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2006/07/10

映画メモ(14)

『実は熟したり』(1959年・大映)
若尾文子って本当にいろいろな映画に出ていて感心する。この時代の俳優は誰でもそうだったんでしょうけどね。
成城学園の瀟洒な洋館に両親と兄(田宮二郎)と住み、丸の内の会社に勤める若尾文子はお年頃。世話好きのご婦人(沢村貞子)がもってくる見合い話に興味がもてないのは、幼なじみの青年(川崎敬三)が気になるから。彼は一徹なところのある才能あふれるグラフィック・デザイナー。お互い気にしつつも気持ちが伝えられない。やがて川崎敬三は彼のために自殺未遂をしたというモデルと婚約。若尾文子にも猛アタックする同僚が現れる・・・。
今なら木曜日の午後10時からの連続ドラマになりそうな映画。そう考えると今も昔もドラマの設定は対して変わらないなぁって思います。いや、本当に、これをそのまま現代に移し替えても十分に通用するよ。
こぎれいな服を着て丸の内にお勤め。会社帰りには男性とバーで一杯・・・なんていうのは当時はかなり新しかったのではないでしょうか。そのバーのマダムが女優時代の市田ひろみなんだなー。(この頃の大映映画には脇役でよく出てくる)
どうって事ない映画といえばそうなんですが、私は結構気に入りました。終わり方も好きだなー。

『駿河遊侠伝 賭場荒し』(1964年・大映)
若かりし頃の清水の次郎長外伝。次郎長を演じるのが勝新太郎。相棒の髪常が大辻伺郎。←いい役者。
いかさま博打をやりながら旅する二人が様々な人(渡世人ばっかりだけど)と出会い成長していくお話し・・・といえばかっこいいけど、そんなに難しい映画ではありません。監督が森一生だし。
勝新と大辻伺郎のかけ合いが楽しい。賭場の女主人・おとら姐さん役の嵯峨美智子がめちゃくちゃかっこいい。麦畑で斬りあう場面もいい。

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