術館に行きました。大原美術館との合同展です。とっても楽しい展覧会でした。閉館までいたのでお腹がすきました。

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2006/09/07

『濡れ髪剣法』@市川雷蔵

1958年・大映。
わはは。面白かった。

遠州佐伯藩松平家の若殿さま、源之助(雷蔵)は、剣をとっては家中一と自信まんまん。それを「お追従ばかりで自分の本当の姿を知らない」と許嫁の鶴姫(八千草薫)にズバリ指摘されてしまいます。大いに反省した若殿は、自分一人でどこまで出来るか修行するため家出。が、所詮、世間知らずの若殿さま。あちこちでとんちんかんな事ばかりしでかします。やがて江戸の口入れ屋の主人に拾われ、ひょんな事から、自藩の江戸屋敷へ若党として仕えるることになるのでした。江戸家老に気に入られ、出世していく若殿さま(笑)。
腹黒い江戸家老は、年老いた殿と国もとの若殿を亡き者にし、お家乗っ取りをたくらんでいます。そうと知った若殿が策をこらすなか、江戸家老は目をかけている若党が実は国もとで病にふせっているはずの若殿だと気がつきます。若殿の運命やいかに!

・・・若殿のすっとぼけぶりが最高におかしい。あまりに浮世離れしているので、口入れ屋の娘(中村玉緒)からは「あんたはバカなんだか利口なんだかわからない」とまで言われてしまうけれど、品のいい雷蔵が演じるからこそ嫌みがなくて、素直に笑えるのです。やってる事は志村けんのバカ殿と似たり寄ったりなんだけど(笑)。
そして最後には、きりりとしまった、凛々しい若殿ぶりも発揮・・・せねばファンがだまってはおりませぬ。

鶴姫役の八千草薫がすてきです。雷蔵の相手役は中村玉緒、藤村志保、若尾文子・・・といろいろいるけれど、私は八千草薫が一番しっくりするように思います。『大殺陣・雄呂血』の、雷蔵の許嫁役なんて最高によかった。脱藩した雷蔵を追って、果ては女郎にまで身を落としてしまう役。女郎屋で雷蔵と再会するシーンなどは、私の中の密やかな名場面の一つです。

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2006/09/05

くやしー。

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←写真は湯本館の、とある客室。若山牧水が泊まったというこの部屋の欄間の意匠が、『伊豆の踊子』初版本の表紙に使われています。

久々に『玉椿』に行きたいなーと思っていたら友人I氏からお誘いのメールあり!以心伝心!「行きます行きます」と二つ返事・・・が、昼過ぎから体の調子が悪くて、お腹の具合もおかしくなってきたので泣く泣くあきらめる。I氏からは、ひやおろしが入っているとか、料理がおいしいとか、いぢわるなメールが届く。くやしー。行ってやる。近いうちに絶対行ってやる(泣)。

おうちでごろごろしながら録画しておいた『シャーロック・ホームズ完全版』を見る。ここ
ジュレミー・ブレッドがホームズに扮するグラナダTV版。大好きなシリーズなのだ。吹き替えでは露口茂がホームズの声で、これがもうぴったり!なんだけれど、ジュレミー・ブレッドご本人のお声もよろしゅうございます。今回はオリジナル・ノーカット版。オープニングやエンディングもNHK版よりは少し長いし、見たことあるドラマでも違った感じに見えるからふしぎ。

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2006/09/04

伊豆湯ヶ島温泉『湯本館』

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・・・てなわけで、この週末は伊豆湯ヶ島温泉へ行ってきました。
そもそもは7月に夫と中伊豆を日帰り旅行したのがはじまり。昼食をとった湯ヶ島の寿司屋(ここもよかったのだ)で教えてもらった「かじかの湯」なる共同浴場が、お湯も雰囲気もとてもよくて、そのすぐ隣りにあった旅館『湯本館』もきっと同じ源泉に違いない、今度はお泊まりで来たい!と友人を誘って出かけたのでした。せっかくなので一泊\29,400のお風呂付きのお部屋を予約。私たちにすれば大奮発です。でもこの部屋にして本当によかった。檜の香りも豊かな湯船にはお湯がどんどん溢れていて、窓の向こうは川の流れと目に眩しい山の緑に真っ青な空。朝のさわやかな空気の中、窓を全開にして入っていると、あまりの気持ちよさにクラクラしました。
(写真はその時のもの。おっさん(夫)のモデルで失礼!)
もちろん、男女別の内湯に川岸の貸切露天風呂もよかったです。とにかく、ここはお湯がいいのだ。

『湯本館』は川端康成が愛した宿で、「伊豆の踊子」はここで書かれたそうです。四畳半の小さな部屋がそのままきれいに保存されています。近くに投宿していた梶井基次郎がこの部屋で編集を手伝った・・・なんて話をきくと(そういえば湯河原の事を書いた一編があったなぁ)うれしくなります。尾崎士郎、萩原朔太郎も訪ねてきたとか。小さな資料室もあって、ご主人がいろいろ説明してくださいました。
宿が持つ思い出を大切に残していこうという姿勢が快かったです。

お湯がいい、宿の雰囲気もいい、東京から近い(おまけに人が少ない)。お気に入りの宿になりました。お金が続くなら連泊したい・・・

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2006/09/03

本日の温泉

本日の温泉

湯ケ島温泉に来ています。今回は奮発してお風呂付きの部屋にしました。このお風呂が何ともいえず気持ちいいのです。もちろん温泉。お湯は最高です。小さな宿ですが、立派な内湯があってお湯が惜し気もなく注がれ、ザーザーと溢れ出しています。もったいないと思ってしまう貧乏性の私。やっぱり温泉はお湯のよさが一番だよね。
そうそう川べりの露天風呂もよかったでーす。秋を感じさせる風が気持ちよくて。

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2006/09/02

ここはどこでせう。

ここはどこでせう。

東京駅から在来線に乗って西へ、この駅で乗り換えます。ホームの向こうには、これから乗る電車が停まっています。今夜は友人たちと温泉でのんびり過ごすのだ。

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2006/09/01

なんで今映画?

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昨夜は定時に退社、まっすぐ帰宅して、だだちゃ豆をゆで、冷や奴を用意しビールをあけてTVの前に座ってBSで放送された『新平家物語』を見ました。監督は溝口健二、主演・市川雷蔵。雷蔵はデビューして1年、演技開眼、この映画でぐっと評価が上がったという雷蔵の代表作の1本でもあります。
以前、スカパーで放送されたものを録画してあるので見ようと思ったらいつでも見られるのだけれど、やっぱ放送されるときはそれを見たいという女心(笑)。時間に間に合うように帰ってきたり、準備したりっていうの、緊張感があって好きなのだ。
雷蔵は初々しさ満開だけれど、ちょっとした表情や口跡のよさに、その後の姿が彷彿とされて、よかったです。ハイ。

新しいDVDを買って容量が増えたのに気をよくして、あれこれいろいろ録画しています。いつ見るんじゃ。
先日、友人から「なんでイキナリ映画なの?」と尋ねられてしまいました。今まで映画の「エ」の字もなかったのに。その時はうまく答えられなかったんだけれど、知らない世界なので見るもの知ること全てが新しくて面白いって事じゃなかろうか・・・とぼやぼや考えています。
市川雷蔵がきっかけで、いろいろ邦画を見るようになったわけだけれど、長いこと生きてきたくせに、監督も俳優も映画も、こんなに私の知らないことがあったのかーという驚き。マスコミが取り上げる(もてはやす)かつての俳優や映画監督は表層でしかないということ(長生きした者勝ち、TVに出てる者勝ちなんだよねぇ)、私にしてみれば、映画全盛期の女優は吉永小百合ではなくて若尾文子です。代表作がどれだけあることか!めちゃくちゃかわいいし。
あぁ、今月も(もう9月!)見たい映画いっぱいあるですよ。

この調子で、最近は時代小説にも手を出しつつある自分がコワイ。子母澤寛、また一冊買っちゃいました。

写真は私の会社の机の(まわりの)風景。上役の海外出張のお土産の家のミニチュアと愛宕神社のだるまおみくじ。

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