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2006/04/15

♪義理と人情のこの世界♪

昨夜は寝る前に「そうそう・・・」と録画したままの『人生劇場』を見る。
1972年松竹。監督:加藤泰。脚本:野村芳太郎、三村晴彦、加藤泰。出演は竹脇無我、田宮二郎、高橋英樹、渡哲也ってとこ。
『人生劇場』ってよく知らないんだけど、尾崎士郎の自伝的小説だそうで、この映画はながーいこのお話しの青春篇、愛慾篇、残侠篇を取り上げたものらしい。主人公の青成瓢吉(ふざけた名前!)と、侠客、吉良常(田宮二郎)、飛車角(高橋英樹)、彼ら3人にかかわる女性達の姿を追う。高橋英樹って、今は十津川警部や転勤ばかりしている検事だったりするけど、昔はドスを振り回すヤクザだったのね。この前、飛車角を鶴田浩二がやってるのを見たけど、かっこよかった。

んで、この映画、カメラはほとんど地面の上でワンカットが長い!・・・というのが加藤泰の映画の特徴だそう。床の上から見上げているような気分になって顎が疲れる。

映画は夜更け、森繁久弥演じる主人公の父親が自殺をする場面から始まる。銃声をきいて飛び込んでくる吉良常!・・・ってところに、お馴染みの美空ひばりが唄う『人生劇場』が流れてタイトル。ここが最高にかっこいいんだわ。『人生劇場』ってこんなにいい歌だったっけ。(夫が学生時代、早慶戦の時には必ず『人生劇場』を唄ったそーな)
いいといえば吉良常役の田宮二郎がすんごーくいい。彼の持つ雰囲気、空気が映画にメリハリをつけていて、田宮二郎がいなけりゃボヤーっとした映画になっていたんじゃないかなぁ。

それにしても167分は今の私には長すぎる。普段は90分前後の映画ばかり見ているので(60年代のプログラムピクチャーはみんなそのくらいの長さ)100分を越える映画は見られない体になっている自分を発見(笑)

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