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2006/04/30

焼津の『どんた久』

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昨日は静岡の友人の家へ。友人が何人か集まる。子供たちもいてにぎやか。人の子供は大きくなるのが早いね。

夜は大人の時間。せっかくここまで来たのだからと焼津まで足を延ばして『どんた久』。ココに来るのは3年ぶりくらいかなぁ。地元のお魚が中心のおいしいお料理がいっぱい。特にカツオ!今年は少し遅いとのことで、「やっと出始めたところ」とはラッキーでした。
つきだしは、鯛の干物と、もずくの上に鯵をお刺身をのせたもの。これがおいしくて、もうビールなんてやめて日本酒にいきましょ!とさっそくお酒に突入。
カツオのカマ焼きは、身がトロトロ。うま味が全部とじ込められていて焼酎が飲みたくなるなー。カツオと鮪の身を軽くたたいて薬味を混ぜたものをニンニクをぬった豆腐にたっぷりのせた「志婦喜(しぶき)豆腐」、カツオのお刺身をのせた「カツオのお茶漬け」は後をひくおいしさ。焼津まできたかいがありますですよ。
お酒は、お店の名前がついた磯自慢の特別本醸造。他にもいろいろあるけれど、これが一番お手軽価格なので(^^)。でもさすが磯自慢。弘前の豊盃といい普通酒のおいしい蔵のお酒はいいお酒だと思う。いやぁ、いっぱい飲みました。焼津にいることを忘れていた(笑)。
20時過ぎの在来線に乗って静岡からは新幹線。22時前には東京に戻ってきた。さすが新幹線は速い!

楽しくおいしい1日でした。

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2006/04/29

おでん

おでん

静岡おでんを食べました。味噌をかけて食べるのがポイント。ビールによくあいます。サクラエビのかき揚げも美味。

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ここはどこでせう。

ここはどこでせう。

久しぶりに新幹線に乗ってまーす。うれしいでーす。
これから友人の家に遊びに行くのだ。東京駅は混んでいました。今日から連休の人もいるのね。私の乗っている上りの『こだま』はガラガラですが。

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2006/04/28

大友柳太朗のちゃんばらは面白いと思う。

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猛ダッシュで仕事して定時退社。新宿伊勢丹へ寄ってお買い物。明日、友人の家に遊びに行くのでお土産を買いに。ついでに化粧品と春物の服を買う。あぁ、新しい服を買うの、本当にひさしぶり!気持ちが晴れ晴れするぜ。紀伊国屋書店でGWの温泉旅行に持っていく本を買う。獅子文六『ちんちん電車』、柴田錬三郎『御家人斬九郎』と『剣鬼』。我慢できずにすぐ読んじゃいそうだけど(笑)。

昨夜は珍しく10時前に帰宅した夫が「ホリエモンが保釈になるっていうからニュースにしてよ」というので、ニュース・ステーションにチャンネルをあわせる。拘置所から出てきたホリエモンをヘリコプターで延々とおいかけていた。こんなことに時間を費やしてええんか?アホらしくなったのでチャンネルを切り替えて、途中までみていた映画のつづき。

見ていた映画は『百万両五十三次』1959年、東映。主演は大友柳太朗。
大友柳太朗って意識して見るのは初めてなんですが、すんごーく面白い。ほとんどマンガ。白目の真ん中にちょこんと目玉がのっかていて、その目をひんむいて吾妻ひでおみたいな口をして「ぬははははっ!」と豪快に笑う。そしてダイナミックなちゃんばら。♪ぶんちゃぶんちゃ♪と無声映画みたいな音楽をバックに、縦横無尽に動き回る。で、なんだかわからないうちに相手を斬ってしまう。斬られ役の人が大変だと思いました。いやぁ面白い。あまりに面白いので、ちゃんばらシーンだけ何度も見てしまった。
この人の『丹下左膳』みたーい!

『丹下左膳』といえば原作者の林不忘、別名、谷譲次。谷譲次といえば「新青年」の『めりけんじゃっぷ』。
『めりけんじゃっぷ』と『丹下左膳』が今の私には結びつかないけれど、『丹下左膳』も一度ちゃんと読んでみたいですー。
ついでに長谷川伸の股旅ものとか仇討ちの本とか、子母澤寛もいろいろ読みたい。読まずに死ねるか!ってとこですかねー。

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2006/04/26

録画失敗(泣)

えーん。予約録画していた『関の弥太ッぺ』(中村錦之介版)が失敗(泣)。真っ暗な画面しか映っておらん。へんだなー。今夜はこの映画を見ようと楽しみに帰ってきたのに。しくしく。
仕方がないので、これまた録画したままだった『雨あがる』を見た。お殿さま役で三船敏郎の息子が出ていた。セリフ棒読みの大根だけれど、見ているうちに何だか味がでてきた。声が父親そっくり。いい映画でした。

川本三郎『時代劇ここにあり』を買う。以前から買うのを迷ってはいた本なのだ。評論集と言うよりはガイドブック。あらすじが書いてあるので未見の映画の項はなかなか読めないけれど、題名だけをつらつら見て、見たいなーという気持ちを盛り上げるのに最適。

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今朝の出来事。

通産省の通用口で、守衛さんとなにやらお話をしている着物姿のご婦人。立ち姿美しく「どっかで見たことあるような・・」と思いつつ近づいていくと、風にのって聞こえてきた声で「あっ!」と気がつきました。藤村志保さんではないですかー!
紙を手に道順をきいていたようで、待たせてある車に乗り込むとき私とすれ違いました。朝からなんだかどきどきしたし、雷蔵主演の『新撰組始末記』を見たばかりだったので、その映画の藤村志保さんを頭にうかべたりもしました。むふふ。
でもこういとき、ちょっとちゅうちょはするけれど、私は声をかけられないなー。結局知らんぷりして通り過ぎてしまうのだ。

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2006/04/24

本日定時退社

同僚に、昨日一人で渋谷に行って映画を見てきたと話をしたら「よく迷子にならなかったね」とほめてもらえた(笑)。渋谷は苦手だ。落ち着かない。まず道がぐちゃぐちゃだ。田舎のあぜ道がそのままアスファルトの道になっているような感じ。何年たっても慣れないのが、東京の道のぐちゃぐちゃさで、やっぱ道路はきちんと碁盤の目になっていないとねー。それに人が多すぎ。
「わたしは渋谷より新橋の方がずーっと落ち着く」「わたしもー」という結論にいたる。

今日は定時退社。どこにも寄らずまっすぐ帰宅したら、なんとNHKの7時のニュースの最中に帰ってこれた。夜がながいぞー。

勝新の『泥棒番付』を見る。1966年、大映。監督は池広一夫。なんとなーく録画して、そのままになっていたのを、なんとなーく見始めたんだけれど、これが面白かった。派手さはないけれどしっかり作ってあって、これは脚本がいいからだなーきっと・・・と思って調べてみたら伊藤大輔でした。なるほどー。瓦屋根のシーンとか、御用提灯がいっぱい出てくるところとか、伊藤大輔っぽい。勝新の間の抜けたような演技も楽しいし、代官役の内田朝雄がしぶい。話自体はハッピーエンドってわけじゃないんだけど、見終わったあと、何だかシアワセな気分になっちゃう不思議な映画。

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シネマヴェーラ渋谷

↓てなわけで、久々に渋谷に行った。よほどの事がない限り行かない街なので、駅に降り立つことじたいが数年ぶりかも。若い人いっぱいで歩きにくい。『シネマヴェーラ』は、邦画がメインの名画座で、今年の1月にできたばかりの新しい映画館。オーナーはなんと弁護士さんだとか。こんなところ。こういう志ある映画館は末永く続いていってほしいと思うし、応援もしたくなる。
東京にきて初めて行く名画座なので、ちょっと緊張しましたが、中は落ち着いた感じできれいだし、椅子も座りやすいに、よかったです。またいい映画がかかったら行こうっと。

月並みだけど、大画面で見る映画はやっぱりいいなー。

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幕末残酷物語@加藤泰

昨日は渋谷の『シネマヴェーラ』へ。「激情とロマン 加藤泰 映画華」の中の2本『真田風雲録』『幕末残酷物語』を見に行く。『真田風雲録』が目的で、『幕末残酷物語』はおまけだったんだけれど、おまけの『幕末残酷物語』がよかった!とくかく濃くて暑苦しい映画。

1964年、東映。主演は大川橋蔵。舞台は新撰組。その屯所内で全てが進行していく。
主人公は新撰組隊士となった江波三郎(大川橋蔵)。最初はへっぴり腰で、血を見ては吐くような青年だったのに、粛正された隊士の介錯をしたことをきっかけに冷静な新撰組隊士となっていく・・・。

橋蔵がいいんだわ。素朴で純情な青年が、やがて自らすすんで隊士の首を斬るようになっていく、その過程の目のすわり方がすごい。今まで若さま侍と銭形平次しか知らなかったので、こんな役者だとは思っちゃいませんでした。
共演の俳優がまた濃くて、西村晃(土方歳三)、中村竹弥(近藤勇)、他に内田良平、河原崎長一郎、大友柳太朗に木村功・・・なんつー面々が狭い舞台にひしめていている。とにかく人が多い。暑苦しい。おまけに、季節はただでも暑苦しい京都の夏。暑苦しいところに、鬼気迫る演技と血がいっぱいで、あぁ、息苦しい。
加藤泰独特の、長回しも暑苦しい。それも結構テンパった状態をながーいワンカットで撮るので緊張感がすごい。
江波と恋仲になる屯女の女中「さと」役の藤純子もよかったなー。江波はじめ新撰組隊士が異常なので、観客はいつの間にか「さと」に気持ちをよせてしまう。ホッとできる存在が彼女だけなんだもん。そして最後には私たちも「さと」と同じように裏切られてしまう。
江波と「さと」の感情が盛り上がるシーンもいいんだわー。気持ちがどんどん溢れていって、コップから水があふれるように、どんどんこぼれていって、でも・・・。なんつー場面が、加藤泰は本当にうまい。泣ける。この監督、しつこい人なんだろうなーって思いました。

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2006/04/23

スカパーまたこわれる!

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いいかげんにしろー。朝からまたチャンネル暴走。しかたがないので修理に出すことにして、以前使っていたチューナーに切り替える。こちらも調子が悪いんだけどなぁ(だから新しいのを買ったのに)。捨てるのが面倒で、DVDデッキの上に放り出しておいたのが役だった(笑)。

高校時代からの友人、Mちゃんからお手紙が届いた。このブログを読んでくれているそーでありがとう。私もいつの間にかお酒を飲むようになりました(笑)。

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2006/04/22

今こそみたいぞ『大魔神』!

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スカパーは、掃除機をかけて、線を抜き差し、スイッチを消したり入れたりしたら、なんとか普通に動くようになった。でも不安だなー。だからチャンネルを動かしすぎたりしないように大事に扱うことにした。ヘソ曲げられて、また暴走されたら困るし。

『座頭市喧嘩太鼓』(1968年)を見る。監督:三隅研次。いいなー、三隅研次。先日見た同じく三隅研次が監督の『座頭市血煙り街道』(1967年)の方が私は好きだけれど、独特のスタイリッシュな画面は変わらず。それと大映の名脇役、伊達三郎さんがセリフつきでいっぱい出てくるのがうれしい。

『座頭市血煙り街道』(1967年)はすんごーく面白かった。共演は近衛十四郎。出てきた瞬間からただ者ではない雰囲気を漂わせているこの人、勉強不足で知らなかったのだけれど、戦前から活躍した剣豪スターで、ちゃんばらではこの人の右に出る人がいないっていうような人らしい。確かに。刀を抜いて相手を切って鞘におさめるまでがあまりに速すぎて、何がおこったのかわからない(笑)。その間、体がびくともしない。
勝新との雪の中での立ち回りは、画面全体からわき上がってくる緊張感に見ているこちらの体が硬くなってしまった。見終わった後に「何だかわからんけどスゴイものを見ちゃったなぁ・・・」と気が付く始末。このシーン、段取りなしで撮られたとか。ごまかしなし。
三隅研次とカメラの牧浦地志とのコンビは最高。この映画は大画面で見たいですー。

三隅研次は『大魔神怒る』の監督もしてるんだよねー。もちろん、大魔神シリーズは子供のころ何回か見ているんだけど、ただコワイっていう印象しかない。今こそ見たい。出演者はよく見る大映の役者さん総出演って感じだし、監督も、安田公義、森一生なんつー人たちだし、まとめて一気に見たい。大映京都だからこそ生まれた映画でしょうねー。見たいぞー、大魔神!(DVD買っちゃおうかなー)

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2006/04/21

スカパーこわれる!

・・・といっても、我が家のチューナーなんですが。
昨夜から様子がおかしい。チャンネルが暴走する。年末に買ったからまだ半年たってないのに。どうしたんであろうか。本体にホコリが入っているのかも・・・と、とりあえず今夜帰ったら掃除機をかけてみよう。

スカパーに壊れられたら困るのだ。なにしろ、私の今のお楽しみはスカパーで録画した映画なりドラマを見ることで、おまけにGWには、みたい映画がどどーん!と放送されるのに、これからいったい何を楽しみに生きていけばいいの?(笑)
修理に出したらしばらく戻ってこないだろうなぁ。つらい・・・。だいたい、週に一度放送される雷蔵の映画を見られないではないかっ。あぁ、気になって仕事も手につかない(うそ)。

昨夜は「明治侠客伝 三代目襲名」を見る。監督:加藤泰、主演:鶴田浩二。鶴田浩二扮する親分と好き会う仲になるお女郎を藤純子が熱演。押さえつけている二人の感情があふれ出てくる(それでも気持ちをグッと抑える鶴田浩二!)場面がよかったです。すごーくエロティックなシーンでした。親分に草鞋を脱ぐやくざ、藤山寛美もよかった。東映の任侠映画の名作といわれているらしいけれど、なるほどね。一つ一つの画面がていねいできれいです。

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2006/04/20

きんもちカレー

↓カレー屋台の兄ちゃんとの雑談の中で、同じような屋台のカレーライス屋さんの話になった。
週に2,3回、昼時になるとここにきていたカレーライス屋。いつの間にかいなくなってしまったんだけれど、誰かが警察に通報して追い出されたというウワサだった。すんごーい行列だったからなぁ。
なにがどうって、うまく言えないんだけど、一度食べるとやみつきになるカレーだったのだ。

「なんていう名前だったかなぁ。・・・『きんもちカレー』!!」

まだどっかでカレーを売っているのであろうか。調べてみると・・・
なんと!店を出しているではないですかっ。ここ

行ってみたい!また食べたいよぉぉ。

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本日のお昼ごはん。

本日のお昼ごはん。

会社の近くにいた屋台のカレーライス屋さんのチキンカレー。昨夜はちと飲んだので、焼き鮭弁当の予定だったのになー。結構美味。

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2006/04/18

『東京湾』@野村芳太郎

眠い。おうちに帰ると疲れて体が動かない。いかんなー。
今日はとても暖かだった。ぼやぼやとあいまいな季節を抜かして、一気に夏になってしまいそうな。
東京では数年ぶりに黄砂が確認されたそう。先日、群馬の沢渡温泉に行ったとき、宿から駅へ向かうタクシーの運転手さんが「今朝は黄砂がすごくて、車が黄砂で白くなった」と話してくれた。大陸に近いので黄砂はよく降るらしいんだけど、今年は早いと。中国って環境問題について、なーんも考えてなさそうだもんなー。ブルドーザーで掘り返して、工場作って、後は知らないっていうのは、儲かるに決まってるだろーが。そういうのってご近所迷惑。

昨夜は仕事帰りに千石の三百人劇場で「野村芳太郎レトロスペクティブ」。『東京湾』。企画が何と佐田啓二。でも彼は出演していなくて、西村晃以下、どっかで見たことあるよーな、オール脇役のシブイ映画。制作費は安いけれど、新人&芸達者といいスタッフで、がっちり作ったってところでしょーか。1962年松竹。カメラは川又昂。

東京の真ん中で白昼起きた殺人事件。その裏にはどうも麻薬組織がからんでいるらしい。事件を追う刑事たち。捜査線上に上がってきた実行犯と目される男は、西村晃扮するベテラン刑事の戦友だった・・・。

西村晃ってずーっと水戸黄門のイメージしかなかった。確か、彼が水戸黄門になると決まったとき「あの西村晃が!」って話題になったんだけれど、それがどういう意味なのかよくわからなかった。最近になってやっとわかりましたよー。西村晃って悪役なのだ。日頃は権力や金の力をかさにいばりちらしているくせに、実はとっても小心者で、保身のためには平気で人を売る役とか、ねっちりしつこいストーカーじみた役とか、とにかく出てきた瞬間にイヤーな気分になる、いやらしい役をさせたら天下一品。「おまえがいなきゃ、全ては丸く収まったんだっ!」と画面に向かって叫びたくなるよーな。そりゃ、この人が水戸黄門になったらイメージチェンジもいいところだわ。でも、東野英治郎といい悪役が水戸黄門ってところに味があったんだなーって今ごろ気がつく私なのであった。

そんな西村晃が主役の刑事・・・ていうんだから一筋縄ではいかない。何を考えているのか見ている私もわからない(笑)。普段の西村晃なら戦友だろうが平気で売るんだけど。「オマエを信じているんだ」みたいな事を言っても「本気かよー」って思っちゃうのだ。

いやぁ、なかなか面白かった。終わったあと、学生風の若い男性二人連れが、「もう少し長い方が、重厚感が出てよかった」なんつー事を話しているのが聞こえてきたけれど(本編83分)、90分足らずの中にきちんと収めるっていうのがプロ。こういう映画に重厚感はいらないと思うけどなー。娯楽映画だし。

夕日に輝く東京湾が美しい。都電、京成電車、品川駅・・・。当時の鉄道の風景もいっぱい出てきます。

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2006/04/16

あぁ、疲れたぁぁ。

今日は義母の四十九日の法要。持っていくものが多いので(お骨だけでも結構重い)、義弟の運転するレンタカーで家族揃って静岡の菩提寺まで出かける。

天気予報は雨。やっぱりなぁ。義母は雨女だった。そういうと本人は強固に否定したけれど、義母と出かけるといつも雨・・・っていうのは、そういうことなんじゃなかろーか(笑)。
東京を出発した時はまだ曇空だったのに、西へ向かうにつれて雨が強くなってきて御殿場あたりでは本降り。お寺さんに行く前にお墓の掃除に向かうも雨はやまず、その中で草むしり。
「掃除なんてやってもやらなくても同じような気が・・・」という義妹に「掃除したのはわからないかもしれないけれど、掃除しなかったのはわかるんだよ!」と義弟と私。まぁ、いろいろ大変なのだ(笑)。

お寺さんでお経をあげてもらって、さてこれからお墓へ行って納骨と、外に出ると、驚くべき事に雨があがって晴れていた。気温も上がってあちこちの畑から煙のような湯気が出ている。お義母さん、お経をあげてもらって気がすんだのかも(^^)。

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2006/04/15

ふところ手帖@子母澤寛

最近は映画ばっかりなので本のはなし。
・・・といってもこの本を手に取ったのは、ここに収録されている『座頭市物語』という10ページあまりの随筆が、あの映画の座頭市の素になったときいたからなんだけれど。
簡単に言えば、江戸時代、主に幕末の世相、市井の人々を愛情込めて書き残した歴史随筆ってところ。
『消えた剣客』って一編に子母澤寛はこう書いてる。

『維新の時、あの時にぱっと世の勢にのって出てきた人間よりは、置き残されて埋れて終った人たちの方が、本当は人間として温い、そして純情なものではなかったかとよく思う。だから旗本や御家人の零落して全く市井に埋れた人たちが妙に好きだ』

子母澤寛は多くの人の事を聞き書きしたらしい。聞き書きってことは、あそこにいた○○親分のこと、とうの昔につぶれてしまったあの店の主人のこと・・・今はもういない人や亡くなった風景を記憶に残して伝える人がいたってことで、そのことに何だかじーんとしちゃう。それって、その土地が生きているって事なんじゃないかなぁ。
んで、そんな世の中から消えてしまった人たちのあれこれを読んでいると、確かに昔は生活面では大変な事もあったろうけれど、意外と生きやすい世の中でもあったのではなかろうかとも思う。『義理と人情のこの世界』です(笑)。

作者の人を見つめる視線の優しさを感じつつ読める気持ちのいい一冊です。おすすめ。

ところで、剣客、島田虎之助って39歳で亡くなっているのね。市川雷蔵の『大菩薩峠』に出てくるんだけれど、演ずるのは島田正吾だったんで、もっとオッサンかと思っていたのだ。

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♪義理と人情のこの世界♪

昨夜は寝る前に「そうそう・・・」と録画したままの『人生劇場』を見る。
1972年松竹。監督:加藤泰。脚本:野村芳太郎、三村晴彦、加藤泰。出演は竹脇無我、田宮二郎、高橋英樹、渡哲也ってとこ。
『人生劇場』ってよく知らないんだけど、尾崎士郎の自伝的小説だそうで、この映画はながーいこのお話しの青春篇、愛慾篇、残侠篇を取り上げたものらしい。主人公の青成瓢吉(ふざけた名前!)と、侠客、吉良常(田宮二郎)、飛車角(高橋英樹)、彼ら3人にかかわる女性達の姿を追う。高橋英樹って、今は十津川警部や転勤ばかりしている検事だったりするけど、昔はドスを振り回すヤクザだったのね。この前、飛車角を鶴田浩二がやってるのを見たけど、かっこよかった。

んで、この映画、カメラはほとんど地面の上でワンカットが長い!・・・というのが加藤泰の映画の特徴だそう。床の上から見上げているような気分になって顎が疲れる。

映画は夜更け、森繁久弥演じる主人公の父親が自殺をする場面から始まる。銃声をきいて飛び込んでくる吉良常!・・・ってところに、お馴染みの美空ひばりが唄う『人生劇場』が流れてタイトル。ここが最高にかっこいいんだわ。『人生劇場』ってこんなにいい歌だったっけ。(夫が学生時代、早慶戦の時には必ず『人生劇場』を唄ったそーな)
いいといえば吉良常役の田宮二郎がすんごーくいい。彼の持つ雰囲気、空気が映画にメリハリをつけていて、田宮二郎がいなけりゃボヤーっとした映画になっていたんじゃないかなぁ。

それにしても167分は今の私には長すぎる。普段は90分前後の映画ばかり見ているので(60年代のプログラムピクチャーはみんなそのくらいの長さ)100分を越える映画は見られない体になっている自分を発見(笑)

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2006/04/14

久々に映画館で映画!

昨日は午後から休暇をとって、国立近代美術館で開催中の『藤田嗣治展』を見に行く。平日だからと思っていた私がバカでした。いんやー、もう会場はものすごい人出。平日がこうなら休日はどうなっているのやら。大々的な回顧展は初めてのこと。見応えありました。戦争画5点も出展(フジタの戦争画はとにかく『すごい・・・』の一言です。これだけでも一見の価値あり)。感想はいずれそのうちに。

で、夜は大森に移動してキネカ大森で開催中の『三島由紀夫映画祭2006』。その中の『炎上』を見に行く。市川雷蔵主演の映画です。原作が『金閣寺』だからね。
この映画はDVDで見たばかりだけれど、大画面で見ると、良さが倍増しますね。月並みな言い方だけど、映画はやっぱり映画館で見ないと。この頃の映画は映画館で見るために作っているんだから・・・なぁんて偉そうな事を言うけれど、東京に出てきて15年。映画館で映画を見るのは10年ぶりくらいで、おまけにこれが4本目(笑)。本当に映画とは離れた生活してました。

大阪にいた頃はそうでもなかったのだ。毎月『ぷがじゃ』、『ぷがじゃ』なきあとは『Lマガジン』で自主上映をチェックし、それにロードショウ、試写会とほぼ毎週、多いときは週に2、3回は大画面で映画を見てた。いったい何を見てたんだろう(笑)。わざわざ京都まで行って、どこぞの小さな雑居ビルの狭い部屋でぎゅうぎゅう詰めになりながら『アンダルシアの犬』なぁんて見てたのだ。

ハタチくらいの時に、こうしてせっせと映画を見たのは、今から思うと本当によかった。映画は数です。数をこなさないと、いい映画はわからない。んで、せっせと見てるのはいいけれど、邦画がすっぽり抜けているんだなぁ。でもあのころ市川雷蔵の映画を見てもいいとは思わなかったろう。『緋牡丹博徒』のお竜さん見て「かっこいい・・・」とは思えなかったろう。逆に40すぎて『アンダルシアの犬』を初めて見てもハタチの時のような衝撃はなかったと思うね。(あぁいう映画は、頭がまだぶよぶよの時に見るもんだ)

ロビーに置いてあるチラシを手に取りながら「あぁ、こういうチラシもせっせと集めてたなぁ」と思い出しつつ、近々、別の映画館で『野村芳太郎』『加藤泰』の特集が始まるのを知る。うーん。行きたい。野村芳太郎の『東京湾』なんてぜひ見たい。

大画面で見た『炎上』はこれまたよかった。驟閣炎上のシーン、火の粉が舞い上がるシーンは絶品。この映画の雷蔵はいいなぁ。くどいけど(笑)。

※「野村芳太郎レトロスペクティブ」は駒込の『三百人劇場』、「激情とロマン 加藤泰 映画華」は渋谷の『シネマヴェーラ渋谷』。また映画館通いが始まりそーでコワイ(笑)。

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2006/04/12

たこおでん。

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飲みすぎた。昨夜は会社の懇親会。虎ノ門『升本』。毎年新年度が始まった時期にやるのだ。こういう機会がないと違うグループの人とは話す事もないもんねー。
たまたま同じテーブルになったYさんが、なんと自宅で年老いたご両親を介護・・・とまではいかなくとも、面倒をみていらっしゃることが判明。ぜひ介護保険を申請するように言う。
「でもなぁ。本人たちが他人さまの手を借りるのを嫌がるんだよ」。そうなんだよねー。義母も最初はそうでした。自分でできるからヘルパーなんていらない!って言い張ったもんなー。家庭の事情はそれぞれなので押しつけることはできないけれど、介護保険で車椅子やベッドを安く借りる事もできるからってアドバイス。
『升本』は虎ノ門では有名な居酒屋で、ご近所のおじさまたちでいつも賑わっている。私もたまーに会社帰りに寄ります。ここの名物は『たこおでん』。以前は壺の中に、でろんと一本の立派なタコの足が入っていたのに、分けにくいと意見がでたのか、今は小さく切った足が出てくる。やわらかくておいしいのだ。日本酒がすすむよー。
これまたグループ違いであまり話す機会がないH嬢と、もうちょっと飲んで帰ろうと新橋に向かって歩いていたら、信号待ちの上役二人と遭遇。結局4人で『竜馬』。ここも久しぶりだー。脳天刺身、セロリのお漬け物、ポテトサラダにエイヒレを頼んで焼酎二杯でいい気分。すっかり酔っぱらってしまいました。

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2006/04/10

ちゃんばらざんまい。

寝る前に翌日見たい映画を予約するのが習慣になってしまった。週末は出かけたので金曜日の夜に二日分、せっせと予約しながら「えらい事になっちゃったなぁ・・・」と天を仰いでしまうわたし。

問題は日曜日。13時から『市川雷蔵時代劇全仕事』、今回は『博徒ざむらい』。しばらくお休みして17時『鬼平犯科帳』、18時『雲霧仁左衛門』、19時『座頭市物語』2本、21時『市川雷蔵時代劇全仕事』先週の再放送で今回は『新撰組始末記』と、午後はずーっと時代劇なのでござる。あぁ、どうしよう(笑)。

でもこうして、ちょこちょこ時代劇を見ていると、今まで私の知らなかった面白い世界があったんだなーとうれしくなってくる。今夜は大川橋蔵の『この首一万石』を見た。脚本・監督:伊藤大輔の東映映画。ワーッと横と奥にひろーい画面が伊藤大輔っぽい。
まだまだいい映画をいっぱい見たいですよん。雷蔵の全出演作158本のうち、みたのは39本。全部見るまでは死ぬに死ねない。

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2006/04/09

春は名のみの風の寒さや

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久々に温泉でゆっくりしたいと、群馬の沢渡温泉『まるほん旅館』。吾妻線の中之条から車で20分ほど山の中に入った所にある静かな温泉。お湯がとーってもいいのだ。まるほん旅館は大浴場の雰囲気もすてき。ただし混浴ですけど。でもここの利用客はマナーがよいので、私は夫をつれて平気で入ってしまう。
とってもとってもお気に入りの宿なんだけど、唯一、夕食がイマイチなのだ。ご飯とお味噌汁はいいんだけどなぁ。だもんで、朝食のみにして、夕食は中之条駅近くの蕎麦屋『吾妻路』で。
昼過ぎにチェックインして温泉に入ってごろごろ。眠くて眠くて仕方がない体を無理矢理起こしてバスで山を下りる。遅れてきた友人達と合流して18時から『吾妻路』。夜は予約のみの受付で、今回は初めて蕎麦づくしのコース料理にしてみた。3千円。これがですねー。筆舌に尽くしがたい。出てくるお料理が全てお酒の肴になってしまう。日本酒の揃えもなかなかで、今夜は宿に帰って寝るだけだー!と結局4合近く飲んでしまったか。タクシーで旅館へ戻ったら、そのまま寝てしまって、気が付いたら朝でした(笑)。
『吾妻路』は東京から4時間かけて行く価値ありだす。高崎まで新幹線に乗れば2時間強。

今日は中之条発10時過ぎの電車に乗ってさっさと東京へ戻ってきた。高崎付近は桜が満開。高崎線の沿線にはメーカーの大きな工場がたくさんあって、そういう工場にはたいてい敷地と道路の境目に桜並木があって、それがすんごーくきれい。また畑の中にぽつんとある小さな祠のそばにも桜があって、まぁ、それがもう、「美しき日本の風景」って感じでこれまたよろしい。
吾妻線に入ると、桜ではなくて梅が満開。それが山の中の沢渡温泉になると、ちょっと暖房がほしくなるほどで、♪春は名のみの風の寒さや♪ってところです。

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2006/04/08

ここはどこでせう。

ここはどこでせう。

温泉旅行の途中で寄ってみました。終着駅です。まわりには何もありません。それなのになぜかまわりには鉄ちゃん多数(笑)。

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2006/04/07

以心伝心。

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昨日は午前中休暇をとって社会保険事務所へ義母の年金手続き。なんで社会保険事務所って、駅から不便な所にあるのであろうか。早めに出かけたつもりだったのに意外と時間がかかってしまった。すでに何人か待っている人がいて順番までに30分近くかかった。あらかじめ書類は用意しておいたので、呼ばれてからは10分足らずで終了。それにしても、義母や夫の戸籍謄本や住民票をとる手数料だけで合計1800円!除籍謄本なんて一通750円もするのだ。750円あれば、お昼にあの店の定食が食べられる・・・(笑)。書類を揃える手数料だけでも結構な出費。

何だか疲れちゃったので定時退社。あぁ、ビールでも飲みたいと思うも、誰かをさそうパワーがなくて、このまま真っ直ぐおうちに帰って缶ビールでも飲むかぁと駅のホームで電車を待っていたら「今日はこれから帰れるのでビールでも飲みに行かないか」とK嬢からメール。おおおっ!これぞ以心伝心。一心に念ずれば希望はかなうものなのだっ!
新橋で待ち合わせてビールといえばビアライゼ。いやぁぁ、ここも久しぶり。久しぶりすぎて、ビールのんでメンチカツ食べたら感動してしまった(泣)。生きててよかった。

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2006/04/04

ふたたびお花見。

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今日のお昼は恒例の会社のお花見。会社がとってくれたお弁当と飲み物を持って近くの愛宕山へ行く。先週は年度末でお花見どころではなかったので、月が変わったばかりの今日って事になったんだけれど、幹事たちはずーっと「花が散って葉桜見物になるかもー」と不安顔だった。ところが、先週後半の寒さのせいか、花はなかなか散らず(今年の桜は長持ち!)愛宕山の桜はまだまだ見頃。ぱぁっと風が吹くと花吹雪。これはこれで気持ちがいい。お天気もよくて汗ばむくらいの陽気だった。日ざしをあびたせいか、何だかからだがぼーっとする。

帰宅後、いろいろやることはあるんだけれど、録画していた『あの試走車を狙え』を見てしまう。 1967年、大映。監督:森一生、主演:田宮二郎。新車販売、大手タクシー会社からの受注と、競争にしのぎをけずる自動車会社のおはなし。CS放送もネタ切れなのか、いろーんな所から聞いたこともないような映画やドラマを探し出して放送してくれるのでうれしい。これもビデオになってない。監督が森一生で、田宮二郎主演の大映映画といえば、今の私は見るしかなかろう(笑)。田宮二郎、かっこいー。

そのあと、これまた録画したままだった『座頭市血煙り街道』も見る。これも、監督が三隅研次で、カメラが牧浦地志だったら見るしかなかろう。三隅研次の撮る座頭市はスマートなんだよねー。おもしろかった。途中で夫が帰ってきて「もう、映画ばっかりみて!バカになるぞ!」と怒られる。わはは。二人でぼんやり見ながら「こういうチャンバラのある映画やドラマって、今はもうないよなぁ」としみじみ。「座頭市の殺陣ってアクションなんだよね」とも。雷蔵の殺陣は「型」「様式」なんである。どっちがいい悪いじゃないけれど、座頭市が当時大いに受けた理由がわかるような気がする。

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2006/04/03

『炎上』@市川雷蔵

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監督:市川崑、脚本:和田夏十、長谷部慶次、カメラ:宮川一夫、音楽:黛敏郎。1958年。原作は三島由紀夫の『金閣寺』。雷蔵は映画界に入って5年目で『炎上』が58本目の映画(・・・っていうのもスゴイけど)。現代劇初出演。
雷蔵演じる主人公の吾市は、吃音の修行僧で、金閣寺ならぬ驟閣寺(しゅうかくじ)を最後には燃やしてしまうという設定。当時、大映京都の若手ナンバーワンだった雷蔵のイメージダウンを恐れた会社は彼の主演に反対するも、雷蔵本人が「どうしてもやりたい」と押し切ってしまったそうな。
それだけの事あって、この映画の雷蔵は目が覚めるほどいい。汗を流して大熱演ってわけではなく妙にクールなんだけど(このクールさが雷蔵)誰にも理解されない青年の深い孤独の影が、何かを一心に見つめているような目や少し開けた口の表情、とぼとぼと京都の町を歩く後ろ姿ににじみ出てる。吾市の友人(?)となる足の不自由な青年・戸苅が仲代達矢。売り出し中の頃だけれど、今と変わらぬ目玉をひんむいての熱演。パッと見ると、雷蔵の静かな演技が仲代達矢の熱い演技に押されているように思えるけれど、いやいや、雷蔵も負けてはいなくて、二人の場面などは「静」と「動」が摺りあっているようなんだなー。他に赤線のお女郎役の中村玉緒も何ともいえないいい雰囲気。

舞鶴の寺の息子、吾市は亡くなった父親の修行仲間であった驟閣寺の住職をたよって京都へ出てくる。そして驟閣寺で修行する事になる。ひどい吃音で子供の頃からバカにされ続けていた吾市は、自分の気持ちがうまく伝わらないもどかしさもあって周囲になじめない。そんな吾市にとって唯一の心の拠り所が、父が愛してやまなかった驟閣のお堂であった。戦後、それまで参拝者もいなかった驟閣寺は観光客であふれ、敬愛していた住職は金儲けに走り芸者を囲い、戸苅は自分の弱さの裏返しに吾市にきつくあたり、吾市をたよってきた母親は彼を理解できない(吾市は昔、母の姦通の場面を目撃。以来、母と心を通わせられなくなっている)。深い孤独の中で、吾市は驟閣に火をつける事を思いつく・・・。

この映画は「愛」を描いていると思うですよ。主人公の吾市は孤独ゆえ人一倍愛情を求めてる。男女の間だけではなくて、師弟愛、親子の愛、友情。そのどれも吾市は手に入れる事ができない。どもりがコンプレックスになって世間と折り合っていけない吾市は、どんどん「ひねくれて」行き場がなくなっていく。吾市が驟閣に火をつけたのは一番大切な驟閣を誰にも渡したくないと無理心中したようなもんだと思うなぁ。

宮川一夫のカメラはシャープで美しい。心の奥底まで見透かされるような深い視線。炎につつまれる驟閣のシーンは圧巻。
パチパチと飛ぶ火の粉がどうしてもフィルムに映らないので、思いつきで金粉を燃やしたら実にうまく撮れたとか。また、金閣寺の協力が得られなかったのでロケができず、美術の人たちが研究者と偽ってお寺の見学に行って実際の庫裡や寺院の様子を頭にたたき込んで全部セットで作っちゃったとも。映画に力があったときの映画職人たちが作り上げたいい映画。いい映画は時代を感じさせませぬ。ぜひご覧ください。暗い映画だけどね。この映画の雷蔵は必見。

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2006/04/01

朝からいい天気!

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東京の桜は満開で、今日は絶好のお花見日和だ。
午前中は、月曜日に出産したばかりのM嬢を病院へお見舞い。午後には退院するというから早いねぇ。ベイビーはご主人似の男前。生まれた時からこれだけ「男の子!」ってわかる顔つきの子も珍しい。同行したN氏、夫の3人でベイビーのぷよぷよのほっぺたをさわりまくる。かわいいねー。

午後は夫と神宮球場へ阪神戦を見に行く。開幕第2戦。ヤクルトのルーキーのエラーでまず1点。その後、すっきり気持ちのいいヒットの連続で2点。これで気持ちよく帰れるか・・・と思ったら安藤ぉぉぉ。スコーンとホームランで同点。最後は久保田が押し出しでさよなら負け。がっくり。阪神のピッチャー、ストライクが入らないんだもん。まぁ、赤星の盗塁と久々に代打で出た濱中おさむを見られたからいいか。
試合前に飲んだビールが無闇においしかった。

帰りは秋葉原のヨドバシカメラで雷蔵のDVDを買う。『炎上』『沓掛時二郎』の2本。雷蔵の代表作ともいう『炎上』を今ごろ見るのは、なかなか見る決心がつかなかったのですよ。変な話だけど。帰宅後見たけど、いやぁよかったぁ。見応えあり。

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