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2006/07/31

映画メモ(16)・3×年前の夏休み

私は小4の夏休みに大阪市内から郊外の町に引っ越しました。そこでは7月の夏休みいっぱい、子供会主催のラジオ体操がありました。早朝6時だったか、児童公園に行って体操をしてハンコもらって帰ってくる。最後には町内の駄菓子屋で使える金券(50円か100円くらい)がもらえました。
家に帰って朝ご飯食べてぼやーっとしているともう10時です。「宿題は朝のさわやかな時間帯にしましょう」なんて学校からは言われていたので『夏の友』(だったっけ。宿題のつまった小冊子)を一応出すも、手はTVのスイッチにのびてしまいます。そんな時にやっているのが、一昔前のアニメーションでした。

『少年猿飛佐助』(1959年・東映動画)
懐かしい!3×年ぶりに見ました。流れるような動きがTVで見る漫画とは全然違っていて目が奪われた覚えがあります。大人になった今みてもいい映画。
山の中でお姉ちゃん、動物たちと暮らす佐助は、妖術を使い人々の暮らしを脅かす夜叉姫を倒すため、白雲斎に弟子入りし、忍術を身につけます。そして真田幸村や仲間たちと共に、夜叉姫と彼女に協力する山賊に闘いを挑むのでした。
とにかく画面がきれい。個性的な登場人物の表情や動きが豊かで、忍術を身につけた佐助が山を下りるシーン(崖を垂直に降りていったり、消えたりする)なんて好きだなー。最後の夜叉姫との一騎打ちのシーンは圧巻です。大画面でみたら、さぞや迫力のあったことでしょう。ちゃんばらシーンがかっこいいのは、さすが東映って感じ。声の出演も中村賀津雄(真田幸村)、佐助のお姉(桜町弘子)、夜叉姫(赤木春恵)、山賊(吉田義夫、堺俊二)、忍術の師匠(薄田研二)と、東映の時代劇俳優が勢揃いで豪華です。お話しもキリッとまとまっていて、今見てもじゅうぶん楽しめる映画でした。

『白蛇伝』(1958年・東映動画)
これまた美しい映画。日本最初の長編カラーアニメーション。
白蛇が美しい娘に姿を変えて、昔、自分の命を助けてくれた青年の前に現れます。二人は恋に落ちますが、このままでは青年の命が危ないと旅の僧がが白蛇をやっつけます。しかし青年は娘が忘れられなくて・・・という中国の昔話。登場人物の全てを、森繁久弥、宮城まり子の二人が声色を使い分けて演じています。これが味わいたっぷりでいいのだ。前述の『少年猿飛佐助』もそうですが、この頃のアニメーションには主人公の仲間に熊や狸、狐や猿なんていう動物たちが出てきます。画面に子供らしさを出すためでしょうけれど、それがかわいいのだ。
『少年猿飛佐助』共々、大人が子供のために手を抜かずに作った映画。この手の映画では、安寿と厨子王も見た記憶があるんだけど。見てみたいなぁ。

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たそがれ

たそがれ

今日もお仕事無事終了。帰りに図書館に寄りました。外に出たら空がいい感じ。風もさわやかで気持ちいいです。

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2006/07/30

人とお酒を結ぶもの

昨夜は東京駅構内で期間限定営業中の『吟醸バー蔵70』に行ってきました。ここ。週末はその週の係になっている酒蔵の蔵元が店頭に立たれるとのこと。大阪は大門酒造の蔵元が土曜日に上京されるときいて、友人を誘って出かけたのです。いろんな蔵の吟醸酒がグラス300円で楽しめるとあって混んでいるとはきいていましたが・・・想像以上の混雑ぶりでした。5時開店ときいたので、その時間に合わせていくと、すでに行列が出来ています。開店後はひっきりなしにお客さんが来るという感じ。リピーターの人が多いみたい。また女性や若い人も大勢いました。

大門酒造の蔵元、大門さんとは、数年前、勝谷誠彦さんの紹介で蔵にお邪魔したのがご縁でお付き合いさせてもらうようになりました。蔵では無垢根亭という週末営業のレストランもされていて、ここがまたいいんだわ。おいしいお料理をいただきながら、そこでできた日本酒をいただく。一番シアワセな楽しみ方だと思います。近かったらしょっちゅう行くのになぁ。

『吟醸バー蔵70』では大門さんちのお酒、利休梅の純米吟醸などをいただきました。口当たりのいい(かといってすっきりしすぎていない)おいしいお酒です。無垢根亭でいただいたお料理の数々を思い出してしまいました・・・

大門さんとも1年ぶりの再会となりました。しばしの間、いろいろとお話しさせていただきました。
ずらりと並んだ日本酒の数々。大勢の人でにぎわう店内。この様子を見ていたら、お酒の中では日本酒が苦戦しているとはとても考えられませんが・・・・自分のまわりを見ていても、日本酒よりは、ワイン、焼酎、ビールって人が多いもんなー。
日本酒に興味を持っている人はいると思うんです。が、どうも敷居が高い。その理由の一つには種類が多くて「何を選べばいいのかわからない」「どうして飲めばいいのかわからない」って事があるんじゃなかろうか。例えば飲み屋に行って、メニューを出されて、「さぁ、何を飲みますか?」と言われても困るもの。そこで、「このお酒はどうですか?」っていう一言があれば、敷居がぐーんと低くなると思うのです。押しつけるんじゃなくて提案する。そうすれば選択肢が縮まって飲み手が選ぶ楽しみもできるし、逆に「今日はすっきりしたのがいいな」と、こちらからリクエストすることもできる。
そういうやりとりが「飲む」楽しみのほとんどを占めているように思うなぁ。私のばあい。
いいお酒を造っている酒蔵はいっぱいあります。その蔵と、消費者の間をつなぐ人(酒屋でも飲み屋のマスターでも)の大切さ、必要性を強く感じました。やっぱ、一番最後に残るのは人の力なんだよねぇ。

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2006/07/29

軽く一杯

木曜日は会社の暑気払でヘロヘロ。昨夜は友人のS氏と久しぶりに飲む事になって新橋。んで今日も・・・と、ここんとこ飲み続いております(^^)。

昨夜は軽くって事だったので『竜馬』。すすめられて『鮪のカマの刺身』を。これがもう絶品!霜降りの美しい身はお魚とは思えません。薄く切った刺身にミョウガなど薬味を巻いていただきます。身のトロトロと薬味のシャッキリ感とが絶妙。軽くあぶってあるので少しだけ香ばしく、本当においしかった。また鮪の唐揚げも美味。おろしボンズ合えです。ふぁぁぁ。お酒が・・(笑)。
S氏とはお互いの近況報告。話は尽きませぬ。楽しかったー。

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2006/07/26

『プライスコレクション 若沖と江戸絵画展』

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東京は久しぶりのお天気!急ぎの仕事もなかったし、これまた久しぶりに午後から有給をとって上野の国立博物館で開催中の『プライスコレクション 若沖と江戸絵画展』を見てきました。平日だからと高をくくっていたのですが、すごい人出。年輩の方はもちろん、夏休みのせいか学生、子供の姿も目につきます。

プライスコレクションというのは、アメリカ人のコレクター、ジョー・プライス氏が集めた江戸期の絵画コレクションで、今まであまり注目されてこなかった画家たちのものが数多く収集されているそうです。その中心となっているのが伊藤若冲・・・っていうのはパンフレットからの受け売りで、江戸時代の日本画の事ってよく知らないのだ。

んで、このコレクションの魅力は、ジョー・プライス氏が気に入ったものばかりだってこと。名もない画家のものでも気に入ればコレクションの中に入れてしまう。それはこの展覧会をみればとてもよくわかるし、だからものすっごーくユニークなのです。何だか妙な雰囲気の展覧会です。

会場で一番人が溜まっていたのが、やはり伊藤若冲の作品を集めたコーナーでした。私は初めて見ましたが、感覚が現代的。時代を感じさせないっていうのは個性的って事なんでしょうね。確かな技術に裏打ちされた個性なので根っこがしっかりしています。それは、伊藤若冲一人だけのものではなくて、一緒に展示されている他の同時代の画家たちにも共通するもので、この時代の日本美術がいかに高いレベルのものであったかを実感することができました。

さて、この展覧会で特筆すべきは、一番最後の『特別展示』のコーナーです。作品一つ一つを独立したスペースに展示し、数十秒ごとに光の当て方を変えて見せてくれます。「全体に明るい光が当たる→斜めから光を当てる→照明を落とす」って感じ。斜めから光が当たると屏風には影ができるし、照明が落ちることでフラットな光が当たっていた時とは全然違う色が出てきます。昼間は単なる「絵」なのに、夜になると、その絵に描かれた鳥や動物が動き出すような。雪の絵なら、雪がしんしんと降り積もる音も聞こえてきそうです。
もともと、屏風にしろ掛け軸にしろ、明るい展示場で見るために描かれたものではなく、うすぐらいどこかのお屋敷の一室で見るように描かれたものなんだから、こういう見方が一番自然で理にかなったものなのでしょう。

なかなか見応えのある展覧会でした。くわしくはこちら
ブログでは、作品一つ一つの紹介がされていますし、携帯サイトから壁紙をダウンロードして切符売り場で見せると割引になります。100円ですが。

写真は先日遊びに行ったヨーロッパの・・・ではなくて、上野公園の噴水です。

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本日のお昼ごはん

本日のお昼ごはん

虎ノ門鳥与志の焼き鳥丼。おいしいよ。
お昼ごはんとは関係ないけど、東京は久しぶりに晴れました。午後から有給休暇をとってぶらぶらしてきます。その前に寄った銀行で予想外に時間をくってしまったけど。

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2006/07/25

世の中夏休み

仕事がひといきついたので、今日は定時にあがってどこにもよらずまっすぐ帰った。夜が長いぞー(笑)。

通勤電車の中に子供の姿を見かけるようになって、世の中夏休みなんだなーと気が付いた。朝から大きなショルダーバックを肩に電車に乗っている少年少女たちは夏期講習に向かうのでありましょう。中3の甥っ子も、所属していた地区の野球チームを先日引退。さっそく塾の夏期講習に行くそうな。少子化というし、受験も楽なんじゃないの?と義妹にきいたら、いやいや少子化だからこそ「いい学校」と「悪い学校」の差が激しくなって、受験が大変な事になっているそーな。
私は「上の下」ってポジションの公立高校に行った。勉強する子は一生懸命勉強していたし、クラブは活発だったし、比較的自由で呑気な校風で、私はとっても楽しかった。何となく中途半端で気楽な(執行猶予期間中のような)高校生活でありました。今どきそういう高校生活は、はやらないのかしらん。

なんとなーく、今は、子供のうちから目標をもったり、がんばったり、何をしたいか(するべきか)決めたりしないといけないように見える(そんなの決められるわけないやん)。それが性質に合っていればいいけれど、私みたいに何も決めずに「まぁ、こんなもんか」と生きてきたよーな人間には、とっても窮屈に思えるのだ。隙間のない世の中はしんどいですよ。

それはそーと、最近は都立高校でも中3生を対象にした学校案内をするそうで、先日、某有名都立高の見学に行ってきた甥っ子は「いい学校だから行きたいなぁ」とさかんに言っていた。高校に入学したら硬式野球部に入りたいので、野球部のある高校っていうのが大前提。見学に行った高校は、野球部の設備もよかったし、練習風景にも心ひかれるものがあったそーな。「行けばいいやん」と簡単に言う私の横で大きなため息をつく義妹(笑)。
高校生活って、お勉強も大事かもしれないけれど、いいお友達と出会って、めちゃくちゃくだらない事に時間を費やして、熱中して、校風にひたるっていうのが一番なんじゃないかなーって思う。そうなると、やっぱ「いい学校」に行かねばならんか(笑)。

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2006/07/24

『大菩薩峠』@市川雷蔵

昨夜は寝しなに雷蔵の『忍びの者』を見た。見てたら急に『大菩薩峠』が見たくなって、見ないと気持ちが収まらなくなってきたのでTVの前でごそごそしていたら、寝室から出てきた夫が「何してるの?」ときいてきた。「これから『大菩薩峠』を見る」とDVDをセットしながら答えたら「何時だと思ってるの!」と怒られてしまいました。1時過ぎてたかな(笑)。

市川雷蔵主演の『大菩薩峠』は三部作。私は一作目(三隅研次監督・1960年)が好き。雷蔵の映画の中でも最高に好きな一本であります。
中里介山の原作は立ち読みすらした事がないのでどういう話なのかは知らないけれど、映画になっているのはその一部分だそうな。
あらすじを書き出すときりがないので、すっごーく簡単に書くと、「音無しの構え」を使う剣豪・机竜之助(雷蔵)は迷いの果てに辻斬りとなり、奉納試合の相手を打ち殺し、その妻を陵辱し自分の妻にするも錯乱の果てに斬り殺し、妻の亡霊に脅かされながら気が狂っていくというはなし。そこに竜之助を仇と狙う青年をはじめ、様々な人物が入り乱れていく。人生の糸が絡み合う長い長い旅の物語なのであります。

当時まだ29歳の雷蔵は妙にひょろ長くて(そういう着物の着方をしていると思うし、わざと鼻の下を長くみせるような表情をしてる)影が薄くて、生きているのか死んでいるのかわからないような演技をしてみせる。それが妖気漂っていていいんだわ。
それとセット撮影が多いのですが、その美術がすごい。照明がすごい。これまたイマジネーションの世界に遊んでいるようなセットと照明で、お話しの世界、雷蔵の雰囲気とバッチリ合っているのでした。

例えば竜之助が闇討ちにあう森のシーン。ドイツ映画『ジークフリード』に触発されたという森のセットは大木の下半分がシネスコの画面をぶった切るように乱立し、たちこめるもやの中に光が射し込んでいるという幻想的なもの。そこに放れ駒の黒紋付の着流し姿の雷蔵がシルエットで佇み、手にした刀の刀身だけに光が反射してきらりと光る。時々ふっと顔の一部分に影のような光があたるのですが、その時の表情がゾッとするほど美しい。そして何人も斬り倒したあと最後のカットは刀身からしたたり落ちる真っ赤な血。ほとんど色のないシーンの最後に赤い血。これぞ三隅研次の美学じゃっ。

竜之助の江戸の家のシーンでは、襖で画面を大胆にカットした構図で夫婦の緊張感を出してみせる。影の使い方もすてき。顔の上下を切っちゃうようなアップも三隅研次らしい。竜之助が妻を斬り殺すシーンは、林の向こうに変に曲がった塀が見えて『カリガリ博士』の屋根の上のシーンみたいです。

そしてラスト近く、京の遊郭の一室で、竜之助が妻の亡霊に錯乱していく場面は圧巻。刀を振り回し幻覚の白い御簾を切り裂いていく。そして外に出た竜之助と対するは彼を仇と追い続ける宇津木兵馬。ここで会ったが百年目。梵鐘が画面の底を這うように鳴り響く中、竜之助は川の中で兵馬に向かってスッと刀を構えます。まるで水の上に浮かんでいるような。

竜之助に犯され、彼の妻となり男の子をもうけるお浜役の中村玉緒がいい。玉緒ちゃんはいつからあんなガラガラ声になってしまったんでしょーか。
第二部、第三部と竜之助の業と闇は深くなっていく一方(本当に目が見えなくなってしまうのだ)ですが、「死にたければ勝手に死ね」と言い放ちつつも、誰よりも一番「救い」を求めていたのは机竜之助ではなかったかと、見終わったあと思うのです。

やっぱ三隅研次はいいなー。脚本は衣笠貞之助。
第一部、第二部ともに「おいおい、ここで終わりかよ!」という終わり方をするのでDVDで見る場合はご注意を。

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2006/07/23

玉椿の薫製三点盛り

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昨夜は『玉椿』。みんな仕事が忙しく、平日の夜に時間を合わせて飲みに行くのがむつかしくなってきたせいもあって、最近は土曜日の夜に出かける事が多くなった。お店が空いているのでゆっくりできるって事もあるんだけどね。
昼間に思い立って何人かの友人に連絡。集まったのは、いつもの成金華僑N氏、転職して名古屋から東京へ戻ってきたT氏、昨日、シンガポール出張から戻ってきたばかりで「昨夜も飲んじゃいました」と笑っているW嬢に、W嬢の彼氏で転職先が決まりました!のM氏、そして夫の6人。バイタリティーの塊のような人ばかりで、一緒に飲んで話しているだけで楽しくなるし力もわいてくる。社会の最前線でがんばっている友人達の姿を見るのは楽しいしうれしい。私はしがない事務のおばちゃんですが(笑)。

昨夜飲んだお酒では正雪の『純米吟醸 山影純悦』がおいしかった。正雪はその名の通り静岡は由比町の蔵のお酒。静岡にはいいお酒がいっぱいあるのだ。他に『白岳仙』『黒龍』『獺祭』ってところを飲みました。『白岳仙』もいいお酒。〆には最近のお気に入り、岐阜の蔵で造っている黒糖ベースの梅酒で。
M氏は初めて飲んだという鳳凰美田の梅酒を大絶賛。「梅酒なんて何を飲んでもチョーヤの梅酒と同じと思ってました」と。梅酒も奥が深いです。
『竜宮』に漬けたレーズンも出してくれた。これがイケルんだわ。ついつい手がのびる。

さて。相変わらずおいしいお料理の数々。いつものように薫製三品を一つの皿に盛ってもらったら「これ、メニューにないのに最近頼む人が多いんですよね。ネットで紹介してくれてる人がいるみたいで」とお店のYさん。それ、私かもしれません(笑)。

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2006/07/22

ニフティ入会12年・・・

今朝、ニフティから入会12年になるというメールが届きました。12年・・・。その頃生まれた子供はもう小学校6年生かぁ。

当時はパソコン通信全盛で、私がニフティに入会したのもそれが目的でした。そのために初めて買ったパソコンがMacのパフォーマ575。メモリーが8MBで、ハードディスク160MBだったか。少し増やしてもらった記憶もあるけど。画面と一体型のかわいい機種でした。今も納戸に放り込んであります。
結婚と同時に大阪から東京に出てきてまわりには親しい友人もいず、働いていたけれどイマイチ周囲とはなじめなかった私は、退屈しのぎに大阪の友人たちに毎日お手紙を書いていました。それを見かねた夫に「パソコン通信というのがあって、それをやるとお友達ができる(らしい)」と勧められたのがきかっけ・・・というか、夫にしてみれば、疲れて帰ってきたところに、毎日私があーだこーだと話しかけるのがうっとおしいのと、自分もパソコン通信をしてみたいけれど始めるのが面倒なので、まず私に始めさせて様子をみようというのが本心だったのでしょう。
で、夫にすすめられるままに、ニフティの鉄道系のフォーラムに入会して、会議室(掲示板)に書き込みしたりオフ会に出たりするうちに、親しい友人もいっぱいできて、気が付けばパソ通(フォーラム)の世界にどっぷりとハマっていたのでした。

その頃、パソコン通信なんて全然しらない人たちに(そういう人が圧倒的だったんだけど)、説明をするのが大変でした。「パソコンで話し合う」とか「初対面の人と会う」とか理解できない・・・よなぁ。

ニフティのフォーラムは来年の3月で終了するそうな。ここ
6,7年前にフォーラムから遠ざかった私だけれど、今も親しくつきあっている友人の大半は、1990年代の後半、4,5年の間に知り合った人ばかり。当時はみんな20代、30代だったのに、いまや30代、40代になっています。このまま50代、60代に突入していくのでありましょう(笑)。いやぁ、本当に楽しかった。平日は会議室の書き込みを読んでは楽しみ(一つの会議室の書き込みが数十発言あって、そんな会議室をいくつも巡回していたのだ)、休日はオフ会に出て楽しみ(毎週、どっかで何かの会があった)。

「共通の趣味、話題」という括りはあったにせよ、あの盛り上がりは何だったんだろう。人と人の間、その場の空気に「熱」がありました。

ニフティのフォーラムはなくなってしまうけれど(感慨深い)、その場を通じて知り合った友人達、得たものは大切にしていこうと思います。
社会人になると、仕事を離れた友人、利害関係のない友人を得るのはとても難しい。夫婦共通の友人というのはなおさら。そういう友人達と大勢知り合えた私は幸せ者・・・だよねぇ。

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2006/07/20

新橋でおつかれさま

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はぁぁ。肩が凝って仕方がない。肩というよりは首だなー。夕方になると腕が上がらなくなってしまう。四十肩か(泣)。
昨夜は今月いっぱいで寿退社するT嬢と、彼女の後がまに入社したA嬢の歓送迎会だった。会のあと、帰り道が一緒になったH嬢と久々に『竜馬』。数カ月ぶりかも。相変わらず店内は大混雑。うまい具合に奥のテーブルに陣取れた。いつもの兼八に脳天刺身、セロリのお漬け物でサックと飲んで帰る。おいしかったー。

T嬢はしばらくゆっくりした後、自宅近くでまた働く所を見つけるそうだ。真面目に夕食を作って家事もやって・・・となると今の仕事はしんどいかも。残業もあるし。私も結婚した当時勤めていた会社を退職したのは、移動で本意ではない部門に移されたっていうのもあるけれど、帰りが遅かったというのが第一。まだ気の張っている新婚で、毎晩帰りが9時10時というのはなぁ。それで毎朝早起きして夫のお弁当を作っていたのだ!その時のお弁当箱はこの間捨てちゃいました(笑)。

この土・日で日比谷のシャンテシネで『ストレンジャー・ザン・パラダイス』がかかる。ここ
懐かしいなぁ。ロードショウを見に行ったですよ。気に入って何度か見た。こういう映画も「アリ」なんだなーと新鮮な感動があったのですよ。TVディナーを食べるシーンが大好き。唐突な終わり方もよかった。見に行こうかなー。

写真は、先日入った新橋のお寿司屋さんで使われていたコップ。「ほしい!」と騒いでいたら「持って帰りなさい」と新聞紙に包んでくれた。ありがとう!大切に使ってます。これでビールを飲むとおいしいよん。

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2006/07/18

『ある殺し屋』@市川雷蔵

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昨夜は久しぶりに雷蔵の『ある殺し屋』(1967年・大映)を見ました。あぁ、何度見てもいい映画。クールでスマートでユーモアがあって。私の大好きな映画の一本です。
藤原審爾の原作を増村保造と石松愛弘が脚色。本当は増村保造が監督するはずだったそうなんだけれど、『華岡青洲の妻』(これも雷蔵が主演ですが)を撮ることになって森一生が監督に。カメラは宮川一夫。増村保造が撮ってたらどんな映画になっていたかなぁ。

ストーリーは単純。平凡な風采の居酒屋の主人、塩沢(雷蔵)は裏の世界では名の知れた殺し屋。塩沢の店に転がり込んできたあばずれ女・圭子(野川由美子)、ヤクザで塩沢の弟分を気取る前田(成田三樹夫)の3人は、ある組が海外から仕入れるという麻薬を港で横取りする計画をたてる・・・
映画はその計画を実行する半日を軸に、3人の出会いを回想形式で見せていきます。

とにかく画面がきれい。青がテーマの押さえた色調(夜明け前の乱闘シーンの色のきれいなこと!)。雷蔵の洋服もブルー系統で統一・・・なんだけれど、その中で赤色が印象的に使われています。たぶん赤だけは、わざと強調した色調にしてるんだと思う。例えば雷蔵の着るジャケットのポケットチーフ、コートの裏地。野川由美子のセーター。タイトルバック。
そして奥行きのある画面。望遠で撮ってるからかなぁ。私は、この映画のよさの半分は、宮川一夫のカメラにあると思っています。どうって事ないシーンの一つ一つが美しいのだ。うっとりしちゃう。

もちろん、雷蔵もいい。ほとんど表情を変えない押さえた演技は時代劇俳優ならではじゃなかろうか。この映画の雷蔵のかっこよさっていうのは、他の映画のかっこよさとは少し毛色が違う。作らないかっこよさっていうのか。余計な説明のない脚本、森一生のあっさりとした演出も合ってるんだよねぇ。そうそう、音楽もすてきです。
カメラ、演出、雷蔵。オープニングからタイトルバックまでの数分間に、この映画のよさが全部出てる。ここだけ何度もみちゃうのだ。他にも、小池朝雄扮する組長から殺しの依頼をされる飛行場の場面、裏切ろうとする成田三樹夫を見つめる雷蔵の表情、夜明けの乱闘シーンと、しびれる場面てんこ盛り。
静の雷蔵に対してとにかく動き回る野川由美子もいいし、成田三樹夫もなぁ。最後の一言がケッサクです。

大映のベテランスタッフが、あぁしてみよう、こうしてみようと楽しみながら撮ったって感じ。客観的に見たら佳作なのかもしれないけれど、私にとってはベスト(が他にもいろいろあるが)の映画です。

雷蔵の店の女中役で若かりし小林幸子が出ています(野川由美子に追い出される役)。彼女は勝新とも共演してるし、大映京都で俳優やってたんですかねー。また、前半、野川由美子が雷蔵にまとわりつきながら町を歩くシーンで、二人の後ろを歩いているのが団次郎。MG5に出る前か。

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2006/07/17

今日は雷蔵忌

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7月17日は市川雷蔵の祥月命日。1969年に亡くなったので37回目。1931年に生まれた雷蔵は生きていればまだ75歳なので(3月に亡くなった義母より年下なのだ!)、現役でバリバリ仕事していただろうなぁと思うと本当に惜しいです。雷蔵本人も無念であったろうと思います。大映の倒産、映画が撮れなくなった時代を知らずに亡くなったというのはよかったと思う反面(泥にまみれた雷蔵なんて見たくはないもの)、今なら本当に渋くていい役がいっぱい出来ただろうに。スッと背筋が伸びた上品で口跡のいい役者が今どれだけいますか。

当然TVにも出ていて、NHKの大河ドラマは雷蔵主演でいくつか出来ただろうし、十八番のTVシリーズもあったはず。必殺にも出てたろうね。中村鴈治郎や京マチ子も出てるんだから。
吉右衛門版の鬼平にもゲスト出演。居酒屋の主人とか脇役でもいい味だしてるでしょ。
それから『男はつらいよ』では雷蔵ゲストで絶対一本できてたね。寅さんが大阪に旅した時に出会った元船場の旦那で今は一人わびしく暮らしているじいさんが雷蔵。昔なじみだった芸者が東京で暮らしているときいて、彼女を捜しに寅さんと柴又へ。相手役はもちろん若尾文子。『ぼんち』の後日談みたいですが、あぁ、こういう事をいろいろ想像してしまうのも楽しいような悲しいような。

1950年代の白塗り時代劇の頃もいいけれど、60年代になって映画自体も変わってきて、よりリアルな演技を目指していたと思われる頃の雷蔵もいいです。
そういう意味で雷蔵忌の今日見るのは、雷蔵の数少ない現代劇『ある殺し屋』といきませう。知ってる人、少ないと思うけれど、脚本:増村保造&石松愛弘、監督:森一生にキャメラが宮川一夫という大映らしいいい映画です。名作。
(だけど写真は『大菩薩峠』、机龍之介の雷蔵でーす。私が市川雷蔵といって、まず最初に思い浮かぶのが、この机龍之介、特に三隅研次監督の一作目でありますよ。この映画も必見)

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映画メモ(15)

映画ためすぎでDVDのHDはぱんぱん(24本だけど)。もう一本の映画も録画できない(泣)。CSのスケジュールみながらDVDの空きをつくるべくせっせと映画を見るのでした。

『お早う』(1959年・松竹)
夫は「小津安二郎がなんでそんなにもてはやされるのかわからない。ただのホームドラマじゃないか」と言います。私もそう思う(笑)。できのいいホームドラマ。私は小津安、好きですけどねー。

『平手造酒』(1951年・新東宝)
酒造りの話ではございません。剣客・平手造酒(ひらてみき)を演じるのが山村聰。若い!ほとんどセリフがないので、よっぽどの大根で・・・と余計な詮索をしちゃいます。
平手造酒という人は実在の人だそうです。ここ

『血文字船』(1958年・大映)
南京町のあやしげな中国人貿易商(実は日本人)は裏でよからぬ事に手を染めているらしい。それをさぐりに幕府のお目付役、奥平伊織が派遣される・・・。主役は勝新。若かりし頃の勝新は、目元すずしげでそりゃいい男。この映画は、設定は時代劇ながら、日活のアクション映画を意識して作っているんだなーって思います。時代劇も旧態依然だと観客に飽きられてしまうので、新しいスタイルを求めていたってことでしょうか。
この映画は何も考えずに気楽に見ていられるので好きです。原案は伊藤大輔。

『妖星ゴラス』(1962年・東宝)
私が『妖星ゴラス』が好きなのは、その題名がすてき♪だからです。「妖しげな星、ゴラス」。それだけでもー、いろいろ想像しちゃうじゃないですか。何回も見てるけど、楽しいですね。

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2006/07/16

伊豆の温泉

湯ヶ島温泉かじかの湯

湯ヶ島で入った寿司屋の主人に教えてもらった公衆浴場かじかの湯。お湯は熱めですがさっぱり。新鮮なお湯が蛇口からジャバジャバ出ています。雰囲気といい最高!久々に満足できる温泉に出会いました。

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伊豆の滝

伊豆の滝

浄蓮の滝に行きました。さすがにここは観光客がいっぱいです。お土産屋さんもいっぱい。これからお寿司でも食べて温泉に入って帰りまーす。

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伊豆のトンネル

伊豆のトンネル

一時間半ほど旧道を歩きました。途中、天城山隧道を通り抜けました。トンネルの中は寒いくらい。明治時代に造られた石積のトンネルは雰囲気たっぷりでした。山道はカナカナが鳴いています。

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伊豆の海

伊豆の海

日帰りで伊豆へやってきました。久しぶりに伊豆急に乗りました。曇り空だけどカンカン照りよりはいいかも。

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2006/07/15

DVDの容量

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昨夜はK嬢と虎ノ門『鈴傳』。居酒屋の有名店ですが行くのは初めて。おいしい日本酒が一杯5、600円で飲める。ただしコップ酒。鰹のお刺身がおいしかったー。写真はこれまたおいしかった牛すじの煮込み。お酒ではK嬢のおすすめで飲んだ『太平海』が美味。茨城県のお酒です。

K嬢は最近CSを見るようになって、もともとアニメ好きだったのが「火がついちゃったよ」と笑っていた。気持ちわかります(笑)。

今夜から『日本映画専門チャンネル』では『24時間まるごと日本沈没~東宝パニック特撮の世界~』という楽しげな企画が。ここ。『士魂魔道 大龍巻』『妖星ゴラス』・・・と見たい映画があるし、明日は雷蔵の『新忍びの者』もやるので、今日は朝から録画したままでまだ見ていない映画をせっせと見る。何しろ我が家のDVDは古いので容量が50ギガしかなく、映画だと22,3本しか録画できないのだ。んで、すでに消さないと一本も録画できない状態になっておる。昨夜、K嬢にその話をしたらびっくりしていた。最近のDVDは100本くらい録画できるそーではないですか。ひゃぁ。
新しいDVD、買ってもいいんですけどね、まだ壊れてないからなぁ。それに容量が少ないというのは「録画したまま見てない映画」は無理矢理見るか、消すかどっちかの選択肢しかなく、それはいいことではないかと思います。←強引(笑)

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2006/07/14

夕焼け

夕焼け

夕焼け空がきれいです。これから友人と飲みに行きまーす。

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本日のお昼ごはん

本日のお昼ごはん

おいしいアジアごはんの店があると教えてもらったので同僚と行ってきました。左側がマレー風カレーライス、右側が私の食べた海南タマゴライスです。おいしかった!

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2006/07/13

言いたくないけど暑いだす。

あづいー。蒸し暑い。言いたくはないけど暑い。クーラー寒いのが苦手なので、家ではクーラーをつけず(フィルターの掃除をしていないのがコワイという説あり)窓を開け、うちわをパタパタしつつパソコンに向かっていますが、このパソコンが熱い。こんな調子なので、最近ちょっとバテ気味です。仕事帰りに飲みに行くのもおっくうだ。

化粧水がきれちゃったし、他にも買いたい物があるので、昨夜は仕事帰りに新宿伊勢丹へ。あれもこれもと化粧品を選んでいる時に成金華僑N氏から飲みに行こうとお誘いあり。行きます行きます。ちょうど飲みに行きたいと思っていたところだったですよ。でも誰か誘うのが面倒だった(笑)。こちらも久しぶりの『玉椿』で待ち合わせ。明日も仕事だからサクッといきましょ・・てなわけで、辛口のお酒(メモするのを忘れた。横手の蔵でした)の次は鷹勇を燗につけてもらって、最後は黒糖ベースの梅酒。これがなかなかいけました。お料理は鰹の竜田揚げがおいしかったなぁ。からしマヨネーズのソースがかかっていて、日本酒にぴったり。最近になってやっと、「このお酒なら、こういうお料理が食べたいなー」なんていう楽しみ方ができるようになってきました。

今日は定時退社。もう仕事するのも面倒だ(笑)。8時からCSでお楽しみの『土曜日の虎』。1966年製作の連続テレビドラマ(大映)で、なんと!主役が成田三樹夫。役柄は「悪に立ち向かう企業コンサルタント」。40年前の「企業コンサルタント」なんていうのはかなり新しい設定だったのではないでしょーか。でも成田三樹夫だからなー。ちょっとクセのあるところがステキ。
そのあと録画してあった、川島雄三監督の『貸間あり』を見ました。おもしろかったけど・・・川島雄三という人は奇才ですね。なんだかよくわからん。『貸間あり』は支離滅裂一歩手前という感じの映画でした。私は好き。
45歳で川島雄三が亡くなった時に、市川雷蔵がエッセイで、一度川島雄三に自分の映画の監督をしてもらいたかったと書いていたけれど、いやぁ、どんな映画になったかなぁ。

今月の光文社文庫。岡本綺堂の『鷲』も面白かった。会社近くの書店では時代劇小説の文庫本が結構大きなスペースを占めていて、最近は時代劇ブームなのかなぁと。新刊はもちろん、昔出してた本の新装版も目に付く。

7月13日。今日は父の命日だ。亡くなって6年になりました。

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2006/07/11

『雨の音』@子母澤寛

20060711_
今日からココログは二日間かけてメンテナンスするそーな。ここんとこレスポンスが悪くて(悪すぎ)「いいかげんにしろー!」状態。パソ通時代からもう12年もニフティを使っているので、そのままニフティのサービスを利用しているけれど・・・・今さら乗り換えるのも面倒ってところもあるんだよなぁ。ブツブツ

今読んでいるのは、子母澤寛の『雨の音』(中公文庫)。「幕末維新小説集」とあるけれど、登場するのは新撰組でも坂本竜馬でもなく彰義隊。ほとんどの人の記憶に残ることなく消えていった幕臣達であります。まだ途中だけれど、これがもう、一編一編が両手でそっとすくってみたいようなお話しばかりなのだ。

結婚して初めて住んだのが、上野の山にあるマンションだった。歴史を感じる土地なので、「はてさてどんな場所なのかな?」と、ちょこっと本を読んでみたり、近所を散歩したりするたびに目にするのが「彰義隊」。彰義隊が敗走した坂道だとか、上野戦争でついた鉄砲傷だとか。彰義隊?「ショーギタイ」なんて言葉を耳にするのも初めて。

幕末、たった半日だったけれど、上野のお山で戦争があった。
御家人だった子母澤寛の祖父は彰義隊隊士。上野戦争に敗れたあと駕籠かきや職人に身を変えて北へ。本懐をとげるべく会津へ向かうつもりが、仙台から榎本武揚軍に参加、北海道へ向かい箱館戦争。そこでも負けて、結局そのまま北海道に残ったという人なのだ。その祖父からきいた話し、旧幕臣からきいた話しを丁寧に丁寧に短編にまとめ上げたのがこの本。
いやぁ、本当に、解説にも書いてあるけど「たまらない」お話しばかりです。

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2006/07/10

映画メモ(14)

『実は熟したり』(1959年・大映)
若尾文子って本当にいろいろな映画に出ていて感心する。この時代の俳優は誰でもそうだったんでしょうけどね。
成城学園の瀟洒な洋館に両親と兄(田宮二郎)と住み、丸の内の会社に勤める若尾文子はお年頃。世話好きのご婦人(沢村貞子)がもってくる見合い話に興味がもてないのは、幼なじみの青年(川崎敬三)が気になるから。彼は一徹なところのある才能あふれるグラフィック・デザイナー。お互い気にしつつも気持ちが伝えられない。やがて川崎敬三は彼のために自殺未遂をしたというモデルと婚約。若尾文子にも猛アタックする同僚が現れる・・・。
今なら木曜日の午後10時からの連続ドラマになりそうな映画。そう考えると今も昔もドラマの設定は対して変わらないなぁって思います。いや、本当に、これをそのまま現代に移し替えても十分に通用するよ。
こぎれいな服を着て丸の内にお勤め。会社帰りには男性とバーで一杯・・・なんていうのは当時はかなり新しかったのではないでしょうか。そのバーのマダムが女優時代の市田ひろみなんだなー。(この頃の大映映画には脇役でよく出てくる)
どうって事ない映画といえばそうなんですが、私は結構気に入りました。終わり方も好きだなー。

『駿河遊侠伝 賭場荒し』(1964年・大映)
若かりし頃の清水の次郎長外伝。次郎長を演じるのが勝新太郎。相棒の髪常が大辻伺郎。←いい役者。
いかさま博打をやりながら旅する二人が様々な人(渡世人ばっかりだけど)と出会い成長していくお話し・・・といえばかっこいいけど、そんなに難しい映画ではありません。監督が森一生だし。
勝新と大辻伺郎のかけ合いが楽しい。賭場の女主人・おとら姐さん役の嵯峨美智子がめちゃくちゃかっこいい。麦畑で斬りあう場面もいい。

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2006/07/09

山古志村の今の風景。

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昨日は朝から新潟は旧山古志村(今は長岡市になっているのだ)に行ってきました。友人が地元紙記者Tさんの案内で地震後の様子を見に行くというので連れていってもらいました。許可証がないと入れないエリアが多く、おまけにいたる所で土木工事中。ダンプカーがガンガン走っているし、「この道、行くんですか?」と心配になるような道もあって案内がないと怖くて行けません。Tさんは取材で走り回った地域なので、どんな道もしっかり頭に入っています。

旧山古志村に入ると、いたるところ地滑りだらけ。少し高い所から見晴らすと、地面が全体にズリッと下に「落ちた」という感じ。茶色い山肌が剥き出しになった部分が模様のように見えます。これだけの事を一気におこしてしまった地震のエネルギーのすさまじさに改めて驚きました。

地滑りで川がせき止められて出来た天然ダム。その芋川の治水工事現場は、自然の力で一気に変えられてしまった地形を、人間の力で整えていこうとするものです。何十台というダンプカーが行き交い、クレーン車やショベルカーの音が山にこだまします。そりゃもう、とてもない風景で圧倒されました。土木の世界には疎いけれど、たぶん今の山古志村には日本のトップレベルの土木技術が投入されて、さしずめ土木界の大展示場になっているような印象を受けました。ダンプカーも各地から集まっていて、遠くは秋田、青森、宮城県のナンバープレートのトラックを数多く見ました。

山古志村は広くて、集落によっては住民が戻ってきて生活を始めている所もあります。虫亀地区はそんな場所で、庭にきれいな花が咲いていたり、洗濯物が干してあったり、農作業をしている人の姿も見かけました。錦鯉の養殖池も整えられていて鯉が何匹も泳いでいました。車で走っていても生活のにおい、人の存在が感じられます。殺伐とした風景を見た後では心が安らぎました。

元の生活ができるまではと、仮設住宅でがんばっておられる方が多いとききました。中越地震から1年半が過ぎましたけれど、地震の事は忘れることなく、心にとめておこうと改めて思いました。

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2006/07/08

山古志村に行きました。

山古志村に行きました。

地元の新聞社の方の案内で旧山古志村に行きました。地震から一年半。まだ許可がないと入れない所がいっぱいあって、いたるところ地滑り跡が生々しく、まだ地震が終わっていないと強く感じました。写真は道ばたにつながれていた闘牛用の牛くん。

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2006/07/06

光陰矢のごとし。

毎度のことながら、時間が過ぎるのがはやい。二週間三週間前のことが、つい数日前の事のように思える。
四十代になってからはなおさらで、仕事でも「これは、期限まで時間があるから後回しっと」、横によけておいた仕事の期限がもう目の前にせまっているのだ。不思議だー。
先日は法事の席で、おじやおばに「もう何歳になったの?」ときかれて「・・・・」と無言になってしまった。別に答えるのがイヤではなくてですね、自分が何歳かわからんのだ(笑)。
義母のぐあいが悪くなって、最初に入院してからもう1年であります。台湾に遊びに行って台風で帰ってこられなくなって1年。ぐわー。

だもんで、おうちに帰ったら炎天下に取り残されたカエルちゃんのごとく、デロンとするだけ。いかんです。本当に
こういう生活ではいかん。

昨夜は録画しておいた川島雄三監督の『女は二度生まれる』を見た。川島雄三の映画は何本も見ているわけではないけれど、初めて見た映画が恐ろしくつまらなくて、「このつまらなさが、いいのであろうか」と思いつつ、半信半疑で『幕末太陽傳』を見たら、これがおもしろくて感心してしまった。出来不出来の差が激しい人らしいですが、『女は二度生まれる』はおもしろかった。増村保造と、どっか似てるような(画面の底に流れているものがね)印象を受けました。若尾文子は最高!

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2006/07/05

出るピエロ

暑い。暑いところに毎日忙しくて帰宅したらヘロヘロ。昨夜はCSで『東京アンタッチャブル』(1962年・東映)なる素敵な題名の映画が放送されて、リアルタイムで見られるぞー!と録画をしないでTVの前でゴロリと横になったら、そのまま寝てしまった。丹波哲郎が犯人で 三国連太郎が刑事で、三国連太郎の部下が高倉健なんて、面白そうでしょー。

今朝は義妹が駅まで車で送ってくれた。車中「デルピエロ」がどーしたこーしたという話になって、適当に相づちをうっていたら「あんたたち(夫も同乗していたので)もしかしたらデルピエロのこと、知らない?」と義妹。デルピエロとは今をときめくイタリアのサッカー選手というではないですかー。新手のお菓子か何かと思っていた(『出るピエロ』)。今、おばさま方にヨン様並みの人気があるそうな。真夜中にイタリア対ドイツの試合があったので、録画して、今朝見ようとしたら、半分がテポドンのニュースだったとブツブツ言っていた。

北朝鮮には朝から驚かされたけど、あの人達は世間を舐めているのだ。ふざけるなー。さっさと全面制裁すべきだと思います。

今夜は面白い映画もやってないし、録画したままの映画を見る気力もないので、久しぶりに『眠狂四郎 勝負』を見ながらこのブログを書いてます。
・・・・結局、途中から最後まで見てしまった。
雷蔵の『眠狂四郎』シリーズの2作目で、監督は三隅研次にカメラは牧浦地志の名コンビ。脚本は星川清司。失敗作と言われる第一作(確かに途中でダレちゃう)からガラリと雰囲気を変えた映画で、雷蔵の狂四郎はコレだよなぁ・・・と大いに満足させてくれます。面白いです。雷蔵の『眠狂四郎』、どれを最初に見たらいいのか迷った時にお薦めです。あぁ、やっぱり雷蔵はいい男。

今読んでいる本は子母澤寛の『雨の音』。いい話ばっかり。

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2006/07/02

夕日

夕日

大阪から東京に向かっています。今日は雨が降ったり晴れたり、ややこしいお天気でしたが最後はきれいな夕日。写真は米原付近です。

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2006/07/01

103系

103系

首都圏では、ほぼ絶滅した103系が関西ではまだがんがん走っています。『未改装のオリジナル103系』(夫談)がやってきました。

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東京駅

東京駅

久しぶりに東海道新幹線に乗りまーす。『のぞみ』も久しぶり。楽しみ。これから京都に行って明治生まれの祖母のお見舞いです。そして明日は父の七回忌。亡くなった頃は『のぞみ』の本数も700系も少なかったし、東京駅ホームの案内はパタパタだったし、エクスプレス予約もなかったなー。でも折り返しの新幹線がついて掃除が終わってドアが開いて3分で発車なのは相変わらずじゃ。待ちくたびれたぞー。

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