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2006/03/31

お花見。

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都心の桜はもう満開。この週末が一番の見頃になるだろう。少し寒い日が続いているので、もう少しもつかな。
日比谷公園の桜がきれいだったので、昨日は同僚を誘って7人で昼休みに再び日比谷公園。お花見しながらお弁当を食べようってわけ。少し早めに事務所を出たので、うまいぐあいに満開の桜の下に場所をとることができた。ビニールシートをしいて気分は上々。同じ事を考える人はいっぱいいて、桜のまわりは結構な人出。午後からまた仕事ってことで、緩んだ中にも緊張感が漂っていて、こういう雰囲気、好きだなー。
3月に入社したばかりの新人も誘ったので、古株のH嬢たちと、会社の昔あったいろいろな話をあれこれ。面白い事、いっぱいあったよなぁ。

夜は久々にN氏と待ち合わせて新橋・鳥料理『びん』。烏森神社裏の横町にある7,8人で満員になるような小さな料理屋。どうって事ない献立がならぶも、どれもおいしい。竜田揚げ、鶏雑炊はおすすめ。

待ち合わせの前に図書館へ寄って星川清司『カツドウヤ繁昌記』を借りてきた。星川清司さんは今は作家だけど以前は映画の脚本を書いていて、大映では『眠狂四郎』シリーズの脚本を結構書いてる。んで、この本は、
雷蔵も所属した大映京都撮影所で活躍した人たちのあれこれを書いた本。日本映画の黎明期からのチャンバラ映画、映画会社の歴史もあって、面白い。今の東映の京都と東京の撮影所は、もともと大映の撮影所で、戦後帰国して仕事がなかった満映の映画人たちのために、大映の永田社長があげたものだったって知ってました?それがやがて東映になった。東映の撮影所は残っているのに、親元ともいえる(倒産した)大映の撮影所は影も形もない。
これは元々、日経の日曜版に連載されたものらしい。そういえば読んだ記憶も・・・。あの頃は、邦画に興味はなかったからなー。
映画人のこういう話は結構面白くて、去年、同じく日経で連載した高橋治さんの、松竹大船撮影所の話も面白かったなー。

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2006/03/29

桜満開

桜満開

昼休みです。日比谷公園まで足をのばしました。桜は満開。風が強くて寒いなか、お弁当をひろげている人がいっぱい。

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2006/03/28

銀行で両替するのも一苦労

今日も暖かい1日。週末に咲き始めた桜が、一気に満開に近づいた感じ。先週会った臨月のM嬢のベイビーも、陽気に誘われたのか、昨日無事誕生。いい気分・・・だったのに、今日は疲れる出来事が。

銀行の窓口へ両替をしに行ったと思ってください。今、銀行は、両替するのに手数料を取る。50枚以上500枚まで315円。私は会社の小口現金を管理しているので、2ヶ月に一度ほど、10円玉やら50円玉やらをまとめて両替しに行く。今日も昼前に銀行へ出かけた。
そんなに混んではいなかったのに10分ほど待たされ、番号を呼ばれて窓口へ。担当者が、何だかぼけーっとした若い女性でイヤな予感がする。案の定「両替お願いします」と言うと「はぁ・・・」というお返事。「はぁ・・・」じゃなくて「はい」だろうがっ!と言いたい気持ちを抑えて椅子に座って待った。待った。待った・・・20分。銀行に来てもう30分が過ぎた。10円玉の両替で30分(泣)。わたし、そんなにヒマじゃないんですけど。どうなっているのか聞いてみょうと思っていたところで名前を呼ばれたので窓口に行くと、後ろに控えている上席らしき女性が出てきて「お客さま、お手数料をお預かりしていないようなんですが・・・」って、何いってんの。「渡しましたよ。手数料分を500円玉で。チャリンって音しました」。窓口嬢は黙ったまま思考停止状態。上席氏が机の上の書類や備品の下を探す。その様子をみていたら無性に腹がたってきた。「こっちはもう30分も待っているんですよ。両替するだけで。いい加減にしてくださいよ」とは言ったけど、両替ごときで、こっちもイライラしたくないよ。
(待っていても仕方がないので、一度会社に戻って午後からもう一度銀行へ。両替はできたけど・・)

窓口嬢はアルバイトだったのか新人だったのか知らないけれど、お客にはそんな事は関係ない。人のお金を扱う仕事なんだから、もちっときちんと教育してから窓口に出した方がいいんじゃないですか>三菱東京UFJ銀行

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2006/03/26

剣鬼@市川雷蔵

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1965年。『斬る』『剣』の3本と合わせて三隅研次監督による雷蔵の『剣三部作』と呼ばれているうちの一本。原作は柴田錬三郎。三隅研次&カメラマン牧浦地志のカメラワークが冴えわたる正統派時代劇。わたし、こういうの好きだなー。

不幸な生い立ちから犬と人間の間に生まれた「犬っ子」とさげすまれ孤独に生きてきた無足の斑平(雷蔵)。花作りの名人で走れば馬よりも早く走れる才能を持つ斑平は登城を許される。ある日、山の中で出会った初老の浪人から居合術の極意を密かに学んだ斑平は、早くから彼の素質を見込んでいた小姓頭から藩内に潜む公儀隠密を斬るように命じられる。見事その役目を果たした斑平。やがて無足組頭にまで出世するも、まわりからは「人斬り斑平」と呼ばれ、彼の孤独は癒えない。そして小姓頭に命じられるまま公儀隠密を、師匠である浪人を、そして同藩の藩士までをも斬っていく。やがて藩主が亡くなり裏切り者となった彼は謹慎を命じられ・・・

運命に流されながらも決して逃げず、自分の行く末は自分自身でしっかり見届けてやろうという人物を演じさせたら、市川雷蔵の右に出る人はいないと思う。主人公の斑平は、運命に従って暗殺者に仕立てられていくわけだけれど、だからといって悲惨ではない。妙に爽やかなんだよねー。爽やかだからこそ、その底にある深い悲しみがにじみ出てくるわけで。
初めて人を斬ったとき、斑平は「斬れた・・・」とうれしそうな顔をする。今の感覚でいえば、自分の運命に対する恨みとか、人を斬らざるを得ないつらさなんかを表現するところなんだろうけれど、小さな子供が今まで出来なかった事がやっとできるようになったのと同じようなうれしい表情をしてみせるってところに、私が雷蔵を好きな理由の一つがある。運命はそんなに甘くないってことです。あの表情だけで、この映画はいい映画だと思うのだ。そして最後の最後まで、雷蔵は斑平を好青年として演じる。だから余計に悲しいし、また斑平の恐ろしさも実感できるんだよねー。
ラストシーン、花畑での立ち回りもいいです。30人からの相手を一人で斬り続ける。居合抜きの使い手である斑平は、斬るたびに刀を鞘に収める。はぁぁ。なんでこの人は、悲しいことをこんなにキレイに演じられるのでしょ。

斑平を暗殺者に仕立てる小姓頭に佐藤慶、気がふれた藩主に戸浦六宏、斑平に居合術を伝授する浪人に内田朝雄。この3人がまたよろし。

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毎度毎度のはなしですいません(笑)。

CSの時代劇専門チャンネルで毎週一本ずつ放送していた『眠狂四郎』は今日のシリーズ第12作『悪女狩り』でおしまい。
『悪女狩り』は雷蔵の最晩年の一本で一度入院しての復帰後一作目(このあともう一本とって入院、再び現場に戻ることはなかった)。体調が万全でなかったとかで、雷蔵狂四郎の出番が少な目なのがちょっと物足りないけれど、画面に出てきた時の存在感にはTV画面を通しても圧倒される。いろんな人が市川雷蔵について語る時に「こういう役者はもういない」って言葉がよく出るけれど、ほんとうにそうなんだよねー。1960年前後の映画の黄金期という時代、カツドウヤ職人の集団だった大映京都撮影所っていう環境、その中にあってこその市川雷蔵ではあるけれど・・その魅力はなんていうんだろ。言葉ではいい表せない役者なのですよ。
『悪女狩り』のラストに狂四郎は、斬りすてた隠れキリシタンにむけて「貴様を救う神があるか。俺も確かめに行きたいものだ」とつぶやく。これが全シリーズの最後の言葉になったわけですが・・・本当に確かめに行くこたぁ、ないでしょ>雷蔵狂四郎!

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2006/03/24

委任状

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亡くなった後の事務処理も時間と手間がかかる。銀行、年金、クレジットカード・・・。後から「あぁ、これも。あれも」と気が付くこと多し。今日は午前中会社を休んで、区役所へ義母の介護保険証を返しに行く。ついでに住民票、印鑑証明、移動して戸籍謄本もとってきた。義母とは同居していたけれど世帯は別だったので、義母だけの住民票をとろうとすると、法定相続人の夫から私への委任状が必要。あぁ、また委任状!持っていくのを忘れた。
私が夫のかわりに何か手続きをしようとすると、いちいち夫の委任状が必要なのだ。このご時世、仕方がないことではありますが、実際に義母の世話をしたり、こうして(仕事を休んで)あちこち動き回っているのは嫁の私だぞ。なんか腑に落ちないなー。ぶつぶつ。

仕事帰りに書店に寄って『眠狂四郎無情控』と『地球の静止する日』を買う。
シバレンの『眠狂四郎』シリーズは本当に面白い。狂四郎があまりにも魅力的で(雷蔵とだぶっている部分もあるけど)もうちょっと離れられない。
『地球の静止する日』は映画の原作となったSF小説のアンソロジー。こんなの。ブラッドベリ、シオドア・スタージョン、ハインラインって選択がうれしいし、他の作家は読んだことがない(たぶん)なので、これまた楽しみ。

夜は録画していた溝口健二の『近松物語』を見る。長谷川一夫、顔でかい(^^)。

写真は会社で咲いてるアマリリス。月曜日は一つだけしか咲いていなかった花が三つ咲いて満開。

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勝谷さんのサイン会に行ってきた。

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・・・てなわけで、水曜日は浜松町まで勝谷さんのサイン会に行ってきた。「もう着いたよ」「すごい人!」という友人からのメールを見つつ、山手線で浜松町。改札口の出口があって、どちらかわからずホームで右往左往する(笑)。書店に着いたのはサイン会が始まってしばらくしてから。店を突っ切るように行列ができていてびっくりした。大阪のサイン会もすごかったらしいけれど、こちらもすごい。男性(それも少し年齢高め)の割合が多いのは場所柄もあるんでしょうね。平日の夜だし。それと、自分たちが日頃感じていること、おかしいと思っていることを、勝谷さんが言葉にしてくれるっていう、共感みたいなのがあるのかなぁ・・とぼんやり考えながら、私も行列に並んでサインしてもらった。
(勝谷さんの日記ではここ

サイン会が終わったあとは、会場で落ち合った友人達と近くの中華料理店『貘』へ。東京で太平燕(タイピーエン)が食べられる店ってことで、興味はあったのだ。やっと行けた。
中華料理といっても、メニューには「シンガポール風なんとか」なんていう料理もあって何だかよくわからないけれど、どれもおいしくいただけた。まんぞく。特にザーサイがおいしかった。おかわりした。

写真は〆に頼んだ太平燕。熊本の地麺で、春雨の汁蕎麦。こんなの。はじめて食べたけれど、見た目が豚骨のダシは、飲んでびっくりのあっさり味。具もいっぱいでとてもおいしかった。ランチによさそう。
この仲間で会うのは三カ月ぶり。もうすぐ予定日のM嬢が、臨月のお腹を抱えてやってきた。仲間内では初めてのベイビィになるので、生まれたら、みんなのオモチャになりそーだなー。楽しい夜でした。

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2006/03/21

勝谷さんのサイン会。

お知らせ。明日、水曜日の午後6時半から、浜松町のブックストア談で、勝谷誠彦さんのサイン会がありまする。くわしくはここ。新刊本『ニュースバカ一代』のサイン会です。明日はさっさと仕事を終わらせて浜松町へ向かうのだ。本も取り置いてもらうよう予約したし。

勝谷さんとはもう6年近いおつきあいになるのかなー。つかず離れずってとこですが、その書かれたものとか通して、外からずーっと見ていて思うのは、言いたいことは同じ、ブレのない人だということ。だもんで、新刊の『ニュースバカ一代』も楽しみです。個人的には『蔵々紀行』みたいな紀行文をもっと読みたいのですが(^^)。

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眠狂四郎人肌蜘蛛@市川雷蔵

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眠狂四郎シリーズ11作目。ますます凄みを増す雷蔵の狂四郎。今回もスゴイことになってます。狂四郎映画としては「魔性の肌」と並ぶ傑作。つっこみどころ満載。
何しろ共演が、緑魔子、川津祐介、渡辺文雄、寺田農なんである。もうクセのある人だらけ。一番普通なのが、狂四郎を演じる雷蔵のような気がする(笑)。

今回対するは、将軍の妾腹の双子、紫姫(緑魔子)と土門家武(川津祐介)。あまりの奇行ぶりに、今は山中に幽閉されているこの二人がイカれていて、兄・家武は毒薬作りに没頭し、愛する妹、紫の夫を二度とも毒殺。紫は欲望を満たすため地元の村の男を連れてきては慰み者にして殺してしまう。そこへ乗り込む狂四郎。この狂四郎が、今まで以上に虚無的になっていて、とにかく扱いにくい事このうえなし。扱いにくい人間が、異常な兄妹に対するわけだから、もうどうしようもない展開になっていくわけです。

雷蔵はお腹の底から響くような声を出す。セリフは棒読みに近いんだけど、それがまぁ、何ともいえず艶っぽい。鳥肌が立つようなキザなセリフも、雷蔵が言うと馴染むんだよなぁ。
例えば。初めて狂四郎と対座した紫は、帯を解き、着物の前をはだけて見せる。そこで狂四郎は表情ひとつ変えず「そんな眺めには慣れている。他に趣向はないのか」とのたまうのだ。なかなか言えないぞー。夫は「慣れていると言ってみたい」とつぶやきました(笑)。
かと思えば、自分が斬った死体が累々と横たわり、十字架にかけられ息絶えた女の前で紫を抱く狂四郎。その時に狂四郎は淡々とこうつぶやく。「夜鷹を抱くほどのよろこびもあるまいが、死神の体を賞味しよう。外では烏が死肉を食らい、十字架にかけられた死人の前で死神を抱く。お前と俺と二人で招いた宴だ。狂い叫ぶが良かろう」・・・具合が悪くなりそうじゃ。

こんな調子で、雷蔵は恐ろしくクールだし、川津祐介のプッツンぶりは見事だし、緑魔子は、かわいいというのかなんというのか魅力的だし(今までみた狂四郎シリーズの中では一番の相手役)、渡辺文雄は腹黒そうだと思っていたらやっぱり腹黒だったし、見どころいっぱい。狂四郎の殺陣もすっきりとキレイで気持ちいいです。それに回を増すごとに、雷蔵の狂四郎は救いようがなくなってきて・・・見ていて泣けてくるくらいかっこよすぎ。

写真は関係ないけど、会社で咲いてるアマリリス。殺風景なので貼り付けてみました。

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2006/03/19

『巨人と玩具』&『赤線地帯』

午後から台風なみの強風。東京では最大瞬間風速33.4メートルを記録したそうな。その中、自宅近くの床屋へ顔剃りに行く。うなじや顔のうぶ毛をきれいにしてもらってマッサージにパックで1時間半。月に一度のお楽しみなれど、しばらく行けなくて今年に入って初めての顔剃りとなった。気持ちいー。これは子供の頃からの習慣なんだけれど、私のまわりでは顔剃りしてもらってるって話をあまりきかない。さっぱりきれいになるんだけどなー。

昨日、今日とまたぐうたらしてしまいました(笑)。TVで映画を見てすごす。いくつか見た中で印象に残ったもの2本。

★巨人と玩具(1958年)監督:増村保造 出演:川口浩、野添ひとみ、高松英郎、伊藤雄之助
し烈な宣伝競争に明け暮れるキャンデー会社とその宣伝部のはなし。とにかく速い。場面転換もセリフも俳優の動きもみんな速い。増村保造監督初期の傑作といわれていて、このスピードが当時の増村監督の特色らしいんだけど、あまりの速さに圧倒されました。
高度成長の中で人間性を失っていく人たち、社会を風刺した作品で、当時は批評家受けはしても一般受けはしなかったそうな。50年後の今見てもかなり新しい。日本映画っていうのは、この頃から進歩してるんでしょーか。
なかなかつかないライターのカチカチという音に増産されるキャンデーの映像を重ねる場面など秀逸。高松英郎、伊藤雄之助がいい。宣伝課長の高松英郎は、あまりの猛烈ぶりに覚醒剤と脳神経安定剤をちゃんぽんで飲んでたりする。時代ですねー。


★赤線地帯(1956年)
溝口健二の遺作。「赤線」とか「アプレ」とか、今の人には理解できない言葉かも。
吉原の特飲店「夢の里」で働く女たちの人間模様。溝口健二って人の視線は辛辣だなぁと思うのは、ベテランの木暮実千代、三益愛子に、若くてピチピチしてる若尾文子や京マチ子を対比させるとこ。男をだまし、仲間にお金を融通しては利息をかせぎ、しっかり貯めている若尾文子、神戸の資産家の娘なのに、父親に反抗して体を売るようになった京マチ子。はじけるような二人に対して、例えば、失業中で病気持ちの夫と赤ん坊を養うために吉原で働く木暮実千代は、眼鏡姿の冴えない格好で、子供を抱き足を広げてドカリと椅子に座る。木暮実千代をここまでするかぁっって思うくらい。溝口健二の演出は役者をいじめてるようにも見える。それがリアリティにつながるんだろうけど。見ていて、ビリー・ワイルダーの『サンセット大通り』を思い出しました。あれも怖い映画だった。
『赤線地帯』の中で一番スゴイと思ったシーンは、神戸から娘の京マチ子を迎えにきた父親に対して、京マチ子が「せっかくここまで来たんやから、遊んでいき。ショートで1500円や」と父親を誘う場面。その言葉の中には、道楽者の父親に泣かされ続けて亡くなった母親への深い愛情と、父親を許せない自分に対する悲しみがあるわけで、あぁいうシーンは並みの監督では撮れないよねぇ。

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2006/03/18

娯楽の殿堂。

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もう仕事をするのがイヤんなってきたので、昨日は午後から休んでぶらぶら。まずは会社近くの書店をはしご。じっくり本を見てまわるなんて久しぶりでうれしい。TVの影響か、いつの間にか松本清張の本がいっぱい出ているのにびっくり。司馬遼太郎はムック誌だらけ。池波正太郎、藤沢周平の本は揃っているのに、最近ご贔屓のシバレンは文庫の棚にちらほらで寂しゅうございます。気が付いたら店に入って2時間すぎていた(笑)。

その後、竹橋の国立近代美術館へ。常設展のみだけど、静かで落ち着いて見られるのでいいのだ。川合玉堂の「行く春」。春になると展示される作品で、そういえば去年も見たなぁ。児玉希望の「仏蘭西山水絵巻から『河』」がよかった。また浜田知明の小特集にも惹かれた。こんな作品。小さな画面の中の小さな空間。その中に作家の静かな主張が込められている。何点かは見たことがあるのだけれど、こうしてまとめてみると(16点)胸にせまってくるものがあります。

外に出ると、もう暗くなっていた。どうして帰ろうか・・・。とりあえず東京駅まで、てくてく歩く。丸の内のオフィス街というのは、どことなく人を見下した雰囲気がして、建物はどれも人を寄せ付けない冷たさがある。その馴染めなさが私は大好き。

んで、丸の内オアゾの丸善に初めて行ってみた。品揃え120万冊というからわくわく。しかーし。本が多すぎるのも考えものであります。何がなにやらわからなくなってきた。それに120万冊といっても、その1/3はビジネス書と資格試験の参考書の類なのだ。土地柄なんでしょうけどね。
結局、ここにも2時間いた(笑)。書店というのは立ち読みする楽しみもあるのですよ。娯楽の殿堂。

買った本は、シバレンの『眠狂四郎無頼控(6)』、子母澤寛『ふところ手帖』、大阪圭吉『銀座幽霊』、海野弘『私の東京風景』。
大阪圭吉は戦前に活躍した探偵小説作家で33歳で戦死。創元推理文庫から作品集が2冊出ていて、もう1冊の『とむらい機関車』は買えたんだけれど、『銀座幽霊』の方はなかなか見つけることができなかったのだ。うれしー。
海野弘も好きなのよー。20数年前は1920年代ものの本をたくさん書いていて、随分と買いました・・・と、私はやっぱり昔の話が好きなのだ。

写真は皇居のお堀端から見た日比谷方面。

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2006/03/17

出雲な人たち。

東京駅のコンコースにて。列車の案内に向かってカメラを構える黒山の人だかり。廃止になる夜行列車『出雲』の案内を撮っているのです。私も撮ったけど。060317_202704_m.jpg

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オオカンザクラ

西新橋の公園の桜がもう咲いてまーす。060317_142712_m.jpg

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2006/03/16

嵐の夜に。

天気予報が当たって夕方から雨。
帰宅してTVをつけたらBSで『ゴッドファーザー』をやっていた。この映画を見たのもTVの映画劇場だったなぁ。荻昌弘さんの「月曜ロードショー」だったか。
マーロン・ブランド扮するドン・コルレオーネが死んで、父に反感を覚えていた息子のマイケル(アル・パチーノ)が跡目を継ぐ。マイケルがボスになって、だんだん目がすわってくるところがいいなぁとぼんやり見つつ、このマイケル役、雷蔵がやったらどんな感じになるかしらん。ぴったりかも・・・なぁんて想像していたら、37歳で亡くなってしまったのは本当に惜しいと悲しくなってきた。最近、雷蔵の映画を見ると、そんな事ばかり考えてしまうですよ。
亡くなる前に撮った『ひとり狼』という股旅もののシブい映画があるのだけれど、いい映画なんだけれどつらくて見ていられない。

ガタガタと雨戸が揺れる。本格的な嵐になってきた。

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2006/03/15

父は映画が好きな人でした。

相変わらず世の中に背を向けた日々(笑)。
家と会社の往復で、おうちに帰ったらCSで(昔の)映画を見るか、録画したまま見てない映画をみるか、雷蔵のDVDを見るか。20年ぶりにやってきた映画の日々ってところ。

父は映画がとても好きな人だった。昭和17年に祖父が亡くなり、戦中戦後と祖母は女手一つで子供3人を育てていた。父は子供の頃から映画が好きだったらしいんだけど、祖母からお小遣いをもらう事ができなかったので、戦後、焼け跡の鉄くずを拾ってはお金に換え、それで映画館に行っていたという。もうけたお金のほとんどは映画代になったと言っていた。
いつも横になってTV映画を見ているのが、私の記憶の中の父の姿だ。昔は午後9時から毎日にようにどこかのチャンネルで映画を放送していたのだ。ほとんど洋画だったけど。どういう映画が好きなのか、お気に入りの俳優は誰なのか、父にきいたことがなければ、父が私に話してくれたこともない。娯楽映画だったら何でもいいって感じだった。
母も弟も映画にはほとんど興味を示さなかったけれど、私は父と一緒に映画をみていた。だからといって父と映画について話し合ったことはない。理屈で映画を見るのが好きじゃなかったんだろうなーって思う。(父はインテリぶった人が大嫌いだった)

中学、高校生くらいになると友達同士で映画館に行くようになり、そのうち名画座や自主上映に通うようになる。レンタルビデオも含めて随分と見たような気がするけど、まだまだ知らない映画の世界があるんですねー。40過ぎて、邦画にハマるとは思ってもいなかった(笑)。

仕事から帰ってTVの前で映画を見ている自分の姿を、昔の父の姿にふと重ねてしまう事があるのだ。

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2006/03/13

♪タイムマシンにおねがい~♪

つけっぱなしのTVからいきなり♪タイムマシンにおねがい~♪。見るとキリンラガーのCMで、加藤和彦に高橋幸宏に・・・って、サディスティック・ミカ・バンドのオリジナルメンバーではござらぬか。ボーカルの女のコは知らないけど(最近の人には疎い)、雰囲気ぴったり。
ここで見られます。

図書館で『映画監督 増村保造の世界』を借りてきた。大映の映画ばっかりみてると、どうしても気になる監督のひとり。雷蔵主演で『好色一代男』『陸軍中野学校』なんて撮ってるし、『ある殺し屋』(名作!)は脚本。最近見たのでは『巨人と玩具』『黒の試走車』なんてすんごーくよかった。才能のカタマリって気がする。

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2006/03/12

狂四郎ざんまい。

ガタガタと雨戸が揺れる音で目が覚めた。朝から台風並みの強風。晴れているのに洗濯物が干せない。散らかった部屋を片づけようと思っていたのに、結局1日ぐうたらしてしまった。
CSで雷蔵の眠狂四郎を2本見る。『眠狂四郎女地獄』と『眠狂四郎無頼控 魔性の肌』。

『眠狂四郎無頼控 魔性の肌』は面白かったぁ。12本作られたシリーズの第9作(1967年)。映画としてはB級かもしれんけど狂四郎映画としては屈指の出来。とある理由から江戸から京へ上ることになった狂四郎と、狂四郎の命を狙う黒百合党との対決。映画自体はエピソードの羅列なんですが、狂四郎はくどくてキザなセリフ大爆発で、濡れ場いっぱい(誰かが濡れ場をいちいちきちんと撮ってたらポルノ映画になってしまうと言っていたけどその通り)、「そんなバカな・・・」とほとんど笑っちゃうようなシーンの連続で、狂四郎ファンには大いに楽しめます。夫と二人で見ながら何度「かっこいい・・・」とつぶやいたことか。こういう娯楽に徹した映画、私は大好き。初めて見る人には不向き。共演は、成田三樹夫、金子信雄、鰐淵晴子、久保菜穂子。鰐淵晴子はきれいだなぁ。

『眠狂四郎女地獄』には田村高廣、伊藤雄之助が出ていて、この二人がいい。映画というのはいい役者がでてくると、それだけで画面に緊張感が出てビシッと決まりますね。ラストの雪の中の対決シーンは、昔のちゃんばら映画をみているような気分になった。田村高廣がキッとにらむ表情は阪妻そっくりで(親子だから当然だけど)ゾッとする。

合間にシバレンの『眠狂四郎孤剣五十三次』読了。『眠狂四郎無頼控』に続いて読んだのだけれど、面白いことこのうえなし。頭の中で雷蔵の狂四郎が動き回っておりまする。
基本は『無頼控』同様、一章ごとの読み切り。毎回手を変え品を変え読ませてくれます。こういうのが週刊誌の連載であると、毎号楽しみに読んじゃうでしょうね。さて次は何を読もうかしらん。

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2006/03/11

花くらべ狸道中@市川雷蔵

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今日もお仕事。月末、月初と必要最低限の仕事しかできなかったので、なかなか片づかない。6時をまわったところでキリがないとあきらめ、同じく仕事だった夫に連絡して秋葉原で待ち合わせ。夕食前にヨドバシカメラに寄って、雷蔵の『花くらべ狸道中』と『ある殺し屋の鍵』のDVDを買う。いずれCSでも放送するだろうから、それを待てばよさそうなものだけれど、録画したのと画質が違うんだもん。

『花くらべ狸道中』はその昔、各映画会社が所属スタアを総動員して作った「狸御殿もの」なる和製「狸」オペレッタの中の一本。この映画は1961年制作で、市川雷蔵、勝新太郎、若尾文子、中田康子ってところが出ています。
狸界征服をねらう江戸文福党の野望を阻止すべく、阿波徳島党の首領が狸の国の大王選挙に立候補。文福党の放った刺客の刃に倒れてしまった阿波徳島党の首領の身代わりとして雷吉(雷蔵)と新助(勝新)が弥次・喜多に化けて江戸へ下ることになりました。東海道を行く二人(二匹)を、文福党党首の娘、きぬた(中田康子)が狙い、また雷吉を慕う「たより」ちゃん(若尾文子)は二人の後を追い・・・と、お気楽な娯楽作品です。お正月に合わせて公開されたそうなんで、家族みんなで見に行ったんでしょうね。

市川雷蔵はこういう抜けたような明るい娯楽映画にも沢山出ていて(明朗時代劇とかいうらしい)、なんだかもー本当に不思議な人であります。この映画でも宝塚真っ青の白い羽をひらひらさせて、たよりちゃんと踊るシーンはあるわ(最後は鳥のように羽をバタバタさせながら去っていく)、勝新演じる喜多さんと♪ポンコポコポコ♪と歌うわ踊るわ大サービス。どういう状況にあっても、どういう格好をしても(狸の時は髪が金髪なのだ)雷蔵はピンと背筋をのばしたキリリとした二枚目なのは変わりませんけど。
この映画、『大菩薩峠』の第二巻と完結編の間に作られたようで、あの虚無の闇に落ちていく机竜之介とのギャップが・・・(笑)。文福党の刺客が黒の着流しの浪人姿で、どうみても机龍之介。『大菩薩峠』では、放れ駒の黒紋付きの着流し姿ですが、こちらでは狸の黒紋付き。その刺客を前に雷蔵と勝新は抱き合ってブルブル。こういうお遊びも楽しいし、チープでかわいいセットに、やたら豪華でモダンな衣装。『不知火検校』に出る前の、まだ白塗り二枚目の勝新の怪演(怪ダンス)もスゴイです(言葉がない)。
どういう役であれ、仕事となればキレイにこなしてしまう雷蔵の懐の深さに感心してしまいました。机龍之介の後が狸だよ(くどいけど)。

それにしても若尾文子はかわいい。

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2006/03/10

これからまた煩悩の日々(笑)。

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お通夜、お葬式と滞りなく終わり、いつもの生活が戻ってきた。
親戚、ご近所の方、夫や私の会社の人たち、友人、その他大勢の人に参列いただき、またお花や弔電も頂戴して、人は一人では生きていないんだなーとしみじみ。
よく「人には迷惑をかけたくないから一人で死にたい」なぁんて事をきくけれど、人は生きている以上、誰かしらの世話になるものだし、なっているものなのだ。それを迷惑と感じるか感じないかは人それぞれだろうけれど、私は「迷惑をかけたくない」っていうよりは「お世話をかけますがよろしくね」という気持ちで生きて死んでいく方が理にかなっていると思う。

昨夜は友人と久々に『玉椿』。←さっそく飲みに行ってしまうわたし。うど、空豆と献立はもう春の装い。お酒もおいしかった。日本酒は久しぶりなので、今夜は二合ぐらいで収めておこうと言いつつ結局・・・『天狗舞』の梅酒、『山の井』(会津酒造)、『丈径』(王録酒造)、『鳳凰美田 純米吟醸無濾過生酒』『泉橋の赤とんぼ2号』と四号も飲んでしまいました。あぁ、いい気持ち。
これからまた煩悩の日々(笑)。

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2006/03/07

ちょっと一息つきました。

励ましのお電話やメールをありがとうございます。
実は暦や斎場の都合で、今日がお通夜、明日が告別式となりました。
・・・てなわけで、義母は日曜日からずーっと我が家にいます。午前中までベッドに寝ていました。昼前に納棺。今はベッドの上にお棺が置いてあるという状態。
まだ実感がわかないんですよねー。6年前に亡くなった実家の父の時は、私は死に目にあえなかったので、冷たくなって実家の座敷で寝ている父の姿を見たら自然と涙が出てきましたが、今回は、まだいつものように義母がベッドに寝ているって感じなのだ。
見ていて一番かわいそうだったのは、意識がなくなってから、つらそうに肩で息をしている時でした。なんでここまで・・・と思っていたので、今は楽になってよかったねーって気持ち。

義父の時も父の時も、亡くなってから通夜、告別式まで、あれよあれよと言う間にすすんで、気がついたらもうお骨になっていましたが、今回は時間があるということで、気が付くことがいろいろ出てきます。
昨日は「そうそう、親戚にお饅頭を持たせようよ」と義妹と話がまとまって、義母が好きだった鶴屋八幡のお饅頭を注文。仏事用のお饅頭は、関西では黄色と白なんですが、関東では緑と白なんですねー。びっくり。同じく大好きだった「叶 匠寿庵」で、お通夜の時に出すお菓子も買い込む。
棺の中に入れる物も、後になってあれこれ出てきます。お茶が好きだったので、いつも飲んでいたお茶と湯飲みも入れようとか。

昨日は買い物に出たり、お線香をあげに親戚や近所の方がいらしてくださったので、バタバタしているうちに時間が過ぎていきました。さすがに疲れているのか、横になったらそのまま底なし沼に沈むように寝てしまいました。

今日はお客さまもいらっしゃらず静かです。
用事の合間合間に、ずーっと見損なっていた『大菩薩峠』のDVDを見ました。←こんな事している場合ではないのかもしれんけど、こんなもの。

いずれゆっくり書く事もあるかもしれませんが(笑)、やっぱ私は30歳前後の雷蔵が一番好きだ。中でも『大菩薩峠』は大好きな映画だ。これは俳優もスタッフも、全てが充実していた時代に気合で作り上げた時代劇。なんつーても雷蔵演ずる机竜之介が悪い奴なのがよろしい。悪くて凄惨。『生きるも死ぬるもただ一人』だもんなー。第三巻「完結編」の雷蔵なんて、もうどっかよその世界の人みたいだもん。眠狂四郎より机竜之介のほうがいいな。
その後、夫と少し早い昼食を食べながら、録画していた増村保造の『巨人と玩具』も見る。

そろそろお着替えして出かける用意をしなくては。

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2006/03/05

義母が亡くなりました。

今朝、4時20分に義母が亡くなりました。
木曜日の午後から意識がなくなり金曜日からは夫も私も仕事を休んで、義妹一家ともども義母に付き添っておりました。・・・といっても、べったりってわけではなくて、適当に交代して休んでましたけど。
さすがに徹夜二日目ともなると、看病をする家族もヘロヘロ。一生懸命肩で息をする義母の姿を見ていたら「もう、がんばらなくてもいいよー」って気持ちになりました。

夜は義母のベッドの横に義妹、夫、私の3人が陣取り、様子をみながら順番に雑魚寝。眠気覚ましにTVもつけちゃう。昨夜は2時間ドラマの『家政婦は見た』、『ER』、3時からは見るものがなくなり、NHK総合TVの音楽紀行番組でハイドン。「こんなの聴いたら眠くなっちゃうよ」と話しつつウトウト。気が付いたら義母はもう息をしていませんでした。

看護師さんにきれいにしてもらって、用意してあったお気に入りの服を着せてもらって義妹がお化粧をしました。看護師さんが髪まで洗ってくれたのだ。いつも髪の事を気にしている人だったので、どんなにうれしかった事でしょう。

何度か書いているけれど、我が家はまさか自分たちが自宅介護、ましてや自宅で看取ることになろうとは、これっぽっちも考えていませんでした。気が付いたら、こうなっていたのだ。成り行きでしたが、今は本当によかったと思います。
介護保険のおかげで、「自宅で看る」ってことの垣根が随分と低くなったと思います。作業としてイヤなこと、面倒なことはヘルパーさんがやってくれるし。義母は病院から尿管をつけたまま退院してきたって事もありますが、義妹と私、最後まで一度も義母のオムツを変えたことはありません。(やっぱ、お下の世話って一番気になることじゃないですか)

我が家の場合は、義妹一家とごく近くに住んでいるってこと、義妹が在宅ワークで昼間は家にいるってこと、毎日1時間の遅刻を会社が認めてくれたってこと、夫と義妹がとても仲がいいってこと、ベテランのヘルパーさん、とてもいい看護師さんにお医者さまに出会えたってことなどなど、環境が揃っていたとは思います。そりゃ「こんちくしょう!」と頭にきたこと、「いいかげんにしてよ」と怒ったこともあったけど(^^)。
それぞれの家庭には様々な事情があるので、自宅で看護するってことが一番だと言い切るつもりはありません。私も、自分一人で看るとなったらできなかったろうし、これが同居していた義母ではなく、大阪で一人で暮らしている実家の母だったら、物理的に無理だったでしょう。
ただ、私たちの年代になると、親の老後をどうするかって事が重大な関心事の一つ。いざ自分がそういう状況になったとき、自宅で看護して最期まで看取るってことが決して無理ではない、選択肢の一つであるってことを知ってほしいなーって思います。だって、この面倒くさがり屋の私たち夫婦にもできたんだもん。

私も、義母が余命いくばくもないと宣告されたときに、友人から「自宅で看取ると家族の気持ちも楽だ」と言われました。その友人は自宅で母上を看取られたのですが、その時は自分とは関係のない話だと思ってました。「そんなの無理に決まってる。無責任なこと言ってー」と。でも実際に経験してみて、「出来るなら(出来る状況にあるのなら)自宅で看取るといいよ」と今は言いたいです。
それって、病人のためである事以上に、自分たちのためだと思うのです。家族全員が納得して、揃って「いってらっしゃい」と先に逝く人を見送れるっていうのは、生きて残る者にとって一番のシアワセなんじゃないかなー。

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2006/03/01

飲みに行ったと思えば安いもの。

あー、今日は仕事をしたした。パソコン画面の見過ぎで目がシクシクする。おかげで日付が変わってから晩ご飯じゃ。ビール飲みつつカップ麺というブーの素のような食事。あぁ、おいしいお酒が飲みたいよぉぉ。

アマゾンに注文していた市川雷蔵の『大菩薩峠』のDVD-BOXがきたきた。うれしー。雷蔵をみて「なんじゃ、この役者」と思ったのが『大菩薩峠』の机竜之介だったのだ。冒頭から、見ず知らずの旅の老人をいきなり斬りすてるわ、奉納試合の相手の妻(玉緒ちゃん)を犯したあげく玉緒ちゃんを連れて江戸へ逃げるわ、でも全然主人らしいことはしないで、ついには玉緒ちゃんを斬っちゃうわ、悪いやつなんである。悪いやつなんだけど、すっごーく魅力的っていうのが雷蔵のスゴイところで、私はコレで一気に雷蔵にハマりました。
この映画はセットもいいんだよねー。

こうしてどんどんDVDが増えていく。でも飲みに行ったと思えば安いもんだ。DVD1枚が、『玉椿一回分』で、2枚が『べろべろに酔っぱらった玉椿一回分』。今日の分でもう5回ぐらいベロベロに酔っぱらってるかも(笑)。

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