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2006/03/18

娯楽の殿堂。

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もう仕事をするのがイヤんなってきたので、昨日は午後から休んでぶらぶら。まずは会社近くの書店をはしご。じっくり本を見てまわるなんて久しぶりでうれしい。TVの影響か、いつの間にか松本清張の本がいっぱい出ているのにびっくり。司馬遼太郎はムック誌だらけ。池波正太郎、藤沢周平の本は揃っているのに、最近ご贔屓のシバレンは文庫の棚にちらほらで寂しゅうございます。気が付いたら店に入って2時間すぎていた(笑)。

その後、竹橋の国立近代美術館へ。常設展のみだけど、静かで落ち着いて見られるのでいいのだ。川合玉堂の「行く春」。春になると展示される作品で、そういえば去年も見たなぁ。児玉希望の「仏蘭西山水絵巻から『河』」がよかった。また浜田知明の小特集にも惹かれた。こんな作品。小さな画面の中の小さな空間。その中に作家の静かな主張が込められている。何点かは見たことがあるのだけれど、こうしてまとめてみると(16点)胸にせまってくるものがあります。

外に出ると、もう暗くなっていた。どうして帰ろうか・・・。とりあえず東京駅まで、てくてく歩く。丸の内のオフィス街というのは、どことなく人を見下した雰囲気がして、建物はどれも人を寄せ付けない冷たさがある。その馴染めなさが私は大好き。

んで、丸の内オアゾの丸善に初めて行ってみた。品揃え120万冊というからわくわく。しかーし。本が多すぎるのも考えものであります。何がなにやらわからなくなってきた。それに120万冊といっても、その1/3はビジネス書と資格試験の参考書の類なのだ。土地柄なんでしょうけどね。
結局、ここにも2時間いた(笑)。書店というのは立ち読みする楽しみもあるのですよ。娯楽の殿堂。

買った本は、シバレンの『眠狂四郎無頼控(6)』、子母澤寛『ふところ手帖』、大阪圭吉『銀座幽霊』、海野弘『私の東京風景』。
大阪圭吉は戦前に活躍した探偵小説作家で33歳で戦死。創元推理文庫から作品集が2冊出ていて、もう1冊の『とむらい機関車』は買えたんだけれど、『銀座幽霊』の方はなかなか見つけることができなかったのだ。うれしー。
海野弘も好きなのよー。20数年前は1920年代ものの本をたくさん書いていて、随分と買いました・・・と、私はやっぱり昔の話が好きなのだ。

写真は皇居のお堀端から見た日比谷方面。

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