« 早起きなんだか何なんだか。 | トップページ | 今日は早慶戦。 »

2005/11/23

『天使と宇宙船』@創元SF文庫

フレドリック・ブラウンの短編集。先日、秋葉原の書店で見つけて懐かしくて思わず買ってしまった。最初に読んだのは高校生の頃だったと思うから今から24,5年前になるのか。
当時はアシモフやハインラインあたりのSFを片っ端から読んでいた。一冊読んで面白かったら、その作家の本を続けて読むって感じ。この本は『発狂した宇宙』『火星人ゴーホーム』の流れで読んだんだよね、確か。
読んだ時、さほど強い印象が残っていたわけじゃなかった。『発狂した宇宙』のような爽快感を感じたわけじゃなかったし。ところが!今読むとめちゃくちゃ面白いんだわ。あぁ、10代の私はまだ本当に若かったのねー。
とにかくストーリーが面白い。話のもっていき方というのかしらん。「読む」っていうよりは「手を引いて連れていかれてる」って感じ。映画を見ていて「やっぱ映画はまず脚本だわ」というのと同じ感覚。小説も筋の骨格がしっかりしてないとダメなんだねー。話の長短と小説としての面白さは別だとしみじみ。
中、短編の間に2ページのショート・ショートが入るって構成も新鮮で、そのどれもレベルが高いので全然あきない。そしてお気楽なハリウッド映画を見ているような気持ちよさ。
私が高校生の頃は、この手の短編集が文庫本で容易に手に入った。SFだけじゃなくて、アーウィン・ショウやサローヤン、サキ・・・。今はもう流行らないのかなぁ。ほとんどの本は今は手元にないのが本当におしい!なんだか強烈に読みたくなってきました。しっかりした短編こそ、大人の読み物じゃないですか。

|

« 早起きなんだか何なんだか。 | トップページ | 今日は早慶戦。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『天使と宇宙船』@創元SF文庫:

« 早起きなんだか何なんだか。 | トップページ | 今日は早慶戦。 »