ヨーロッパ退屈日記
前から気にはなっていたのだけれど、東京駅構内の書店に寄った時、思わず買ってしまったのは、伊丹十三の『ヨーロッパ退屈日記』。前回この本を読んだのは高校生の時だった。20年ぶりの再読となるわけ。「耳にバナナを詰めた紳士の話」も「正しいスパゲティの食べ方」の話も20年前と全く同じにココにあったので、うれしくなる。でも圧巻は「正しいスパゲティの茹で方」で、『アル・デンテ』という言葉はこの本から広まったと私は思っているのだけれど。
この本に書かれている事の半分は何だかよくわからず、いまだに「アーティショー」なるものを食べたことがない私は、あこがれのような気持ちを抱きつつ読みました。20年前と全く同じやん(笑)。
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コメント
私もあやこさんにつられて『よーろっぱ退屈日記』買ってしまいました。
実家の本棚にはあるかもしれないけど。
そうそう、『アル・デンテ』なんて知らなかったよね。
下手するとスパゲッティも差し水して茹でたりしてた。
投稿: きょうこ | 2005/04/05 00:15
>>下手するとスパゲッティも差し水して茹でたりしてた。
スパゲティも素麺も同じだったよね(笑)。トマトソース=トマトケチャップだったし。
「ママースパゲティ」だったかな、袋に入ったゆでうどんみたいなスパゲティもありました。これは絶対に、ハムとピーマンと玉ねぎと一緒に炒めてトマトケチャップで味付けするジャパニーズスタイルじゃないとダメ。←発想が焼きうどんなのね(^^)。
『ヨーロッパ退屈日記』を読んでいると、とても40年以上前に書かれたものだとは思えません。そのうちどっかの雑誌が『伊丹十三に学びたい』とかゆー特集を組みそうだ(笑)。
投稿: あやこ | 2005/04/05 23:01