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2006/07/11

『雨の音』@子母澤寛

20060711_
今日からココログは二日間かけてメンテナンスするそーな。ここんとこレスポンスが悪くて(悪すぎ)「いいかげんにしろー!」状態。パソ通時代からもう12年もニフティを使っているので、そのままニフティのサービスを利用しているけれど・・・・今さら乗り換えるのも面倒ってところもあるんだよなぁ。ブツブツ

今読んでいるのは、子母澤寛の『雨の音』(中公文庫)。「幕末維新小説集」とあるけれど、登場するのは新撰組でも坂本竜馬でもなく彰義隊。ほとんどの人の記憶に残ることなく消えていった幕臣達であります。まだ途中だけれど、これがもう、一編一編が両手でそっとすくってみたいようなお話しばかりなのだ。

結婚して初めて住んだのが、上野の山にあるマンションだった。歴史を感じる土地なので、「はてさてどんな場所なのかな?」と、ちょこっと本を読んでみたり、近所を散歩したりするたびに目にするのが「彰義隊」。彰義隊が敗走した坂道だとか、上野戦争でついた鉄砲傷だとか。彰義隊?「ショーギタイ」なんて言葉を耳にするのも初めて。

幕末、たった半日だったけれど、上野のお山で戦争があった。
御家人だった子母澤寛の祖父は彰義隊隊士。上野戦争に敗れたあと駕籠かきや職人に身を変えて北へ。本懐をとげるべく会津へ向かうつもりが、仙台から榎本武揚軍に参加、北海道へ向かい箱館戦争。そこでも負けて、結局そのまま北海道に残ったという人なのだ。その祖父からきいた話し、旧幕臣からきいた話しを丁寧に丁寧に短編にまとめ上げたのがこの本。
いやぁ、本当に、解説にも書いてあるけど「たまらない」お話しばかりです。

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