« 佐藤忠男の一文でモヤモヤが晴れる。 | トップページ | ふたたび『瞼の母』 »

2006/05/10

岩手県立美術館

20060510_
6日、東京に戻る前に行ってみました。盛岡駅の西、雫石川を渡ってすぐ、まだ造成途中のだだっ広い荒野にポツンと建っています。タクシーの運転手さんによると、このあたりは一面の田んぼだったとか。これから団地などができて、大きな町になるそうな。美術館のまわりは公園になっています。あと10年もすれば今は小さくて細い木も大きくなって緑豊かな憩いの場になるのでしょう。
美術館はかなりモダンな建物。隙間がいっぱいで、ゆったりとした気分になります。ゆったりしすぎちゃう気もするが。
なんでココに寄ったかというと、地元ゆかりの作家や作品のコレクションがあって、特に萬鐵五郎、松本竣介は特別に部屋を作って展示してあるときいたからなのだ。
で、これがなかなかよいのです。萬鐵五郎は初期から晩年まで、ミニ回顧展って感じです。以前から見たかった『赤い目の自画像』も見られたし。松本竣介も、戦時中に描かれた東京の風景など、好きな作品多数でうれしい。冷たい風が吹き抜けているような静かで行き場のない画面。いいなぁ。やっぱ実物をみないとわからんね。
松本竣介と同じ部屋に展示されている舟越保武の彫刻も見応えがあります。宗教的なテーマのものが多く、特に突き当たりの大きな壁に展示してある「長崎26殉教者記念像」は作者の祈りをひしひしと感じられる迫力ある作品。長崎で見た時の事を思いだしました。

いい美術館でした。やっぱ常設展がちゃんとしていないとダメだわね。工事中の橋が完成すると駅から歩いて来られるようになるとか。旅の途中で立ち寄るのにおすすめです。

くわしくはここ

|

« 佐藤忠男の一文でモヤモヤが晴れる。 | トップページ | ふたたび『瞼の母』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 岩手県立美術館:

« 佐藤忠男の一文でモヤモヤが晴れる。 | トップページ | ふたたび『瞼の母』 »