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2005/12/11

ボリビアの夕べ。その前に。

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昨夜はブリヂストン美術館で開催されたボリビアの夕べ。夫とフォルクローレ音楽のコンサートに行った。金曜日の夜にブリヂストン美術館へ行ったとき、ちょうどリハーサル中で、ロビーにもれ聞こえてきたその音をきいていたらすんごーく行きたくなったのだ。その場で前売り券を購入。

病院を出たのは昼過ぎ。6時からの開場には時間があったので上野公園へ行ってみた。新婚当時、上野公園近くのマンションに住んでいたので、行くところに困ると上野公園に行っちゃうクセがついているのだ。上野公園というと、西郷さんの銅像とか、お花見の頃の乱痴気騒ぎっていうのが頭に浮かぶかもしれないけれど、じっくり歩くと本当にいい所。今だと銀杏の黄葉がきれいだし(もう12月も半ばだっていうのに!)美術館や博物館もたくさんある。明治や大正、昭和の面影も忘れられたようにひっそりと佇んでいる。
今回は夫のリクエストで芸大裏にある国立国際こども図書館へ。私が上野に住んでいた時は、薄汚れたお化け屋敷のような建物だったのに、全面リニューアル耐震設備も施して、それは美しく見事な建物に生まれ変わった。建てられた当時の雰囲気を壊さず現代に合わせた建物に変える事ができる。日本の技術はスゴイんでありますよ。件の耐震詐欺事件は別の世界の話みたいだ。(写真は階段室)

カフェでコーヒーを飲みながら「大晦日に談志がMXTVで落語をするらしいよ」と夫に話す。大晦日は紅白も格闘技も見たくはないので、せめて暇つぶしに見ようと、BSやCSで放送される寅さん映画をせっせと録画しているのだけれど、同じく談志も大晦日のTVのあまりのくだらなさにあきれ果て、「それなら自分が落語をやる」とか口走ったのが瓢箪から駒で、どうやら大晦日に放送するとか、どこぞの週刊誌に書いてあった。それも『芝浜』。
「ほんとう?じゃ、TV買おうよ」と急きょ秋葉原のヨドバシカメラへリサーチ。
相変わらず顔色の悪い我が家のTV。今んとこ何とか動いてくれているけど。長年使っていたTVから今どきの薄型TVに変えた知人が「人生が変わる」と言っていたのを思い出す。「人生、変えたいよなぁ」と夫とつぶやいてしまった。

あちこちうろうろしてブリヂストン美術館に着いたのは午後6時。ちょうど開場したところ。定員150名のホールはほぼ満席。最近はあちこちの美術館でこの手のイベントをやることが多いけれど、初心者向けのメニューで値段は手頃、おまけに一流どころを呼ぶから結構いいのですよ。要チェック。今回も木下尊惇さんを中心にしたユニットで、この世界の事は全然しらないけれど、たぶん日本でトップクラスの人たちなんだろうということくらいは聴き始めてすぐにわかった。コンサートは、ボリビアのお祭りで演奏される伝統的な音楽、スライドによるボリビアの紹介、そして「いわゆる」フォルクローレ音楽の演奏というメニューだった。とくに第一部のお祭りの音楽はすんごーくよかった。私たちが知っているケーナやギターなどの楽器は本当にごく一部で、数え切れないほど沢山の種類の楽器があってそれぞれに地域や民族の歴史があるんだろうなぁって事を感じる。おまけに音色が日本のお祭りの音とどこか似ているのだ。聴いていると懐かしい気持ちになるのは当然かもね。
後援がボリビア大使館って事もあって、駐日ボリビア大使もいらっしゃって、最後は「ボリビアの第二の国家」といわれる音楽をバックにダンスも披露してくださりとても盛り上がった。
いい音楽はいいですねー。気持ちよくなります。

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コメント

このごろ、美術館、博物館での音楽会増えましたね。
特別展とテーマを揃えたりして。
地方に財源を移譲しても、文化予算は
減らしてもらいたくないですね。

投稿: えみこ | 2005/12/12 09:55

えみこさん、こんばんは。

美術館も採算を考えないといけなくなって、いろいろ工夫をするようになってきました。音楽会や講座などのイベントの他に閉館時間を遅らせたりとか。
美術館や博物館の敷居を低くするような事は、いい事だなーって思います。

特に美術館での音楽会は、何を聞けにいけばいいのかわからないような私にはぴったり。

投稿: あやこ | 2005/12/14 22:16

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