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2006/08/30

未来はとっても懐かしい

・・・ってセリフ、何かの確か舞台のセリフだったような。

1960年に科学者たちが、21世紀にはどんな技術が実現されているか予想して一冊の本にしていたそうです。ここ

その中で実現したものは・・・
音声タイプライター、携帯電話、高周波調理器、人工授精と精子の永久保存、海水の真水化、鉄道・自動車の無人運転

携帯電話なんてカメラ付きでお財布かわりにもなってるもんね。
今から20年前の携帯電話は固定電話の受話器をくらいの、いやそれよりも大きかったか、とにかくカバンに入らないくらい大きくて、おまけに契約料も通話料もバカ高かったのです。当時勤めていた会社の上司が、仕事よりも「ええかっこしぃ」で、その巨大携帯電話をいつも手に持って歩いていました。で、「今からそっちに行くから」って電話ばかりしてるの。事務所の中で。固定電話がここにあるだろうが。そのうち「通話料が高いからできるだけ使わないように」というお達しが会社から出ました(笑)。

CSで放送中の『土曜日の虎』というTVドラマ(1966年)。成田三樹夫が悪に立ち向かう企業コンサルタントに扮して、数々の事件を解決していく社会派ドラマです。
企業コンサルタントという職業が斬新なら(40年前にこの言葉の意味がわかる人がどのくらいいたんだろう)事務所を構えているのが赤坂の高級マンションで、乗ってる車はオープンカー。何かあるとすぐコーヒーを入れて飲むのが当時はとてもおしゃれだったんでしょう。原作・梶山季之、音楽・山下洋輔クアルテット。渋いドラマで毎週楽しみにしています。
で、先週放送の第18話が産業スパイを相手に闘うお話しでした。狙う技術はなんと!カラーコピー。今やコンビニで1枚50円(だったっけ)で誰でも使える。TVを見ながら40年の時の移り変わりを感じてしまいました。

ところで、このお話しで、成田三樹夫に対する産業スパイ役が天知茂。二人は大学時代の友人で仲が良かったのに、お互い歩む道が違ってしまった・・・という設定です。成田三樹夫が天知茂を訪ねていって話し合いをしようとするシーンが、どうみても堅気の二人に見えない、ヤクザの出入り一歩手前って感じ(笑)。

今の私たちが想像する50年後の未来というのは、どういうものになるのでしょう。
・・・うーん。未来のイメージっていうのは、所詮、フィリッツ・ラングの『メトロポリス』(1926年)のイメージから抜けだせないような気がします。

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