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2006/08/06

映画メモ(18)

どうも体調がハッキリしないので、この週末はぐうたらして過ごす。腰が痛い。

昼寝の合間に録画しておいた映画を何本か。どれも面白くて、今まで知らなかったのがくやしい(笑)。
なかでもよかったのが・・・

『黄線地帯 イエローライン』(1960年・新東宝)
監督:石井輝雄、主演:天知茂。いやぁ、こんな映画、作っていいのかーっ。

殺し屋(天知茂)が一人の男を殺害する。それは神戸の税関長だった。依頼人は天知茂との約束を反故にし警察に密告する。追っ手から逃げた天知茂は復讐のため神戸へ向かう。途中出会ったダンサー(三原葉子)を人質にして。彼女の恋人(吉田輝雄)も神戸へ。税関長殺害の黒幕は、神戸のカスバに巣くう人身売買組織「黄線ライン(イエローライン)」だった・・・

映画の半分は神戸のカスバが舞台で、そのセットがすごい。とても『スーパージャイアンツ』と同じ会社が作ったセットとは思えません。入り組んだ路地に2階、3階建てのホテルや飲み屋がひしめきあっていて、エキゾチックな闇市というのか、『カサブランカ』のカスバをジメジメさせたって感じ。そこで繰り広げられるのは、売春、麻薬、殺人、人身売買。悪事の治外法権。
ほとんどが夜の場面ではなかろうか。暗くて陰惨な映画・・・でも面白いんだなぁ。なぜなんだろう。
とにもかくにも天知茂がかっこいい。キザなセリフ吐きまくりでも「いいかー」と思えてしまうのは、雷蔵の眠狂四郎か、この天知茂か。それをあの目をつぶっているんだか、いないんだかわからない目で言われると降参しちゃいます。
終わり方もシャープ。このエンディングは、私が今まで見た映画の中でもベストに入ります。だらだらとひっぱる終わり方は好きじゃないのだ。

他に・・・
『散歩する霊柩車』(1964年・東映)
主役のちびでさえないタクシー運転手が西村晃。最近、西村晃の姿ばっかり見ているような気がする。

『座頭市逆手斬り』(1965年・大映)
にせ座頭市になる藤山寛美が最高!

『霧と影』(1961年・東映)
主人公の新聞記者役の丹波哲郎がいい。バリバリ仕事するブン屋さんの雰囲気にぴったり。

『忍びの者 伊賀屋敷』(1964年・大映)
やっぱり雷蔵は男前。

というふうに週末は過ぎていくのであった。明日から仕事じゃ。

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コメント

西村晃翁のお父様は日本ロボット学史に名高い学者様であります。
出でよぉぉぉ!!学天則ぅぅぅぅ!!!(ジャイアントロボ調)

投稿: 迷亭 | 2006/08/06 22:17

へー。西村晃の父上は、あの學天則の制作者であらせられましたか!
一度見たら忘れられないあのデザイン!動いているのを見たら一晩うなされそうな・・・

投稿: あやこ | 2006/08/12 00:20

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