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2006/02/07

好色一代男@市川雷蔵

さむーい。会社からの帰り道でちらちら降り出した雪は夜中にはみぞれになり、朝起きるとうっすら白く積もっていた。天気予報では暖かくなるとかゆーていたのに、そんな事、全然ないやん。さむーい。吐く息の白さがいつもより濃い気がする。

録画したままだった雷蔵の『好色一代男』を見る。なんだか「雷蔵映画日記」になってきたな(笑)。
市川雷蔵が企画して、監督はこれが時代劇初の増村保造。いやぁぁ、面白かった。私が死んだら葬式のかわりにみんなでこの映画を見てください。

余計なものをそぎ落とした増村保造の演出はスピーディでテンポよく(時代劇を撮ってるつもりじゃないな、きっと)、それが、女人を楽しませる事のみに全てをかける世之介の生き方にぴったり。脚本もいいね。雷蔵が世之介を大熱演で、ポンポン飛び跳ねるように本当に楽しそうに演じてる。まったく、この市川雷蔵という役者は一体いくつの顔を持っているのやら。顔を持っているというよりは、自分を変えていくのやら。役を自分に合わせるんじゃなくて、自分を役に合わせていくのだ。
世之介と逃げる新発田の網元の妾が中村玉緒。その玉緒が棺桶の中でニッと笑うシーンが、この映画の全てを表しているよーな気がする。

とにかくアホらしくも楽しく気持ちのいい映画。古さも全然感じない。

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